レビューメディア「ジグソー」

至高(MX-R)に対する究極のマウス

Logicool様、zigsow様。
この度はLogicool Gシリーズのレビュアーに選出頂き誠に有難うございます。

Gシリーズの高性能マウス G700のレビューになります。
G700は本来であれば名称の通りゲーミングシリーズに属するはずですが
何故か日本ではクリエイティブプロフェッショナル仕様と位置付けられています。

●特徴
・13個のプログラム可能なボタン
実際にはホイールの左右等も含まれるので、
設定して使うボタンは8個と考えた方が良いです。

・手に程良くフィットするデザイン
至高のマウスであるMX-R程ではありませんが、
握って違和感はありません。
ゴム等は使われず、プラスチックだけで質感を出しています。

・高速レスポンス・高速レポートレート
ワイヤレスとは思えない高速レスポンス。

・ワイヤードへの切替と充電が可能
充電はUSBケーブルを接続するだけ。
しかもワイヤードに自動的に切り替わる。


それでは実物を見ていきます。
この角度からだと普通のマウスですね。
コストダウンの為か、MX-R等で感じられた高級感は薄れています。

裏は電源ボタンと電池ボックスが見えます。
最初から単三のエネループが1本入っています。
逆に言うと、電池容量はこの1900mAhしかありません。

ソール部分等。
実はソールが剥がしやすい様に切り欠きがあります。

左上のボタン群。
デフォルトではDPI切替と電池残量確認になってます。

左中のボタン群。
4個が密集している為、一見使いにくそうですが
親指が4個の中央にくるので、割と使い分けられます。

ホイールとスクロール切替ボタン等。
MX-Rではホイールを回した速度でスムーススクロールに切り替わりましたが
ここもコストダウンの為か、切替ボタンを採用しています。

形状は同じですが、レシーバーは専用の1000Hz対応品であり、
同社の展開するUnifyingとの互換性は無い様です。
電池ボックス内に収納出来ます。


●SetPointによる設定項目
・プロファイル設定

基本は3種のプロファイルが設定出来ます。
これをマウスのG11ボタンで切り替える事が出来ますが、
誤って切り替えると混乱の恐れもあります。

・ボタン設定
ここで13個のボタンが設定可能です。
基本設定ではホイールボタンに「閉じる」、左側下段手前に「F5」を設定して
ブラウジングを快適にしています。
ゲーム用設定は、現状ではBF3がメインな為、
むしろ「割当無し」にして、誤操作を防いでいます。

・ポインタ解像度設定
感度を好みで設定出来ます。
個人的にはデフォルトで何の不満もありません。
ゲーム時はレポートレートを1000Hzに上げてみています。
若干電池の減りが早くなる気がしますが。

・スクロール設定
垂直方向と左右方向のスクロール速度を設定出来ます。
スムーススクロールがあるので、垂直方向は最小でも良いと思います。

・省電力設定
通常は「標準ゲーミング」で十分だと思います。
ゲームをしない場合でも復帰は早い方がいいですし。
逆に最大ゲーミングを設定するなら、
むしろワイヤードにしてしまった方が良いです。


●使ってみた感触
とにかく感度が良好。
ワイヤレスと思えない感度でストレス無く操作出来ます。
省電力からの復帰も早く、それと感じさせません。

マクロボタンは数個だけしか現状では使っていないのですが、
良く使うショートカットキーを登録しておけば便利になるでしょう。
ただ、本当に毎日使っていないと何に割り当てたのか忘れてしまうので
そうなるとボタンの多さが逆に邪魔になってきてしまいます。
プロファイルで切り替えられるのは一見便利ですが、
これも常に覚えていないと、同じボタンで違う動作になるので誤操作の元になります。
ボタン13個(実際に追加ボタンだけだと8個)も本当に必要か?、とも思います。
まぁ、割当無しにしておけば良いのですが。

デザインについては賛否両論あると思います。
MX-Rが良かっただけに色々なコストダウンで安っぽい印象なのが残念です。
スムーススクロールの切替についてはどちらが良いとも言えないので
これはこれで割り切って使っています。
あるだけで便利な機能ですし。

G700最大の欠点は、やはりバッテリの持続時間です。
ブラウジングだけでも数時間しか持ちません。
ゲームだとそれこそあっという間に無くなっていきます。
ワイヤレスマウスで単三1本というのがやはり辛いです。
同社の他のワイヤレスマウスでも大抵が単三2本ですし、
性能からすると明らかに容量不足です。
確かにワイヤードに切り替えて使用しながら充電は可能ですが、
これだと、結局ゲーム中はワイヤードが必須、とも言えます。
市販の単三電池が使えるので交換は楽ですが、
交換するくらいならワイヤードに切り替えた方が良いですし。
同サイズで大容量な充電池があれば良いのですが…

●総括
マウスとしては高機能且つ使いやすい製品です。
価格相場はマチマチですが、5,000円弱で売られる事もあり、
誰にでもお勧めしたいマウスではありますが、
やはり電池の持ちが若干足を引っ張ってます。
かといって省電力を最大にしてしまうと操作感が悪くなりますし。
これさえ改善できれば全く隙の無い製品なのですが…
後、レフティ用の需要もあるかと思いますので次回作では是非その辺りも。

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