この度は「SILKYPIX Developer Studio ro5」のレビュアーに選出頂き誠にありがとうございます。
このような機会いただき、とても光栄です。
今まではJPEGの使いやすさからか、RAWでの撮影はまったくしておらず、レビューアーに選ばれた
という事で、初めての撮影です。
天候と都合が合わず、何とかシルバーウィーク最後の連休に撮影が出来、レビューにこぎつけました。
今回のレビューテーマは、以下の通りです。
SILKYPIX Developer Studio Pro5でRAW現像を行ってみたご感想
写真がどう変わったか？ HDR機能やノイズリダクション機能等
ソフトウェアの使用感
撮影スタイルや写真の楽しみ方の変化
以上に沿って、レビューしていきたいと思います。
使用機材：Canon EOS Kiss X5 ダブルズームキット
デジタル一眼、最近始めた超初心者(約半年）に何ができるのか？
また、デジイチどこまで使いこなせるのか？
自分の実力を見世物…いや、計る良い機会ですｗ
「SILKYPIX Developer Studio Pro5」は、SILKYPIXシリーズの最上位ソフト！
ホームページなどで確認すると、、「高画質」と「使いやすさ」を実現しているようです。
ノイズ抑制により、より鮮明になる。
また、直感的な操作ができるような感じです。
さて、デジタルカメラの最高画質RAWですが、私自身はじめて使います。
今まではJPEGが扱いやすいので、せっかくのデジタル一眼レフでしたがRAWは使ってませんでした＾＾；
写真データ内の情報を最大限に利用できるということですので、楽しみです。
１．さっそくソフトウェアのインストールから。
今回は、ダウンロードにてソフトを取得しプロダクトIDは後日郵送されるとのことで、
プロダクト届く間に、ダウンロードだけ済ませておきました。
インストール途中で、30日の試用も選ぶこともできるので、「まず使ってみたい」方や、
「購入前に編集などに慣れておきたい」方なども使用できますので、気になる方は是非DLを！
インストール終了して立ち上げると、
SILKYPIX DS Pro5
とても落ち着いたCool!な画面が出てきます。
２．RAWの現像をしてみます。
まずは、現像する画像(写真）を開いておきます。
次に、 ファイル→1コマ現像
SILKYPIX DS Pro5 1コマ現像
もしくは、現像→1コマ現像
SILKYPIX DS Pro5 1コマ現像2
と、簡単に現像可能です。
ファイル開いて数秒のことです。
もう秒殺で出来上がり。
簡単すぎて、びっくりです。
「現像」と言えばそうなんですが、そんな気がせずに出来上がってしまいます。
「変換」が正しい表現なのかな？
３．編集作業
まずは露出の補正をしてみます。
これも簡単、自動補正を押すだけです。
自動補正
左：補正前 右：補正後
補正が自動で行われ、中央の部分に補正値が入ってます。
Test ORIGINAL
Test 自動補正
画像が明るくなっているのが、すぐわかると思います。
ワンクリック？でこれだけはっきりしてます。
ではHDRでの補正は？
自動補正+HDR
設定値を88に設定したところ…
Test 自動補正＋HDR
かなり明るくなりました。
今回は違いが分かるように、効果を大きめにしましたが、普段は調整しながらちょうどよい位置で
設定してください。
ちなみにマニュアルより抜粋ですが、
【補足説明 HDRとは？】
HDR（ハイダイナミックレンジ）表現とは、人間の記憶に近い状態で写真表現する手法です。
写真は明るいところと暗いところを同時に表現することは出来なく、明るい部分に露出を合わせると
暗い部分は黒くつぶれてしまい、暗い部分に露出を合わせると明るい部分は白トビしてしまいます。
しかしながら人間の目はそれぞれの明度を調節し続けながら映像として認識するので、例えば輝度差が
大きい風景を眺めた場合でも、適切な明るさで、黒つぶれも白トビもしない状態で記憶されます。
とのことで、より見た目に近い画像になるということです。
と、ここで今気がついたことが…
保存サイズが選べるんですね！
保存設定
試しに「Web向け設定」で保存したところ、元画像6.53MBから60.2KBに変換。
この機能があれば、現像→リサイズが要りませんね。
ここまでの画像は、現像して掲載しやすいサイズにリサイズしてました…＾＾；
早く気がつけばよかった…
次にノイズリダクションの効果について
まずはオリジナルの状態
Halloween
次に、自動補正＋HDR
Halloween 自動補正＋HDR
最後に上の写真にノイズリダクションを行うと
Halloween 自動補正＋HDR＋NR
補正値としては赤枠の数値にしました。（緑の丸はノイズリダクションのボタン)
ノイズリダクション
「自動補正＋HDR」と「自動補正＋HDR＋NR」比べてみると、黒いマントの部分がノイズリダクションを
かけると、のっぺりしたような感じになります。(効果強めにしたのでわかりやすいです）
暗がりでの写真やロウソク程度の明かりで撮影したら、もっと効果が分かりやすかったかもしれませんが、
昼間の写真でも使い方によっては…と、いうことで編集してみました。
４．ソフトの使用感について
編集ソフトということで、様々な機能が盛り込まれています。
このような編集ソフトは機能の豊富さによっても、選ばれるポイントになるので高機能であればある程
いいのかもしれません。
しかし、メニューバーに関しては、わかりやすく、そしてシンプルとなっています
メニューバー
メニューバーの下には、ツールバーがありアイコン表示になっています。
アイコンにマウスをかざすと、説明が開き、説明の横にiマークがあります。
ツールバー
iマークをクリックすればインラインマニュアルがブラウザで開きます。
この辺は、かなり便利だと思います。
ただ、ソフトウェアとしては、画像編集にメインに考えておらず、RAWの現像がメインの機能のようです。
レタッチ機能は、ほかの編集ソフトに頑張ってもらいましょう。
RAWデータをきちんと再現…いや再編集するような感じとして捉えてください。
もちろん画質を劣化させることなく、出来るという点は素晴らしいと思います。
そのほかにも、スポッティングツールでごみ取りなども行えます。
最後に書いておかなければいけない事として、とにかく編集すると目に見えて変化が分かることです。
明るさ、ノイズなど簡単に変化させることができ、上質な写真に変えることができる点です。
特に、私のような始めて間もないデジイチユーザーでも、簡単に操作でき効果が分かりやすい点は、
語らずしてわかると思います。
５．撮影スタイルや写真の楽しみ方の変化
初めてのRAW撮影でした。
JPEGと比べると、一度専用ソフトで変換・編集が必要ですが、データとしての情報はRAWが優れて
いるようです。
大量の情報をもとに、最適な画像へ戻して現像するということで、より撮影した状態に近い画で
見られることができるという部分を考えると、JPEGではなくRAWを使用して撮影することにしました。
これにより、表現力の強い写真が出来上がると思います。
今度はスポーツなどの写真も現像してみてどうなるか？やってみたいと思います。
今回のレビューで、RAW撮影のメリットが、なんとなくですがわかったような気がします。
撮影する楽しさはもちろんありますが、これからは編集や現像する楽しみがわいてきました。
ただし、このソフトの一部の機能しか使っていないと思いますので、このソフトを使いこんで、これからの
カメラライフを満喫したいと思います。
長々と最後まで読んでいただきありがとうございました。
まだまだレビューアーとしては未熟で、きちんと伝えきれていない事があると思います。
また表現もうまくなく、読んでる方がわかるのか？心配です…
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