HDDは既にSCSIまたはアイ・オー・データ機器のUltraATAインターフェースボード(UIDE-xxシリーズ)に接続していたため、こちらの速度は十分実用レベルに達していたのですが、光学ドライブは内蔵のIDE端子に接続することが多く、CDから読み出してオン・ザ・フライなどという焼き方にはまず耐えられませんでした。
当時CD-RとしてはTEAC CD-R58Sを採用したSCSI接続の外付け型である、アイ・オー・データ機器製CDR-TX824を使っていましたが、これの主な用途はオーディオCDの編集でした。それと組み合わせるための読み出しドライブとして用意したのが、このPX-40TSiでした。他にもTEAC CD-532SやPlextor PX-32TSwなども使っていましたが、メイン機と組み合わせて使っていたのがこのPX-40TSiだったのです。
当時としてはかなり割高な製品だっただけのことはあり、読み出しの精度や速度はさすがに安定していました。ただ、妙に物々しいメカ音を発していたように思いますが。
これ以降はSCSI接続のCD-ROMは買うことはなく、DVD-ROMのドライブへと移行していくことになります。このドライブもDVD-ROMドライブ(Pioneer DVD-303S)へと交換された後は、殆ど出番をなくしてしまいました。まだ保管していますが、今でも動くかどうかはわかりません。
これ以降光学ドライブはますます高性能化・低価格化が進んでいきますが、これ程手間とコストをかけて作られた製品はもう出なかったように思います。その意味で印象深い一台です。
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
リンさん
2013/04/15
この頃のプレクスターは人気でしたよね。
私も大好きでした。
SCSIでオンザフライもしましたよー。
jive9821さん
2013/04/15
この頃のPlextorといえば、とにかく「高い」という印象でした。私も当初は買えなかったので、ジャンクで買ってきたTEAC CD-532Sを叩き直して使っていました。今残っているのは製造が止まった後に買った品でしたので…。
この世代の製品もまだある程度残っていますので、そのうち他の製品も掲載したいと思っています。