サイドパネルにはファンなどなく、厚いスチールの内側には共振防止の為か樹脂のプレートが貼ってある。もちろん作業時開けることが多い向かって左側だけではなく、裏側配線の時開ける程度の右側パネルもだ。
前面に吸気部は存在せず、フロントからの吸気はサイドと底部の最前部のスリットから行う。
フロントパネルを開けたところに92mm経のファンを二つ搭載できるが上記の様に大きくフロントの開口部が無いので、あまりファンの音が漏れない。
3.5インチベイにはシリコングロメットを通してネジでHDDを固定することが出来、HDDの振動を全く伝えずまたケースの振動もHDDに伝えない完璧な状態でHDDを設置することが出来る。
トレイに装着してケースのスロットに挿入するので、ケースへ着脱は容易だ。
…
ここまで静音性等について褒めちぎっていたが、もちろん問題点も多い。
まずは静音ケースに必ず付いてくるといっても過言でない、熱問題。
92mmファンを二機設置出来るのはいいがいかんせん開口部が狭いせいか、HDDはそこそこ冷やせたとしてもグラフィックボード等増設ボード系へ新鮮な空気が行かない。
CPUの温度はCPUクーラーの性能が良い所為か問題ないが、過去搭載してきたGTS250 HD3870 GTX260では80,90度に達することは当たり前である。
よほど吸気が間に合っていないのか、PCIの空きスロットをステーを抜いて開放するとそこからガンガン空気を吸っている有様であった。
このケースにそれらの"大人しくない"グラフィックボードを入れる方がおかしいのかもしれないが…
現在は温度に耐え切れず応急措置としてサイドパネルを開放しサイドファンを緊急配備している有様だが、相変わらず温度は落ちずパターン赤、高熱状態である。
グラフィックボード関連で言うと、奥行きが短い所為で25cmを超える拡張ボードが挿せない点も問題だ。
またケースが狭いので、マザーボードを取り外さないと電源ユニットが取り外せない CPUファンはマザーに付けてからケースに入れる CPU電源補助の4ピンが非常に挿しづらい などなど、私からすれば買ったPCケースはこれが初めてなのでなんとも言えないが、普通出来ることがしづらい出来ないという不便なケースらしい。
初めての自作PCで使っているケースなので非常に愛着があるのだが、SOLOの良さを全く生かせてないところが残念だ。
現行構成を1000円で買ったAntec NineHundred Twoに移行する事を決めているので、出来ればローボルテージ星の構成の様な省電力で低発熱な構成を入れてあげて、SOLOを末永く生かしてあげたいと思っている。
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購入金額
10,000円
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購入日
2008年04月頃
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購入場所
通販 不明
退会したユーザーさん
2011/07/23
アチチになると、こうするしかないんですよね。
でも、その情熱がCOOLっす!
miraさん
2011/07/25
コメント返し遅くなりました。すいません。
そうですねー。
実際サイドパネル開けるだけではあまりかわらず、ファンをつけると2-3度落ちる感じでしたから、応急措置するならこれ位しないとって感じだったんですよね。
ネイエフさん
2011/08/02
ハイエンド環境には不向きですけど
やはりその静音性はすばらしいと思います
欲を出さなければすばらしいケースですね
miraさん
2011/08/02
そうですね、一回り大きいAntecのNINE HUNDRED TWOと比較しても同じかより重い位ですからね。
用途に沿っていれば、かなり優秀な物だと思います。
値段も一万以内で買えるので、手が出しやすいですしね。
Manyaさん
2011/08/02
静音指向の私も一度は購入検討したケースです。
ローボルテージ星は正にうってつけのケースですね!
miraさん
2011/08/03
おぉ、静音志向では外せないミドルタワーですからね!
>ローボルテージ
そうなんですよ。
ローボルテージに応募するとき、このケース使った最低限のファンで無音レベルなマシンをってコンセプトで出したりしてまして。
今度無理をさせない構成を突っ込んでやりたいですね。