ASUS『STRIX』PCゲーミング製品シリーズ ~ 年末年始はゲーム三昧! ~」の
プレミアムレビュアーに選出して頂きました。
レビューする商品が2014年12月28日到着しましたので
少しづつですがレビューさせていただいております。
乱筆ながらお付き合いいただければ幸いです
今回は梟の耳部分相当に値するデバイスSTRIX DSPをレビューしていきたいと思います。
SHARP HEARING(鋭い聴力)の実力を見せてもらおうかなぁ!!
STRIX DSP BOX正面 300mm×285mm×118mmほど
結構大きいです!
STRIXシリーズはBOXに統一感あります。
ぱっかっ!と開くとこんな感じです。
STRIXのロゴマークと同じデザインですね!
目の部分のアップ
単なる印刷じゃなくてプラモデルが入ってます!!造形めっちゃこだわってます。
思わず写真撮っちゃいましたよ!
ヘットホンの下にはマイク、モバイル用のケーブル、USBケーブル、取り説
オーディオインターフェイスが入ってました
STRIXデザインなUSB差込でゴールドメッキが施されてます。
主役ともいえるオーディオインターファイス部分を見ていきます
前面のMIC~MAIN~SPECTRUMと書いてあるダイヤルは設定項目を選ぶときに使うダイヤル
・MICはマイクの音量調整モード
・MAINはヘッドホンの音量調整モード
・SPECTRUMは4種類のサウンドプリセット変更モード
変更調整は上部のダイヤルにて行います。
通常時はMAINにしておけば上部ダイヤルでヘッドホンをミュートできます。
上部ボタンは
・サラウンドのオンオフ
・アンプのオンオフ(ヘッドセットのアンプです)
・マイクのオンオフ
・スピーカー出力のオンオフ
オン状態の時はオレンジのLEDで光ります
上部ダイヤルは回した量によってLED(オレンジ色)が発光していきます。
ダイヤルを押し込む事でスイッチの役割を果たしてます オフ(ミュート)状態でLEDが赤色に変化します
この筐体の形も爪で獲物を掴んでいる様なデザインになっていてこだわりを感じます!
3.5mmサイズのスピーカー出力とヘッドセット出力
スピーカー出力は外部アンプかアンプを搭載したスピーカにつなげなくては音がならない
USBバスパワーのみの電源供給なので仕方ないけど、
AC電源も使用してアンプ機能を持たせてほしかったところです。
なぜかと言うとヘッドセット出力端子が特殊な部類の5極ミニプラグを使用しているので
通常の3.5mm3極ミニプラグを差しても音が出ないからです。
ヘッドホンアンプとしても使えそうだったのでこの点は残念です。
USBの差込口
ケーブルを使いPCに差し込むとWindowsが自動でデバイス認識してくれます。
ドライバーレスはGOOD!っす!
それと
爪に見立てた部分の1箇所穴が開いていますがここにマイクが仕込まれています
通話用のマイクではなく、ENC((Environmental noise cancellation)環境ノイズキャンセル機能)用の
マイクです。
スカイプにてこの機能試して見ましたがうまく機能しません、取り説に700mm以上離れてと有りましたので離れて見ましたが、私自身の声まで消去してしまいます。
ENC用マイクが高性能すぎて離れても私の声を拾ってしまうようです。
試しにENC用マイクを指で押さえて音を拾わないようにしたら私の声がちゃんと出ました
使用環境に合わせて詰め物等して調整すれば自分の声以外の雑音はほとんど消してくれそうです。
要カスタムですね!
気高いSTRIXちゃんは調教が必要なようです。
ENCのON/OFFは裏側から行うので気軽にON/OFFできません。
初期状態ではOFFでした。
2CH/8CH(7.1ch)の切り替えもここでするようです。
スイッチが非常に小さいので切り替えには爪楊枝みたいな物が必要でした。
なんかめっちゃかっこよく写真取れました(笑
横から見てもフクロウぽいですね~
マイク部分も統一感が有るデザインでいいです!
マイク性能は私が500円で買ったスタンド型マイクより高性能です
ヘッドセット型になったせいもあるでしょうが、いつもしていたPCのFANの音がしないみたい
マイクボリュームも手元で調整できるので超便利!です。
スペックは
ヘッドフォン部分
- 周波数特性:50 ~16000 Hz
- 感度:98 dB
- インピーダンス:32Ω
- スピーカードライバー:60mm径 材質ネオジム磁石
- ヘッドセットケーブル 1.5m + USBケーブル 1.5m = 3m ↓ ↓US記載こちら
- Braided fibre cable (headset cable 1.2M + control box 1.5M = 2.7M (Max.)
