【解説】
1959年ミュンヘンに生まれた準・メルクルは、現在最も期待される指揮者の一人であることは間違いないでしょう。オペラから現代音楽まで幅広いレパートリーを誇り、世界中の名オーケストラとも共演を重ね、その音楽性にもますます磨きがかかっています。このアルバムは、彼が2005年9月に音楽監督に就任したフランスのリヨン国立管弦楽団とのドビュッシーを中心に収録したもので、彼の明確な指揮に柔軟に応えるオーケストラの柔らかい響きがたまりません。
【曲目リスト】
1.海 海の夜明けから真昼まで ドビッシー作曲
作曲者が描く海の様相の変化を鮮やかに描いていると思います。
2.海 波の戯れ ドビッシー作曲
曲想やリズムの変化を持たせているかな。
3.海 風と海との対話 ドビッシー作曲
怒濤の海を表現していると思います。
4.夜想曲 1.雲 ドビッシー作曲
穏やかに晴れ渡った空。同時に描き出された雲の動きを描写したものと思います。
5.夜想曲 2.祭 ドビッシー作曲
祭りといれば激しい曲調のように思うかもしれませんが、祭りの終わったあとなんですかね!?非常に静まりかえった街。そうした静かな音色です。
6.牧神の午後への前奏曲 ドビッシー作曲
フルートの音色がとってもキレイです。
7.循環する海 イントロダクション 細川俊夫作曲
聴いていて非常に居心地の良いですね。且つ幻想的なイメージを創り出してます。
8.循環する海 静かな海 細川俊夫作曲
静かで穏やかな海を表現しています。
9.循環する海 海からの波動 細川俊夫作曲
少し波が高くなった海ですね。
10.循環する海 雲景 細川俊夫作曲
雲の動きが少し速くなったイメージを思い浮かべました。
11.循環する海 嵐 細川俊夫作曲
ホントうまく嵐を表現していますね。
12.循環する海 波動 細川俊夫作曲
そして暴風に荒れ狂う波を表現しています。
13.循環する海 海上の風 細川俊夫作曲
嵐が過ぎ去って静けさを取り戻しつつある海。
14.循環する海 再び空へ還る水 細川俊夫作曲
15.循環する海 海の霧 細川俊夫作曲
14.15で静かな海に戻りクライマックスを迎えます。
【感想】
『海』のテーマのもと、前半がドビッシー作曲、後半が細川俊夫作曲の管弦曲。準メルクル指揮、演奏は全曲、フランス国立リヨン管弦楽団です。
全体としてBGMとして聴いてもいいほど、静かな曲調です。
ただ、3曲目の『海 風と海の対話』は風と海がぶつかり合うようなリズムもあり、単調な曲調に変化を持たせているのかな。
7曲目からは細川俊夫作曲になり、最初は穏やかな海から、だんだんと荒れてくる海を表現してます。11曲目の『嵐』と12曲目の『波動』で曲調をピークに持って行き、その後静かな海へと戻っていく様を描いています。
クラッシックはほとんど聴かない私ですが、非常に聞きやすかった1枚です。
説明書も英語の記述でちんぷんかんぷん。ボキャボラリーのない私ですが、なるべくわかりやすく説明させていただいたつもりですが、如何せん評論家ではない点は悪しからず。
この方もレビューされてます!!
operaさん
2011/02/27
私も頑張ります♪
ナンチャンさん
2011/02/27
hiroさん
2011/02/27
私はこれからです。
一気に3枚書いたので小休止!
ナンチャンさん
2011/02/27
長丁場になりそうです(>_<)
nnsuteさん
2011/02/27
がんばってください~
リーダーさん
2011/02/28
ちょっと聴いてみたかったなぁw
レビューお疲れ様です(^^
全体的に癒し系っぽいアルバムなのですね。
ナンチャンさん
2011/02/28