i7-920とi7-870の比較

　　　
比較するPCのスペックをお知らせします
i7-870とi7-920のPCスペックを紹介します

まずは, i7-860搭載PC (レビュー用)
OS : Windows Vista Ultimate 32 SP2
CPU : Core i7 870 (B1)
M/B : MSI P55-GD80
GPU : Geforece 8400GS
HDD : HITACHI 500GB
Memory : DDR3-1066 1GB×3
Drive : IO-DATA Super Multi
　電源　 : 600W

続きまして, i7-920搭載PC
OS : Windows Vista Ultimate 32 SP2
CPU : Core i7 920 (D0)
M/B : MSI X58 Pro-E
GPU : Geforce GTX 285
HDD : HITACHI 500GB
Memory : DDR3-1066 2GB×3
Drive : LG DVD Super Multi
　電源　 : 650W

67人がこのレビューをCOOLしました！

コメント (6)

退会したユーザーさん

2009/10/27

まずは, i7-870とi7-920のアイドル時のcpu-zの状態を載せます.
後, i7以外のCPUの状態も比較したいので, Core 2 Duo T7200も載せています.
ちなみに画像の1枚目がi7-870, 2枚目がi7-920, 3枚目がT7200となっています.

i7-870のクロック数は, 2.93Ghz→1.20Ghz
i7-920のクロック数は, 2.67Ghz→1.60Ghz

この値から読み取れることは, i7-870の方がクロック数が大幅に下がり, 消費電力の少ないPCを組むことができるということです.

次回は, 負荷時のcpu-zを載せたいと思います.
退会したユーザーさん

2009/10/27

次に, i7-870とi7-920のアイドル時のcpu-zの状態を載せます.
後, i7以外のCPUの状態も比較したいので, Core 2 Duo T7200も載せています.
ちなみに画像の1枚目がi7-870, 2枚目がi7-920, 3枚目がT7200となっています.

i7-870のクロック数は, 2.93Ghz→3.21Ghz
i7-920のクロック数は, 2.67Ghz→2.81Ghz

i7-870のほうがクロック数が上がっていますね. 結果より, i7-870のほうが良い処理能力を持っていることがわかります.

では, 次回はSuper PIでベンチマークを測ってみたいと思います.
退会したユーザーさん

2009/10/27

今回は, 1/1000秒単位で計測できるSuper PI / modを使用してベンチマークを測ってみました.
今回使用したCPUも, i7-870. i7-920, Core 2 Duo T7200となっております.
i7-920は, 20回以上測定したのですが, プログラムが落ちてしまい測定することができませんでした.

結果は, i7-870のほうが全体的に数値が上回っています. よくネット上で比較される1Mで1秒以上差を広げているし. Turbo Boost Technologyでのクロックの差が利いているのではないかと考えられます.
しかし, 最初のほうは, i7-920も負けてはいない！ (よかったですｗ)

ハイエンドi7どうしたんだ!!! 性能が売りじゃなかったのか!?

では, 次回はCINEBENCH R10でベンチマーク比較をやってみたいと思います.
退会したユーザーさん

2009/10/27

3Dベンチマークソフトで定番なCINEBENCH R10を使用し, それぞれのCPUを比較してみました.
今回使用したCPUもi7-870, i7-920, Core2 T7200となっております.

結果は, やはりi7-870が圧倒的に差をつけて動作しています.
特に, マルチスレッドでは, 差が特に開いています.
今回の測定で, Core2 T7200は, i7-870のシングルコアぐらいの性能しか引き出せないこともわかりました. 逆を言うと, i7-870のシングルコアは, デュアルコアの性能を持っているということです.

今までのベンチマーク測定の結果などから, i7-870はとても性能の高いCPUだと言えます. 今まで私はベンチマークと言うものを計測したことがなく, 本などで情報を得ることしかしませんでした. 今回測定してみて, これから自作PCを組もうと思っているユーザーの方に特にお勧めしたいCPUだと思っています. もう, 私の友人には, 私がこのCore i7-870を紹介し, BTOで組んで買っている方も居られます. やはり, 消費電力が少ない点, Turbo Boost TechnologyでのクロックUP, 処理能力などがお勧めできる点だと思っています. クリエーターやゲーマーの方にもお勧めできると思っています. 私が使用して思ったのは, 発熱が少ないので, 省スペースPCにも向いていると思います.

レビューできる日数も少なくなってきましたが, 残りの日数精一杯レビューしていきたいと思います.

次回の予定は, CrystalMark 2004Rを使用し, ベンチマークを測りたいと思っています.
退会したユーザーさん

2009/10/28

たぶん, 今回のプレミアムレビュー最後になると思われるベンチマークを計測しました.
CrystalMark 2004R3を使用し, ベンチマークを測定!!!!

CrystalMark 2004 R3は, いろいろなベンチマークを計ることのできる優れものです.
しかし, このソフトは, 最大4論理CPUまでしか対応していないので, ちゃんと測定できていないかも知れません.
今回は, ALUとFPUの二つに絞り, レビューしていきたいと思います.

まず, CPU性能測定のALUとFPUについて少し紹介したいと思います.
ALUとは, 整数演算処理のことで, CPUがフルパワーで発揮するベンチマークです.
FPUとは, 浮動小数点演算処理のことで, CPUの性能に関するベンチマークです.

i7-870では, ALU:52775, FPU:56869と結果が出ました.
i7-920では, ALU:43127, FPU:47176と結果が出ました.
T7200では, ALU:17635, FPU:21029と結果が出ました.

あきらかにCPUの性能の違いがわかります.
i7-870とi7-920では, 約10000近く数値の差が出てしまいました.
測定した私も, 目を疑いました. 結果より, Turbo Boost TechnologyなどのクロックUPなどで, 数値の値に差が出たのではないかと考えられます.
退会したユーザーさん

2009/10/28

今回私は, プレミアムレビューで5つの測定結果をレビューさせていただきました.
cpu-zによるアイドル時と負荷時の考察, Super PI / modを使用したベンチマーク,　CINEBENCH R10を使用したベンチマーク, CrystalMark 2004R3を使用したベンチマークを書かせていただきました.

ほとんど, 初のベンチマーク測定です. 今まで, GPUのベンチマークは少しならやったことがあったのですが, CPUのベンチマークを測定するのは初めてでした.

今回感じたことは, i7-870はCore 2 Quadに代わる新世代のCPUになっていくのではないかと考えられます. i7-920は, ハイエンドのLGA1366なので, 一部のユーザーにしか使われないCPUになると思っています. しかし, i7-870は, LGA775に代わる長く使われていくM/Bに搭載されるCPUなので, これからメーカー製PCにも搭載され, 愛され続くでしょう.

これから, 自作PCを組む人, 場所をとらないスリムPCを組む人には, お勧めしたいCPUだと思っています. 今回私のレビュー記事を読んで頂いて, 自作PCを組むのに参考になれば, 良かったと思います. また, 今後もレビューを続けていければ, 良いと思っています.

最後となりましたが, 今回, Core i7-870のPremium Reviewのレビューを任せていただけた, zigsowおよびIntelの担当者様に感謝します.