- ケーブル長 実寸はUS記載の方が正しかったです。(2015/01/03追記)
- 重量320g
マイク部分
- 周波数特性:50Hz~16kHz
- 感度:-40dB
- 指向性:単一指向性
AKG701系を彷彿とさせる凹凸が有るヘッドバンド
でも非常にやわらかく5時間ほど連続装着しましたが頭頂部が痛くなることはありません。
側圧は強めだけど
超大型のイヤーパッドで耳たぶを押さえることなく完全にすっぽりと覆います。
だから強めの側圧も気になりません!
長時間のゲームプレイを考慮してある形だけではない実用性も備えてます。
私の手持ちのヘッドホンは
・AKG 271MARKⅡ
・SONY MDR-7506
・SONY MDR-V6
3つ有ってどちらもモニター系ヘッドホンで長時間使用が前提なのですが
STRIX DSPが一番付けていて楽です。
耳たぶを押さえつけないと言うのはこんなに楽とは目からうろこ、鼻から牛乳でした。
ミュートもしくは機能OFF時はこんな感じで光ります。
使用方法を理解したんで音楽でも聴いて見ますか~~ってことで
使用方法間違ってますけど(STRIX DSPはゲーミングヘッドセットです)
itunesをたちあげいろいろ聞いてみました。
私の好きなT.A.T.Uから流して見ましたボーカルのハスキーででも簡単に壊れそうな感じのぞわぞわ~って感じがまったく出ませんね。
他の楽器の音も篭ってますし‥だめねこれ
その他女性ボーカルは駄目です、きれいな声やつやっぽい感じ、息遣い何も伝わる物がないっす。
楽器系で
じゃぁ次Lindsey Stirling
うんバイオリンをAMラジオで聞いてる感じ
女性ボーカルや高いキーの音系は普段AKG271で聞いてますなかなかですよ!
男性ボーカル系やディストーションの効いた感じなのはSONY MDR系で私は聞いてます(低音もほどほど出ますので)
横山健(パンク系)
サラウンドとアンプをオンにしたら場末のライブハウスで聞いてる感じ
これは少し面白かったです。かなりカオスですが。
ONE OK ROCK
ボーカルってこんな感じでしたっけ??
森新一さんの息子さんじゃなかったっけ??違う人うたってるわ~(笑
今私カラオケボックスにいましたっけ??
って感じです。
他にもいろいろ聞いて見ましたが音楽は楽しめないです。
なんちゃって場末のクラブ(踊る方)や場末のライブハウスの仮想体験はできました。
全体的に音の分離が悪いというか繋がって聞こえてきます
私は
このベースラインかっこいいんだよな~とか
このギターリフ最高だぜ!とか
ドラム汗だくだろうな~とか
このボーカル声が天使だわ~って聞き方なんですが音が混ぜこぜのごった煮になってしまっていて
出てほしい音が出てきませんでしたね。
音楽鑑賞に関しては餅は餅屋で音楽用のヘッドホンで聴くのが正解でしょう。
あくまでSTRIX DSPはゲーミングヘッドセットです
私が使用方法間違えてるだけです 本当にすいません。
60mm大口径ドライバーに興味しんしんで色々試したかったんです。
次は映画行って見よう!!
STRIX DSPはドルビープロロジックIIx搭載機です、
どんな技術かと言うと
2ch、5.1ch→7.1chに変換する技術らしいっす。
メインPCにはDVDドライブ積んでないのでサブPCで見て見ます~!
USBを刺すだけでデバイス認識してくれてすぐ使えるのは便利ですね~~!!!
H.Rギーガの絵が好きな私はエイリアンvsプレデターを見る事にしました。
Dolby 5.1chとDTS 5.1ch両対応DVDです。
STRIX DSP 仮想7.1ch拡張の性能とやらを見せてもらおうか!
いやーーーやばかったです。
レビューの為にちょっと触りだけ見ようと思ったのですが最後まで見ちゃいました。
映画館独り占め状態ですわ
60mm大口径ドライバーの恩恵をやっと受ける事ができました!!
重低音で鼓膜ゆれまくり!!
