レビューメディア「ジグソー」

はじめての高級イヤホン

このATH-CK10はバランスド・アーマチュア型と呼ばれる方式で音を鳴らすイヤホンです。
バランスド・アーマチュアとは一般的に言われるダイナミック型とは違いコイルが稼働せず鉄片が稼働し
振動板へ伝える仕組みとなっています。
詳しい説明はここで
この方式のメリットは
・小型特化
・中~高音域の解析度が高い
・音の変化や出力に敏感
逆にデメリットは
・価格が高い
・許容電力が低い
・レンジが狭い
・低音域が弱点
という特徴があります。
ただし今のイヤホンはレンジの狭さを超小型なことを利用し複数の特定音域に特化させたユニットを複数乗せることで改善する方法が採られていたり。
そもそも低音域はイヤホンではダイナミック型もバランスド・アーマチュア型も苦手でそこまで変わらない。

それで本機では、このバランスド・アーマチュア型のメリットを特化させた特徴を持っています。
まず小型で発売当時2ユニット型で世界最小だったりとすごく薄いです。
つぎに中~高音域ですが、オーディオテクニカの十八番の高音域がものすごくいいです。
もうきらきら感がすごいです。とくにサ行が自重せず耳に刺さりかなりキンキンな感じです。
細やかさも本当に素晴らしいものです。
際物ではありますが、「さすがオーテク」っていうぐらい秀品です。
逆に低音は飾り、低音なんてなかったってぐらい弱いです。
一応出てないことはないのですが、圧倒的に量が不足しています。
なにせ、だいたいの2ユニットのものが低音特化のユニットと中~高音ユニットが一般的なのに
低~中音域のユニットと高音特化のユニットとの組み合わせで完璧な高音域特化型イヤホンです。

音の出力もかなり感度がよくipod touchの最低音量でも十分すぎるほど音が出ます。
どのぐらいすごいかというとPSPの音量を0にしても音が聞こえるほどの感度と出力効率です。
デザインもすごくスタイリッシュで青で決めてるところがカッコイイと思います。

ただしこの素晴らしイヤホンにも本当に難点が1つだけあり、それは非常に付け根が弱いところです。
大体1年で断線してしまいました。
2年保証はありますが、やはり鳴り切った後のユニットがいいのでそこだけ残念、出来ればケーブルが取り外しできるものが出来れば一番いいのに・・・。

とにかく高音が大好きな人、クラシックなど繊細なものをよく聞く方にお勧めします。
逆に低音が好きな方、ライブやロック系のものをよく聞く方は別なイヤホンをお勧めします。
  • 購入金額

    20,000円

  • 購入日

    2009年12月頃

  • 購入場所

    amazon.co.jp

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