SSD導入にあたり、SATA3.0仕様のRampageIIIExtremeとClassified3の2つのマザがあり、通常の流れならCrucial RealSSD C300なんだと思うんですが、ちょうどINTEL SSDの価格改定があり、かなり値ごろ感が出てきたこともあり、X25-Mを追加でもう一台購入しました。
以下、僕的にSSD購入のポイントを記載します。
・コストパフォーマンス
先ほども書きましたが、価格改定があり、このSSDの値段がかなり下がり15000円以下で購入できる店も出てきました。
・耐久性・信頼度
X25-Mは、あらゆるサイトでレビューが紹介され、INTEL配布の付属ソフトウェアの充実ぶり、Windows7への最適化など、あらゆる面で信頼度は折り紙つきだと思います。
また、速度低下、トラブルなどの噂をそれほど多くは目にしません。
・スピード
OSの起動、各ソフトウェアの体感速度に影響するランダムアクセス性能は、今でもトップクラスの性能を誇っているのは間違いないでしょう。それを今回は、個人的に避けていたRAID0にて、運用してみようと考えました。
・容量
さらに、今回大きなポイントになったのはディスク容量でした。
僕はPCでゲームを結構遊びます。いまどきのPCゲームは平気で10G超の容量があったりするので、80GB一本だと数本ゲームを入れたらもう容量が溢れてしまいます。Crucial RealSSD C300も候補にあがったのですが、120GBは安いとはいえまだ25000円代。
ならば15000円でこれを追加して、RAID0にして160GBにすればゲームを数十本入れても問題はなくなると考えました。
これらが今回購入の決め手となったポイントでした。
SATA3.0対応SSDは来年から種類が出てくるそうなので、またその時に入手してみたいと思います。
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[ 検証時のパーツ構成 ]
CPU:Core i7-980X Extreme Edition
CPUクーラー:MegaShadow
FAN:ULTRA KAZE3000rpm&三洋電気 F-12PWM
M/B :ASUS RAMPAGE III EXTREME
メモリ:SMD-6G88NP-16F[HYPER]-T
ビデオカード:ASUS MATRIX 5870
SSD:Intel X25-M SSDSA2MH080G2R5
サウンドCREATIVE SOUND BLASTER X-Fi Xtream Gamer
光学ドライブ:LG電子 BDドライブ CGW-H20
電源:ENERMAX ERV1020EWT
ケース:SilverStone RAVEN2
OS:Microsoft Windows 7 Pro 64bit
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INTEL X25-MをRAID0構成で使用します。
ウインドウズ7の場合、XPよりもRAID0の導入は簡単です。
僕はICH10RのソフトウェアRAIDでRAID0を構築しました。
RAIDカードで速度を出したいのであれば、数万から数十万程度のRAID専用カードが必要になります。
ただ、そこまでしなくて一般ユーザーが使う分にはこれでも十分すぎるくらい速いと前置きしておきます。
BIOSで「SATA Configuration」に入り「Configuration SATA」の設定を「RAID」にして起動。
あとはRAID BIOSに入り、RAID 0に設定すれば、RAIDアレイの構築は終了です。
僕はストライプサイズを128KBに設定しました。
RAIDアレイが構築できたらあとはここで生成されたVolume0にWindowsOSをインストールするだけです。
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■速度について
シングル時
RAID0時
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こうして改めてRAID0にして触ってみると、その速さはあらゆる所で体感できると思います。
PCの速度アップを手っ取り早く体感するならやっぱりSSDに換装することが誰にでもわかる一番簡単な方法だと思います。
RAIDのリスクというのはもちろんありますが、僕の経験上ではSSDのRAID0はHDDのRAID0よりも安定しているかと思います。
理由としてはHDDは駆動部があり、スピンアップしてから起動というプロセスを通るので物理的な障害が起こりやすいのですが、SSDにはそれがありません。駆動部がないので物理的に障害がおこる可能性が低いからだと勝手に推測しています。
コストパフォーマンス、スピード、容量などどれをとっても入門用としてもお勧めできるSSDだと思います。
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購入金額
14,800円
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購入日
2010年11月09日
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購入場所
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