必要以上にボリュームを上げすぎですね
でも大音量にしても近所周り迷惑掛からないのがヘッドホンのいいところ
没入感半端ないです
エイリアンが突然襲ってくる所とかは体が思わすすくんだほど、いいです。
おま、背後からくんな!今度は横からか!
左右のネオジムドライバーだけなのに何で後ろ側の音とか判るのか理由がわからないが
なぜか判る・・・
これが仮想7.1ch技術か!!
ドッキリギミック満載の映画には非常に向いています
映画の場合、モニター系のヘッドホンで聞くと効果音等は誰でも解りやすくする為に、わざと音を持ち上げている感じがするのですが、STRIX DSPヘッドセットで聴くとそれが臨場感に変わりました。
先ほどの音楽の評価では混ぜこぜのごった煮のような感じと評しましたが、
それが映画では良い感じに聞かせてくれるようです。
いや~1時間40分ほどの映画でしたがあっという間でした。
2014年12月31日
2015年1月5日追記
あけましておめでとうございます。
お正月はゲームしようという事でしてみましたよ。
1日元旦は休息して
2日は部屋の模様替え
(TACTIC PROキーボードを開封して見たところでか過ぎて今までのPC机では乗せられなかった)
3日やっとゲームできる環境になりました(笑
手持ちのゲームはSKYRIM(RPG)というゲームとバトルフィールド3(FPS)です。
あと無料オンラインゲームのWORLD of TANKS(TPS)と言う戦車のゲームをしております。
SKYRIMからはじめて見ました。
SPECTRUMの4種類の効果を聞いて見ます。
くそ耳的感想ですが
- FPSモード(拳銃マーク) 全体的にボリームを上げてる 感じ 臨場感重視 RPGでもバランスいい感じです。
- 足音モード(足跡マーク) こちらは高音系を上げている感じ 爆発音等を下げて高めの音を上げて足音を聞き取りやすくしているだろうか RPGには向いてませんでしたね。
- RPGモード(盾マーク) 中音~低音系を上げてる感じ 重厚なBGMが生きている感じがしたからだけど。
- レースモード(旗マーク) 中音系を上げている感じ 正直どのあたりをカットしてどの部分を上げているのかわかりずらい、エンジン音とかわかりやすくしてるんだろうか?
プラスしてサラウンドとアンプをONにしたりして見た結果
FPSモード&サラウンド& オンが私的には気に入りました。
サラウンドを入れるとスピーカーから聞いているように音が加工されますし
(映画館に居るような感じ)
アンプで迫力増し増し
長時間のプレイには向いてないが(耳に悪いと思います)ゲームの壮大さを求めるなら
これが一番マッチしている気がします。
WORLD of TANKS
この戦車のゲームに関しては
カジュアルゲームに近いゲーム性のゲームでどちらの方向から撃たれたか表示されるので
そこまで音が重要視されるゲームではありませんが、耳と目で判断できるのはいいと思います。
単独行動は蜂の巣にされるので味方との連携が命的なゲームです。
特に友達と組んでプレイする場合はスカイプ等の連携が命
自車両のエンジン音等はカットしたい方なので
足音モードがいいと思いました。
サラウンドとAMPはOFFのほうがいいです。
(被弾したとき音の方向性がぼやける感じがします)
ソロプレイで連携とらなくてもいい状態なら敵車両の発砲回数をカウントしたいのでRPGモード
選びます。
最大の恩恵はボリーム調整や音の変化の調整を瞬時に手元でできる事です、
迫力を取るか、連携をとるかと言う設定がゲーム中でも出来る、これが大きいです。
PC~ヘッドホンだと音量調整はゲーム中ゲーム画面をとじてWindowsのミキサー画面を開く必要がありましたが、
PC~STRIX DSPは音響周りのセッティングをゲーム中でもすばやく変更できる
4つのプリセット型のSPECTRUMも最初少ないんじゃね?
と思っていたけど、ゲーム中に切り替えしたりOFFにしたりして見ると
プリセット増やしたら迷いが生じるので絶妙な数になっていると感じてきました。
バトルフィールド(BF3)
キャンペーンモードという1人でプレイするタイプのストーリーモードで使用してみました
このゲームはサーバー管理をユーザー側でお金を払って運営するため、バージョンが上がると
新バージョンに移行するサーバー管理者が増えて旧型は過疎が始まります。
お気に入りのサーバがBF4に移行してBF3をプレイするフレンドも消えたため私も長らく放置していたゲームです。
久々で操作法を忘れてる&友人とプレイできなくなったと言う事でキャンペーンモードです。
モニター型のヘッドホンでは気がつかなかった点が有りました5.1chの3D音源が良く作りこまれてる!
