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OCすればCore i7-975EEもかもれます!

Core i7-920のD-0ステップ品です。発売当時にCore i7-920(C-0)から買い換えました。
今でも現役でOCで4.2GHz(1.361V,TBon)でベンチマーク専用PCで常用しています。

sSPECはインテルのCPU登録イベントの関係で選択不可能?でSLBCHとなっていますが、所有しているのはD-0ですのでSLBEJとなります。


●性能
3DベンチマークについてはGPUの紹介のほうで載せていますので、そちらを見ていただくことにしてπ焼きのスコアを紹介します。

Super-PI MODの104万桁のスコアは4.2GHzでは「9.921秒」
10秒きることが出来ます。 一昔前では難関とされていた10秒切りも余裕です。


●D-0ステップのOC耐性について
自分の使用していたC-0はOCでは3.8GHz止まりでしたので0.4GHzも向上したことになります。
(もちろん個体差もありますので必ず同じ結果になるとは限りません。)

D-0のCore i7-920を2個ほどためした感じではOCの傾向として「1.280Vなら3.8GHz、1.360Vで4.2GHz」といった感じです。空冷では廃熱に限界がありますので4.2GHzあたりまでかなと思います。


●発熱について
定格動作のアイドル時でも100W以上のため全体的に発熱は多いです。Core i7-800シリーズに唯一負けている部分と言えると思います。

OCすると発熱は大幅に増えて暖房状態になりますので夏場の使用は厳しいです。
冬は全快OC、夏場は控えめにと設定を使い分ける必要有りです。


●感想
後継モデルのCore i7-930の登場でディスコン(製造または出荷終了)となったようですが、OCすればCore i7-975EEもかもれます。

3.8GHz以上にOCする場合は消費電力と発熱が一気に増えますので、ハイエンド向けサイドフローCPUクーラーや高出力な電源などは必須です。

空冷限界値はどのグレードでも4.2GHzあたりですので上位モデルを購入する意味はほとんど無いと個人的には考えています。Core i7の4コアシリーズ中一押しのCPUです。
  • 購入金額

    29,300円

  • 購入日

    2009年05月頃

  • 購入場所

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