一昨年からお店の前の舗道下に配されている水道管の取り替え工事が数回に渡り行われました。
最初に仮の水道管を埋設し、各戸にそれからの給水を確立した後、本管を撤去、交換。
一通りの作業が終了してから、次は本管から各戸への給水を確立して、仮の水道管を撤去。
その度に舗道のブロックを掘り起こし、アスファルトで埋め直しが行われます。
インターロッキングと呼ばれる石材を敷き詰めた舗道なのですが、モルタルや接着剤を使わず
敷き詰めた後に土砂を封入する工法のようで、浸透した雨水が土中の土砂を流すことがあり
土中で上下に位置を変えている水道管の角度により、微妙な凹みが生じてしまいます。
工事担当者の方に その旨を伝えると、次の工法では、その心配はかなり解消されるとのこと。
土の上に土砂を敷き詰め、その上に透水シートなる樹脂系のモノを敷き詰めてから
再び土砂を敷き詰め、その上に「スポンジのように」吸水性のある新型ブロックを敷き詰めることに
よって、一定量の雨はブロックが吸い込み、それを上回った分だけブロックの上に出てきます。
多量の雨水が土中に流れ込むことを防げるので、将来の陥没事故、自転車の通り道に発生する
凹みを防ぐことが出来るのだそうです。
均一に敷かれた茶色い土の下に 白いシートが敷き詰められております。 下図
3色用意されているブロックの配置は、担当者のセンスで決まります。
2年後3年後が楽しみ
スニーカーの中にも水が入ってしまう1センチ強の水たまりが発生していた舗道ですが
補修後の様子 降り出し ポツポツと 丸い雨染みが出来ます
数時間雨が降り続いた後も、水たまりは発生しません。 スゴイ。
カメラの向きを変えます。 こちらは雨水にプラスして樋から出てくる水が加わりますので
ブロックはそれを吸水しきれていない様子が伺えます。
それでも それが1メートルを越えて広がることはありません。
台風時の豪雨のときは 流石に舗道全体が水で覆われてしまうでしょうが
これまでのそれとは比較になりません。
これを自分の持ち物として登録するには無理があることは承知しておりますが
私が支払っている税金の使い道のヒトツとして、水道管の保守管理 舗道の保守管理もと考えて
そして、見えないところで新しい技術が私達の暮らしを支え、変えてくれているのだということを
お知らせしたく登録させてもらいました。
朝夕に多くの歩行者、通学の自転車が往来するこの舗道ですので
2年後3年後の変化を見守りたいと思っております。
工事で使われたシートと、全く同じ製品かどうかはわかりませんが、Amazonに似た製品が
見つかりましたので、そちらをリンク先に設定しております。
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購入金額
0円
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購入日
2025年03月頃
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購入場所







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