2ch出力のヘッドホンでは気が付けない部分の音がわかるようになります。
音の分離性で言えばモニター型のヘッドホンが勝ちなんですが、
音の方向性に関して言うとSTRIX DSPの圧勝です。
キャンペーンモードで限って言えばSPECTRUMはFPSモード固定でいいと思います。
対人戦であればSPECTRUMの切り替えが必須となってくるはずです。
このゲームは車両や飛行機と言った乗り物系から歩兵、何でもやれるゲームです
空中戦もできればボートに載って帰巣射撃はたまた王道の白兵戦
何でもありのカジュアルFPSです。
白兵戦するなら足音モード必須ですし
陸上車両に乗れば砲撃音を重視したい
飛行機に乗ってドックファイトしたければエンジン音や計器からの警告音を重視したい
音に求める要求度がめっちゃ高いゲームとも言えるでしょう。
がしかしプリセットされた設定を瞬時に呼び出せるすごいアドバンテージだ。
- FPSゲームがへたくそな私でもキル/デス比率は確実に上がりそう
なんでBF3人気絶頂時に持ってなかったんだろうな・・・・7.1chヘッドホン
ORIGIN(EA系のゲーム販売会社)でBF4がほしくなったではないか・・・BF4要求スペック高いのでGPUも交換必要か・・・
年末&年始セールでBF4プレミアムエディション狙っていたがそれほどまだ安くならなかったし・・・
ぐぬぬぬ!買えないわ・・・
その代わりSteam(いろんなゲームを取り扱ってる販売会社)がセールがんばっていたので、
ARMA2とDLC各種アンドEuro Truck Simulator 2とフライトシュミレーターXを購入してしまった・・・
ゲーム3本も増えてしまったよ。
あんまりゲームをしない私にゲームを買わせてしまったすごいやつです。
STRIX DSP
ASUS『STRIX』PCゲーミング製品シリーズ ~ 年末年始はゲーム三昧! ~の思わく通り
年始からでは有ったがゲーム三昧です(滝汗
総評
良いと感じた所 - 完全にゲーム特化型(映画もいける)
- 60mm口径のドライバーが生み出す迫力感(映画&RPG系は特に)
- 使いやすいインターフェイス操作系
- でかいイヤーパッドで耳を完全に覆う(なかなかこのタイプの物は無いのです
どこかしら大き目のヘッドホンでも耳たぶを押さえるがここまで完全に覆ってしまうタイプ
はほとんど存在しない)耳たぶに痛みを感じてしまう方には救世主。 - 無駄な常駐ソフトが無い(USBに挿すだけ)
駄目だと感じた所 - ヘッドホン部分のデザインは正直、中二病入っていると思います。
外でも使えるモバイル対応は私のようなおっさんには公開死刑と同義レベル - 無駄にモバイル対応した為にヘッドホン~のケーブル長が1.2mとモバイル側に最適化
5極のミニプラグなので市販の延長ケーブルが使えない、標準で延長ケーブルを付属させるべきだった。 - 私のようなライトにゲームするユーザーには4つのプリセットで満足だがオンラインFPS系1本に絞ったコアなゲーマーにはASUSの用意したプリセットではなくユーザー側でプリセットを調整して割り当てできるソフトがほしい。
気になる所 - 合皮系イヤーパッドは私の場合半年から1年で加水分解が始まり合皮部分がボロボロになるが、
イヤーパッドの交換部品は供給されるのか?
私の場合ゲーム用ヘッドホンを所持していなかったため、STRIX DSPは非常に優れている製品だと
感じました。
音楽鑑賞用ヘッドホンをゲームに使っている方はゲーム用ヘッドセットのアドバンテージに驚く事だと思います。
Razer社のように常駐型ソフトで管理するタイプは不具合や他ソフトとの競合が怖くて使いたくない
と言った私のような天邪鬼タイプには常駐ソフトレスなのが特に最高でした!!
消耗品が出るなら常時常用していきますし、
出ないようだったらゲームor映画鑑賞時にしぼって使って製品寿命延命させ使っていきます。
2015年1月5日 ホーリテール
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