MSIのネットブック。先行モデル"U100"の機能強化バージョン。
10.1型の液晶ディスプレイと打鍵しやすいキーボードをU100から引き継ぎ、
Bluetoothやメモリ倍増などのスペックの底上げが行われた結果、
通常のノートパソコンと遜色ない操作性を実現した。
[購入経緯]
モバイル用パソコンとして購入しました。ASUSのEeePCが発売されてからネットブックというものには注目していたのですが、どれもパソコンとして使うにはイマイチなものばかりで、なかなか購入に踏み切れませんでした。
そこに登場したのが本製品です。競合モデルに比べて入手性と価格に難点はありましたが、打ちやすいキーボードに大きな画面、そしてネットブックの制限(※1)を超える2GBの内蔵メモリという魅力に打ち勝てず、予約開始日当日に店舗へ突撃しました。
[使用感]
Atomプロセッサ搭載モデルであるため、通常のノートパソコンと比べると圧倒的に遅いようです。しかし、文章作成やインターネット閲覧などは全く問題なく処理してくれます。自宅にメインのデスクトップがある私の場合、思い処理は自宅のメイン機で行いますので、処理性能の低さは全く問題になりませんでした。
[故障]
保証期間内にタッチパッドが壊れて修理に出したことがあります。保証期間内の自然故障だったため修理費用は無料でしたが、メーカーまでの送料は負担しました。タッチパッドは壊れてしまうと、捜査に重大な影響を及ぼすので耐久性に難があるのは少し怖いですね。
[HDD→SSD]
zigsowのプレミアムレビューのおかげで、システムドライブを高速なIntel製SSDに換装することが出来ました。SSDに換装してWindowsの起動・終了がびっくりするぐらい高速に、しかも振動にも強くなっちゃいました。本当にモバイルパソコンはSSDが最適ですね。
ちなみに細かいことはSSDのレビューに掲載しています。Windシリーズはマイナーですが、ぜひご覧ください。
→MSI公式製品情報ページ
~おまけ?~
[社会人としてMSIは常識]
パソコンを自作したことのある人なら多くの人が知っているMSIですが、最近のネットブック人気により一般に知られる企業になりつつあるようです。以前、社会人としての経済常識を測る「日経TEST」を受験したことがあるのですが、問題に堂々とMSIが出てきていました。
ネットブックの普及を時事として捉えて出題された問題だったようなのですが、その問題だけは即答させて頂きましたよ。ちなみに問題を簡単に述べると……
問.次のうち台湾の企業でないものを選べ。
1.ASUS
2.Lenovo
3.Acer
4.MSI
わかりますよねw
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購入金額
69,800円
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購入日
2008年10月06日
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購入場所
ツクモ
チョロさん
2009/09/16
この製品はMSI製ネットブックWindNetBookシリーズの2代目にあたりまして、初代にU100(無印)があります。この初代が出荷トラブルで予約後全く音沙汰がないなど大変な出来事になりました。どの販売店も入荷未定で在庫を有するショップもプレミアをつけて販売している始末でした。私も色々手を尽くしたのですが、手に入れることが出来ずに悔しい思いをしていました。
そしてこの2代目が初代のトラブルが解決する前に発表されました。初代+1万円でBluetoothや大容量バッテリなどで機能強化されるとあって、予約申し込みの殺到が予想されました。予約開始は2008/10/01正午からであったと記憶しているのですが、平日の昼間から予約に行けるはずもありません。本当は午後はサボって秋葉原に行こうと思ってたのですが、良心が痛んだので止めました。夕方になってから向かいましたが、内心諦めていました。すでに予約は閉め切られているだろうと。実際、現地ではなかなか予約受付しているところを発見できませんでした。最後に(旧)ツクモに行くかとふらっと立ち寄り、店員さんに聞いてみました。
「予約してますか?」。「まだ連絡が何もないんですよ」。終わった。
そう思った瞬間、「さっき、連絡入りました」と奥から違う店員さんの声。少々興奮しながらも予約の受付をしてもらいました。予約作業してもらった店員さんによると、昼から数件の問い合わせを受けたそうですが、予定がわからず断っていたとのこと。良心通りに行動したおかげで無事に変えたと思うと少し運命的なものを感じました。
え、落ちがない?これで終わりですよ。
落ちといえば、さっき連絡が入ったはずなのに予約番号が2番(だと思われる数字)でした。中の人がすかさず確保?したのかな。