★★★ SILKYPIX Developer Studio Pro5でRAW現像を行ってみた感想★★★
今回初めてSILKYPIXを使ってみましたが、とてもわかりやすく使いやすいソフトでした。なんとなくスライダーを動かしているだけで、初めて触った人でも結果をみればどのような効果があるのかがわかりますので、まずいろいろ両極端にスライダーを動かしてみて、それでもわからない時は項目の上にマウスをかざすと出てくる「i」マークを押して解説を読み理解しました。
とにかく、
●とてもクリアで解像感のある写真になる！
●このソフトで開くだけで、ちょうどいい具合に既にノイズがスーっとなくなっている！
●初めてでもわかりやすく使いやすい！
といった印象です☆
★★★写真がどう変わったか？ HDR機能やノイズリダクション機能等★★★
とても今風の絵作りに感じました。とてもクリアで1枚ベールをはいだような解像感のある写真になり、古いカメラ（ボディ）で撮った写真でもこのソフトで現像すると最新機種のようなクリアな雰囲気になりました！
ただ絵作りの傾向としては、最近のコンパクトデジカメ風というか・・悪く言えば塗り絵風・超緻密なベクターデータ風かな？といった印象を受けました。それはノイズ除去を強くして等倍で見るとそう感じます。Lightroomも所有しているのですが、Lightroomは極端な言い方をすれば砂絵から砂をはらってノイズ除去をしているといった印象です。極端に高isoで暗所を撮影したノイズまみれのデータをシルキーでノイズ除去しようとすると、かなりベターっと潰れてしまいました。Lightroomであればその辺りはザラツキを粒子感風に残して輪郭を綺麗に出すことが出来るように思います。ただ逆にLightroomで低isoのデータの解像感をだそうとすると粉っぽい写真になりやすいように思うので、その辺りは合う被写体・状況で使い分けたいなぁと思いました。
HDRは、どうも強烈なCGのような効果になるイメージがありましたが、露出補正と一緒に使う事で白とび・黒つぶれを楽に救ってくれるといった面もありました。極端にスライダーを動かすと面白い写真にもなって楽しい機能でした。又このHDRのボタンの裏メニュー？に「覆い焼き」という項目があり、微妙にHDRとは効果は違いますが、こちらもと露出補正の組み合わせで白とび・黒つぶれを救い出しやすかったです。（動画にも載せています）
ただ欲を言えば、明・暗の2本のスライダーでHDRの微調整が出来るともっといいのになと思いました。
ノイズリダクションはとても優秀で驚きました！このソフトで開いた時点で自動的に除去されるのですが、大きなカラーノイズがスーッと綺麗になっていくのが見えると感動しました。ただ上に書いたように、極端に暗所で高isoで撮影したデータのノイズ除去となるとちょっとベタっとしやすくなる気がします。ノイズを残した形で現像しても、粒子が大きいというか・・あまり綺麗に輪郭が出ませんでした。ただそういった状況の写真は通常の撮影ではまず少ないかと思いますので、そこまで気にしなくてもいいのかもしれませんね。
またノイズ除去の相反するセットとなるのがシャープネスだと思いますが、こちらは2種類の設定があり、通常のシャープネスだと割りと線の太い感じに仕上がりますが、ピュアにするとやわらかい雰囲気でありながら解像するといった印象です。被写体によって使い分けすやすそうでした。
元画像（20D）
等倍で他ソフトと比較
↓上記写真のオリジナルサイズ(クリックで大きなサイズになります）
注：ポップアップが出ます
全体のイメージ（25％）
↓上記写真のオリジナルサイズ(クリックで大きなサイズになります）
注：ポップアップが出ます
現像後
後で見るとLightroomとCaptureOneは暗くなってしまいました。全て解像感優先で現像したのですが、これ以上の露出補正はちょっと厳しかったので、後で見るとちょっと暗い写真になってしまっていました。シルキーでは破綻が少なく躊躇なく露出補正出来たからのような気もします。
★★★ソフトウェアの使用感★★★
とにかくわかりやすかったです。たくさんのテイストが既に登録されているので、その中の気に入った雰囲気からあとは色や明るさの微調整をするだけで、初めての私でも簡単に好みの写真にする事が出来ました。またテイストはシルキーの掲示板で一般の方が作ったオリジナルテイストを配布されているようなので、またいろいろインストールしてみようと思っています。まだRAW現像をやった事がなかった時は、RAW現像と聞くだけでプロ仕様といったイメージで一から自分が作り出すのかな？なんて思ってましたが、やはりこういったテイストがたくさんあると仕上がりのイメージもしやすく楽しく現像できました。
又トーンカーブを上手く扱えない私にとっては、あの「ファインカラーコントローラー」はとても使いやすかったです。プロやセミプロで使い慣れている方にはなんともないことかもしれませんが、「ここの草の色だけをもっと青々とさせたい、枯れた感じにしたい」なんていう時、あのコントローラーは直感的でわかりやすいと思いました。
※ファインカラーコントローラーについて追記※
ファインカラーコントローラー
