この度は"第2世代インテルCore i7プロセッサー2700K新発売記念 ジグソー速攻レビュー!"プレミアムレビューの機会を賜りまして、誠にありがとうございます。
zigsow株式会社様、インテル株式会社様、アスース・ジャパン株式会社様には、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
さて、今回の課題ですが、プレミアムレビュー対象のパーツ(Intel Core i7-2700K、Intel SSD 510 120GB、ASUS P8Z68-V PRO/GEN3)を用いてPCを組み立てた後、Intel Core i7-2700Kのグラフィック機能に対応したソフトを使って、その性能、使用感についてレビューをするというものになります。
パーツが3つに分かれて登録されているので、今回は内容を"PC組立編"、"ベンチマーク編"、"アプリケーション編"の3部に分け、各パーツの紹介の後、それぞれの項目についてレビューしたいと思います。("PC組立編"をマザーボード、"ベンチマーク編"をSSD、"アプリケーション編"をCPUのページで紹介します)
それでは、早速、SSDの紹介と"ベンチマーク編"を始めたいと思います。
まず初めに、簡単にSSDの紹介をしたいと思います。
今回レビュー対象となったIntel製のSSD「Intel SSD 510 120GB」は、2011年2月に発売されたMLC NANDフラッシュメモリ採用のSSDになります。
接続インターフェースは、SATA6.0Gb/sに対応、且つ公称値では最大400MB/sの連続読み出し速度、最大210MB/s の連続書き込み速度を実現しています。
これは、SATA3.0Gb/sへの対応、且つ公称値では最大270MB/sの連続読み出し速度、最大220MB/sの連続書き込み速度に留まるIntel SSD 320シリーズと比較した場合、読み出し速度では約1.5倍近く高速になります。(120GBモデルの書き込み速度は、残念ながら320シリーズの600GBモデルに劣るようです。。)
実測値に関しては、後程、調査してみたいと思います。
【技術仕様】*Intelのサイトより転載
モデル名: インテルSolid-State Drive 510シリーズ
ディスク容量: 120GB
NAND型フラッシュ・コンポーネント: 34nmインテルNAND型フラッシュメモリーマルチレベル・セル(MLC)演算品質コンポーネント
帯域幅: 持続的な連続読み出し: 最大400MB/s、持続的な連続書き込み: 最大210MB/s
読み出し遅延時間: 65マイクロ秒
書き込み遅延時間: 80マイクロ秒
ランダムIOPS(I/O Operations Per Second): ランダム4KB読み出し: 最大20,000IOPS、ランダム4KB書き込み: 最大8,000IOPS
インターフェイス: SATA6.0Gb/s、SATA3.0Gb/s、SATA1.5Gb/s対応
フォームファクター: 2.5インチ
高さ: 9.5mm
重さ: 80g
製品寿命: 平均故障間隔(MTBF): 120万時間
消費電力: 動作時: 標準380mW
消費電力: アイドル時: 標準100mW
動作時の耐衝撃性: 1,500G/0.5ms
動作温度: 0°C ~ 70°C
規格への対応: SATA Revision 2.6対応。SATA 3.0Gb/s(ネイティブ・コマンド・キューイング対応)とSATA 1.5 Gb/sのインターフェイス速度に対応。
RoHSへの対応: EU RoHS指令の要件に適合
製品の健康状態のモニタリング: インテルR Data Migration Software、インテルR Solid-State Driveツールボックス、自己診断機能「S.M.A.R.T.」のコマンド
更に詳細をお知りになりたい方は、こちらのIntelのサイトをご覧ください。
【パッケージ①】
インテルのカンパニーカラーである青を基調としたパッケージ。
今回はリテール品なので、しっかりとしたパッケージになっています。
【パッケージ②】
箱を開けたところ。
SSDとご対面!
