ペダントリーまみれで、黒死館へのオマージュ色がかなり強いものの、ワントリックではいかないあたりに、作者の心意気が感じられます。
難解ではありませんが、奇想天外です。
ちょっと色々と突っ込みどころ満載で、まるで戯言シリーズのハード言語(?)版みたいな感じで、好みが大幅に分かれる事間違いなし。
人によっては絶対に納得できない終わり方だと思います。
僕はむしろかなりやられたーって感じでしたねー。
これを麻耶雄嵩が書いたとき弱冠21歳だったという事実。
ぞっとしますね、コレは。
まさに天才が書いた本だと思います。
デビュー作でこのレベルっていうのもまた恐ろしい。
夏冬も凄かったですが、これもまた凄い。
って事で、奇書マニアさんにお勧めです。
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購入金額
770円
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購入日
2009年04月26日
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購入場所
アマゾン
Deep Impactさん
2009/04/26
Arc Cosineさん
2009/04/27
ぜひ、連休中のお供に!