こちらで、葉っぱの部分だけを青々とさせたい時、肌の色の赤みが強すぎるから弱めたい等の細かな色の調整が簡単に出来ます。例えば一口に緑といっても、他の目に見えない部分にも含まれてもいるので全体的な変化も多少はありますが、まず大きく狂う事はありません。トーンカーブ等で行う作業が簡単に修正出来ます。
黄色味の強い緑、青味の強い緑、と緑だけを変化させられます。(JPGでも可能です）
更に彩度を調整する事でより望む雰囲気に仕上げられます。（JPGでも可能です）
★★★撮影スタイルや写真の楽しみ方の変化★★★
とにかくボディの購入熱が冷めました（笑）自分の中では、「①にレンズ！ボディは何でもイイ」と思っていましたが、更に、「②に現像ソフト！ボディはとうぶん買わない！」を追加です！もちろん最新のセンサーであれば、更により素晴らしい結果になるのかもしれませんが・・古いボディでもセンサーを交換してもらったかのような気になりました。
今までも大事な写真はRAW+JPGでしたが、今後は外付けHDDも安くなってきたので全てRAW+JPGで残そうと思いました。シルキー7あたりになった時には、古いRAWを再度現像してみるのも楽しみだったりします。
また今までは「なるべく低isoで！」という思いがありましたが、KissDNや20D・30Dでもiso800くらいまでならガンガン使っていこうと思いました。私の場合、SSを稼ぎたいケースが多いので。
とにかく初めてカメラを買う人だったら、お気に入りのレンズをみつけて、ボディはそれに合うのだったらなんでもいいので、後は「現像ソフト！」というパターンでおススメしようと思います♪
Manyaさん
2011/09/18
＞たくさんのテイストが既に登録されているので、その中の気に入った雰囲気からあとは色や明るさの微調整をするだけで、初めての私でも簡単に好みの写真にする事が出来ました。
初めての人にも使いやすい工夫、大事ですね。
RAW現像という言葉でセミプロ以上向けかと思っていましたが、そうでもないんですね。
参考になりました！
退会したユーザーさん
2011/09/18
目の前にあるようなクリアな写真に仕上がるのも嬉しかったです。ノイズも開いた段階で調整されているので、あとは好みで微調整するか、しなくてもいいくらいかもしれません。
とにかくとても簡単だったので、それをお伝えできればと思いました。動画はちょっといろいろな機能を紹介しながらだったので8分ほどありますが、普通に1枚現像するだけだったら1～2分もあれば出来ると思いました（＾＾）
レビューを見てくださってありがとうございました☆
愛生さん
2011/09/18
ワンちゃんの実際の色が分かりませんが、SILKYPIX（pure)が一番ナチュラルですね。
なかなか、良さそうなソフトですね♪
退会したユーザーさん
2011/09/18
SILKYPIX（pure)だと、繊細なもののシャープネスにいいなって感じました。人の肌だとか犬の毛だとか小鳥だとか、柔らかい雰囲気のままシャープネスがかかる感じでした。ノーマルの方がシャープネスとしての効果は見た目わかりやすい感じですが。人工物とかそういったのにはノーマルがよさそうでした☆
それにしても、22時ごろから始めたんですが、録音の失敗の連続で（汗）何度も何度も撮り直していたら朝になっていました（= =； 一人で同じようなことばかり喋ってると陰気くさくなりますね・・。ずっと高いテンションで、というのは全く無理でした（笑）
愛生さん
2011/09/18
今、動画を見ましたが・・・凄いですね！
緑だけとか、変化させれるって・・・流石、デジタル（＾＾；
くー。欲しい・・・。
なかなか、レベルの高いレビューでした♪
退会したユーザーさん
2011/09/18
なんか、いろいろ色を変化させたりだとかって上手な人はトーンカーブで出来るんだと思うんですが、なんかイマイチ難しくて（＾＾； でもこれだと本当に簡単に出来てよかったです（＾＾）
動画も見てくださってありがとうございました（＾＾） あまり写真を貼る容量もなかったし・・なかなかキャプチャーだけではお伝えしにくいところもあったので動画にしたんですが・・。マイクの調子が悪くて、音声だけはデジカメの動画で撮りました（笑）
愛生さん
2011/09/18
写真のリンク先が海外？で怪しいので、別の方法が良いかもしれないですね。
退会したユーザーさん
2011/09/18
そうなんですよね（＾＾； なんか変なポップアップが出るし・・。でも大きいサイズ（2.2mb)のままアップ出来るサイトを他に知らなくて（汗）
もしいいサイトがあったら教えて下さーい！！！！
operaさん
2011/09/20
比較など分かりやすいですね♪
＞もしいいサイトがあったら教えて下さーい！！！！
ちょっと検索をかけただけですが、こちらはどうですか？
リサイズしないってなっておりますが(^^ゞ♪
【Nikon my Picturetown - ニコンの写真共有・写真保存サービス「マイピクチャータウン」】
http://info.mypicturetown.com/ja/ads/gl_introduction.html...