【本体 - 表面】
黄金色に輝く本体。
320シリーズと比べて、高級感があります。(上位機種だから?笑)
【本体 - 裏面】
【付属品①】
左側上段から、マウントアダプター×1、PCケース取付用ネジ×5、マウントアダプター取付用ネジ×5、SATA6.0Gb/sケーブル×1、電源用ケーブル×1が同梱されています。
【付属品②】
上側から、注意書き×1、サポートCD×1、ステッカー×1が同梱されています。
<ベンチマーク>
今回、ベンチマークを測定するにあたって、CPUは「Intel Core i7-2600K」と、SSDは「Intel SSD 320 600GB」と比較しながら進めようと思います。
比較に使用するPCは、コチラ。
【PC1 - 今回構築したPCの環境】
OS: Microsoft Windows 7 Ultimate 64bit SP1
CPU: Intel Core i7-2700K
M/B: ASUSTek P8Z68-V PRO/GEN3
Memory: CORSAIR PC12800 DDR3 1600MH 16GB (4GB×4)
SSD: Intel SSD 510 120GB
HDD: HGST HDT721010SLA360 1TB
Optical Drive: PIONEER BDR-206JBK
Graphic: Intel HD Graphics 3000 (On Board)
PC Case: CORSAIR Obsidian CC650DW-1
Power Unit: CORSAIR CMPSU-850AXJP
【PC2 - 比較用に使用するPCの環境】
OS: Microsoft Windows 7 Ultimate 64bit SP1
CPU: Intel Core i7-2600K
M/B: ASUSTek P8Z68-V
Memory: KINGSTON PC10600 DDR3 1333MH 16GB (4GB×4)
SSD: Intel SSD 320 600GB
HDD: HGST HDS723020BLA642 2TB
Optical Drive: LG Electronics GH24NS70
Graphic: nVIDIA GeForce GTX 560 Ti
PC Case: COOLER MASTER CM690ⅡPlus RC-692-KKN1
Power Unit: Scythe GOURIKI3-700A
又、比較に使用するソフトは、以下の通り。
- Windows Experience Index
- CrystalDiskMark Nano Pico Edition
- CINEBENCH RELEASE 11.5
- FINAL FANTASY XIV OFFICIAL BENCHMARK
【PC1】
【PC2】
Windows Experience Indexでは、Processor、Primary hard disk共に、「Intel Core i7-2700K」と「Intel SSD 510 120GB」の値が0.1上回っています。
【PC1】
【PC2】
シーケンシャルリード/ライトの速度測定では、両モデル共に公称値で掲げられている数値が出ています。
若干ですが、やはり書き込みは「Intel SSD 320 600GB」の方が早い模様。
【PC1】
【PC2】
CPUのスコアは、やはり「Intel Core i7-2700K」を搭載したPC1が上回っています。
OpenGLの値を見ると、やはりOn Boardのグラフィックではきついですね。
「nVIDIA GeForce GTX 560 Ti」を搭載したPC2に大きく水をあけられています。
【PC1】
【PC2】
まぁ、予想通りの結果です。
3Dを駆使したこの手のゲームの場合、やはりOn Boardのグラフィックでは相当きついですね。(苦笑)
まず、「Intel SSD 510 120GB」ですが、素晴らしい製品ですね。
コストパフォーマンスも良いですし、HDDとは比べ物にならないくらい快適!(違いが体感的に分かるくらい早いし、カリカリ音はしないし)
Intel製ということで安心感もありますし、乗り換えを考えている方には、この製品は本当にお勧めです!
次に、CPUの性能ですが、「Intel Core i7-2700K」は「Intel Core i7-2600K」から着実に進化していますね。
スコア的にも、きちんと差が出ています。
ただ、「Intel Core i7-2600K」から買い替える程かと言われると、そこまでではないかと。
「Intel Core i7-2600K」との違いはクロック周波数が100MHz上がったことくらいで、体感的には変わらないですし。(^^;
ちなみに、個人的に気になっている第2世代のプロセッサーに内蔵されたクイックシンクビデオの性能ですが、対応しているアプリケーションを使用して、アプリケーション編でレビューしてみたいと思います。
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