サイズ扱いだけどついてるロゴは紛れも無くAeroCool。
ブラケットにつけるタイプのファン。
排気ブロアーファンだけの製品は他社からも出ているが、更に角度を調整可能な通常のファンを搭載した2連モデル。
PCIスロットにさせる形状の板がついており、しっかりと固定できるが、最近多いPCIex*1スロット等には挿せないので注意。PCIex16スロットにはささったが。
まあブラケット側の固定だけでよければ、マザー側のスロットが無くても装着可能だろう。
また、本体自体は1スロットサイズに収まるが、ファンを斜めにしたりすると一部上下のスロットに干渉する。
ブラケットの外側には回転数制御ツマミがあり、2つのファンを一括で調整する。
個別に強くしたりはできないが大した問題じゃない。調整の幅は広く、最低回転数ならほとんどきにならない音なのだが、最大にするとプレスコットのリテールファンどころじゃない大音量になる。当然風量も増えるのだが、さすがに爆音すぎる。シンプルな構造のためか、他のファンコンに接続しても使える。
この同じAeroCool製ドシンプルファンコンF4XTに接続したが、こちらのほうがケース前面から操作できるのでラクだった。
ちなみにAeroCoolロゴ近辺に赤いLEDが1個ついており、光るファンほどじゃないが光物要素もあり。
あくまで外部のファンなので、グラボの冷却には思ったほどの効果が無い場合もあるよう。特に吹きつけ役のファンはこのユニット自体が長い分、グラボの中心からずれる場合も多い。
私はあまりにファンの高音が耳障りな上に異音が出てきたParheliaの冷却に使用。
Parhelia対応の交換クーラーがほぼ入手できなく、ヘタな改造でつぶすと代用品の用意が面倒なので、純正のファンを外して汎用小型ヒートシンクを純正ヒートシンクの上に増設するというカンタン改造をして、このPC AIRCONの吹きつけ用ファンを角度調整して直撃するようにして冷却するという色々と強引な方法に。
ただヒートシンクと吹きつけ用ファンが離れているのもあり、夏場の高温時は風量を中くらいまでにしないと危険な温度になる。まあParhelia純正の高音に比べればマシなのだが。冬場は低回転ゆるゆるでOK。
結局夏場の騒音を下げる&安定性上昇のためにはヒートシンクの変更か、更なるファン増設が必要になるわけだけどそこまで行くとPC AIRCONと最早関係ない別のお話。
ファンが壊れたグラボの冷却はさすがに厳しいが、ファンレスのグラボの補助冷却、内部に熱をばら撒くタイプのグラボの排気など補助冷却にはいい感じ。普段はうるさくない程度の回転数でゆるゆる回せばいいし、いざとなったら回転数を上げて強制冷却もできる。ただし用途や場面を選ぶアイテムなのは間違いないかと。
12/01/22写真追加&一部差し替え
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購入金額
2,500円
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購入日
2010年06月頃
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購入場所
PC DEPOT
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