退会したユーザーさん
2011/09/20
怪しいサイトだったので、すぐに引越し作業しようと思います（汗）
退会したユーザーさん
2011/09/20
ありがとうございました（＾＾）/
operaさん
2011/09/21
そうなんですか。。
Yahooのプレミアムが有ればブリーフケースが使えました。
あとWindows LiveのSkyDriveもちょっとややこしいですが、
サイズを活かして上げることはできました。。
うまくすれば公開できるかもです。。
http://windowslive.jp.msn.com/skydrive.htm
ちょっと詳細はすみません。UPしてブラウザで見れるまではしました。。(^^ゞ
退会したユーザーさん
2011/09/21
SkyDriveならいけるかもですよね！！！！アカウント作って試してみます（＾＾）/
R-O-G-Eさん
2011/09/23
やはり高感度で撮影した写真をノイズリダクション
するとのっぺり感が出ちゃいますか・・・。
僕はオリンパスの一眼で撮影してますが、同様の現象が起きてます。
ソフトウェアの特性でしょうかねぇ・・・。
おぉ、ソフトウェアによって差が出るものですね。
これは知らなかった。これを見るだけでもSILKYPIX
での編集が良いとわかりますね。
お疲れ様です！
退会したユーザーさん
2011/09/23
＞高感度で撮影した写真をノイズリダクションするとのっぺり感
私が感じたのは、暗所でiso1600で撮影した場合など、全体的に砂絵的で輪郭がモロモロしてしまってるような場合は、このシルキーで現像するとそれを溶かしてなだらかにするような絵作りに感じました。（このシルキーだと開いた段階でそのようにノイズ除去されてる気がします）ノイズ除去を減らせばそういったイメージは軽減しますが、そうするとノイズがモロモロしている感じです。その辺りはLightroomは砂絵的なノイズ処理というか、ノイズを残しても汚く見えないような絵作りに感じるので、暗所+高isoでの処理はLightroomの方が雰囲気よく仕上げるのが簡単でした。
ただシャープネスのかけ方を、ノーマルでなくピュアにしてデモザイク精度をあげて細かな粒子感にすると人工物であれば問題ないかな？といった印象でした。私は人物写真が多いので、よけいに気になってしまってるかもです（汗）
そして暗所であっても低isoであれば、かなり優秀に色を再現してくれると感じました。（もとの輪郭もしっかりしているものであれば）露出を大きく失敗しているこのようなケースは元がiso400のはずですが、かなりよかったです。
CaptureOneはちょうど間のイメージです。立体感ある仕上がりになる気がしますが、ノイズはLightroomより荒い印象です。
今はあう状況・被写体などを探ってる感じです（＾＾）でも一般的なケースだと、色の再現もよくて今のところシルキーが楽でいいです☆
左：露出があってない元のJPG
右：シルキーで現像（開いて露出補正した程度です）
kenさん
2011/09/26
初心者的なコメントしか出来ませんが、調整の比較があって、分かり易かったです。
随分綺麗な写真に、仕上がるんですね。
調整も簡単そうですし、簡単に見栄えの良い写真が作成できて良いですね。
退会したユーザーさん
2011/09/26
このソフト、本当に初めての人にもわかりやすい作りだなぁと感じました。簡単に使えるだけでなく、高精細で綺麗な写真になるという本来の目的にもバッチリでした☆ノイズは味だと言われる方もいらっしゃいますが、不自然でない消し方であれば私はノイズはない方が嬉しいので（味を求めている写真ではないので/汗）このソフトは大満足です♪
シンジロウさん
2011/10/04
退会したユーザーさん
2011/10/04
上手くお伝え出来ない自分がはがゆいですが（汗）・・なんていうか、めっちゃ初めての人でも使いやすいソフトだったので、それをお伝え出来れば！と思いました☆
ありがとうございます（＾＾）