レビューメディア「ジグソー」

非常に多機能で便利。しかし、「キーボード」としての性能は・・・?

Logicool PCゲーム用ラインナップ「Gシリーズ」
Logicool PCゲーム用ラインナップ「Gシリーズ」

====更新情報====
<<追記1(2012/2/26)>>
総評補足を追加


====本編====
本レビューはプレミアムレビューになります。
Logicool Wireless Mouse G700:


Logicool G-35 サラウンドサウンドセット :



上記プレミアムレビューでもご説明しましたが、、、
ワタクシ、インターフェース機器には拘るほうでして、
キーボード、マウス、液晶、ヘッドセットなど人が"触る"+"見る"+"聴く"ものは、
良いもの、、せめて一定水準を確保した製品でないと我慢できない、、ある意味"偏屈者"です。
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キーボードについては、至高の打ち心地を誇るメンブレン式キーボード「NMB RT6652TWJP
」のほか、新構造パンタグラフを採用し、常識を覆す打ち心地を誇る「ENERMAX AURORA Premium KB007U-B」など所有しており、、、まだ紹介していないブツもチラホラあったりします。。。


さて、本製品「ロジクール ゲーミングキーボード G510」は、
ゲームプレイを快適に行えるように様々な機能を有した製品。

以前より、パンタグラフキーボードでFPSをプレイするには色々とツライものがあると感じておりましたので、今回のプレミアムレビュー当選は非常にうれしく感じておりました。

しかしながら、ロジクール社のマウスはいくつも持っているものの、
キーボードを殆ど触った事は無く、、この"偏屈者"を納得させられる品質なのか不安があるのも事実です。だからこそ、様々な角度から検証を行ってみました。

当然、、拘るインターフェース機器、、、
そして、ロジクールが大好きだからこそ、「激辛大盛りで逝きます」。
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仕様
仕様

パッケージ
パッケージ

【本体サイズ (幅 x 奥行 x 高さ)】 512 x 215 x 36
【本体重量】 1140g
【キーレイアウト】109キー日本語レイアウト
【キー構造】 メンブレン
【キーピッチ】 19mm
【キーストローク】 3.6±0.5mm
【押下圧】 65.0±20g
【複数キー同時押し】対応 (最低 5)

公式サイト
から気になる仕様をピックアップ

 キーボードレイアウトは、日常使用でも活用できるようにテンキーを配した日本語レイアウトのフルサイズキーボードを基本とし、そこにマクロキー18個、切り替えスイッチ3個、LCDキー4個、音楽関連キー6個、その他キー5個、、、合計145個にもなるキーが用意されています。

その為か、キーボード全体の寸法は一般的なフルサイズキーボードに比べ、横幅&奥行きともにワンサイズ大きくなっており、その影響か本体重量も1kg越えの製品となっています。

 キー構造は一般的なメンブレン構造で、キーピッチ19mmは一般的な寸法ですが、キーストローク3.6±0.5mmは、一般的なキーボードに比べれば少し押し幅は短くなっています。
また、指でキーを押し下げる力、、押下圧は65gとかなり重めで、一般的なゲーミングキーボードは軽めに作られているので対照的な仕様だと感じます。




 ネットで調べても日本国内及び海外においても情報がないので、、、、
これは私の勘になりますが、このサイズで本体重量1140g、、、ぶっちゃけ"軽い"ので、
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キーボード内部に鉄板は入っていないのではないかと予想されます。
キーボードの剛性感は重要なところ、、特に高級キーボードになるわけですから、ここはちょっと減点ですね。

 また、キーストローク3.6g & 押下圧 65gもかなり気に掛かる所で、入力距離は短く、押す力は重い、、、何か意図がなければそんな設計は基本的には行いません。このあたりはゲームテストや文章入力をしながら意図を読んでいきたいと考えています。

 パッと見では、無難な仕様にマクロキーなどが配置された多機能キーボードですが、実のところ特異な点がいくつか存在します。恐らくゲームに最適化されているとは思うのですが、現時点の検証では一般的なゲーミングキーボードと比べても特殊ですので、、仕様だけをみても謎は深まるばかりです。



付属品
付属品

付属品
付属品

・ キーボード本体
・ パームレスト
・ ソフトウェアCD
・ 取扱説明書

ソフトウェアCDのUTLYソフトは、現在最新版が公開されています。
G-35などのゲームシリーズも合わせて設定できる統合ソフトで非常に便利ですので、
今回のレビューでは其方からの導入についてご紹介したいと思います。


外観
外観

概観
概観

 全体的な質感は、マウス製造技術で培ったものを上手く活用している感があり、
樹脂成型技術は割りと高く、曲線や直線を複雑に配したそのデザインはなかなか高級感があります。
塗装は一般的なキーボードでも使われるもので、シルバー色のものは汗などで剥がれてしまうタイプのものだと推察できます。気になる方はパームレストなどで隠しておいたほうが良いと思いますが、更に大きくなりますので、、そのあたりは注意されたほうが良いと思います。

