普段はAntecのSOLOシリーズのように、比較的コンパクトで静音性もそこそこというケースをよく買うのですが、ゲーミングPC用のケースというのはその中で異例といえます。
ゲーミングPC用ということで、ケースの容積も大きく、ドライブベイの数も多数あるため、拡張性という部分では文句ありません。
CoolerMaster製のケースとしては内部が黒く塗られているのは珍しいそうですが、これによりスチールケースの安っぽさがいくらか解消している面はあるのでしょう。ただ、実用上の意味はそれほど感じられません。
いわゆるLAN Partyを想定しているため、ケース上部に持ち運び用のハンドルがある辺りが面白いところですね。
個人的にどうもゲーミングケースに馴染めない大きな理由として、無駄なデザイン上のギミックがあります。このモデルもサイドパネルの窓から赤いイルミネーションが見えるようになっているのですが、このような仕掛けはどうも無駄にしか見えないのです。別にケースを見ながらPCを使うわけではありませんしね。
ケーブルをパネル下に通すようにレイアウトしているという点については、一長一短あると思いますので、敢えてマイナスとは思いません。
総じて無駄なギミック以外に弱点らしい部分はないのですが、普段の価格で敢えて買う気になるかというと難しいですね。今回の購入価格で考えれば素晴らしいコストパフォーマンスであり、全く文句はありません。
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購入金額
2,700円
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購入日
2012年03月08日
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購入場所
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