 また、仕様でみても"大きい"と感じていましたが、実際に机の上に置いてみると、その実感は間違いないものと感じさせられます。フルサイズキーボードの横に3列キーが増えるだけで、、、机はかなり圧迫されたような形になり、マウスパッドの置き場所に正直困りました。これだけ横幅を取ると、置き場所もそうですが、FPSなどプレイする際にキーボードとマウスが離れてしまい"脇が開いてしまう"のであまり宜しくありません。

 この大きさは日本の机事情&FPSには向いていないと思います。
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キートップ品質はなかなか
キートップ品質はなかなか

 キートップに目を移してみると、その金型品質の良さに驚きます。
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安物キーボードであれば、"いかにもプラスチックス"なんですが、本製品のキートップ表面は非常に滑らかになっており、コストの高さが見え隠れします。若干、キートップの文字表記が汚くみえるのですが、恐らくレーザーエッチングという技術による印字だと思います。シルクスクリーン印刷などに比べ、キートップ自体に描いている事になりますから、印字の耐久性は非常に高いと想像できます。


サイドから
サイドから

キーボードを横から眺めてみると、"手前が高く、奥にいくほど低い"構造になっています。
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各キーも変則的な段差構造になっており、新しい設計思想で作られている事がわかります。

横から
横から

一般的に入力しやすいと言われているキーボードは、"手前が低く、奥にいくほど高い"構造と、
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ステップスカルプチャーと呼ばれる構造を持っています。

 ステップスカルプチャーとは、キーが段ごとに階段状の段差と、キートップの傾斜確度によって上下の段が緩やかな凹型を描いてるように見える構造のことで、キーに段差を傾斜の違いを持たせることで、段を誤らない正確な位置把握と、ホームポジションから移動の少ない打鍵が行いやすくなっています。


それらから考えても特殊な配列と設計思想を持ったキーボードであることが分かると思います。



そのほか、このキーボード独自のキーとして、
━━━━━━━━━━━━━━独自機能とスイッチ群━━━━━━━━━━━━━━━━
Gキー/MRキー/M1~M3キー
Gキー/MRキー/M1~M3キー

ロジクール ゲームソフトウェアを使用すればアプリケーション毎に登録できる
「Gキー」18個と、ボタン切り替えの「M1~M3キー」3個、
簡単にマクロを登録できる「MR(マクロレコード)」キーが配置されています。

マクロの登録の仕方は、
① 「MR(マクロレコード)キー」を押す
② 登録したい「Gキー」を押す
③ 設定したい「キー」を押す
④ 「MR(マクロレコード)キー」を押す
の順で行えば簡単に登録することが出来るようです。

しかし、複雑なプロファイル設定をしたい場合は、
やはりソフトウェア側でしっかり行う必要がありそうです。


音声入出力端子
音声入出力端子

 今回用意されたヘッドセット及び手持ちのものはUSB接続のものなので、
使う事はありませんが、キーボード側からでもヘッドセットを接続する事が出来るようです。
色々調べて見ましたが、DACやヘッドホンアンプのような機能は付いていないようですので、
端子性能としては"オマケ"程度であるという事を念頭においておいたほうが良さそうです。
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スピーカー&マイクをボタン一つでミュートに出来るボタンを配されており、
簡易的なヘッドセットを使われている人には便利だと思います。


LCDディスプレイと設定キー
LCDディスプレイと設定キー

このキーボードにあり、他のキーボードには無い機能といえば、、、
それはLCDディスプレイによる情報表示でしょうか。

左側にある「設定切り替えキー」で、情報表示を切り替える事ができ、
情報によっては下側にあるスイッチ4個で操作することが出来ます。
見えないですが右側には「バックライトキー」があり、
液晶のバックライトをON/OFF切り替えすることが出来ます。

液晶を見ないで、キーボードしか見ないでパソコンを操作するような"奇特な人"には、
大変便利なんでしょうねぇ。

どれだけコストが掛かっていようが、個人的には要らないっす。
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ボリューム
ボリューム

よくある多機能キーボードでも付いている音楽再生キーです。

「再生&一時停止」、「停止」、「戻る」、「進む」
など一般的なボタンのほかに「ミュート」、「ボリューム」があります。

意外と便利なのが「ボリューム」で、
Windows上の音量設定を弄らなくてもサッと音量を調整することが出来ます。

このボタンだけあれば他いらなry
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━━━━━━━━━━━━━━━━紹介終わり━━━━━━━━━━━━━━━━━━

など配置されているのが特徴的でしょうか。




導入とソフトウェア設定
導入とソフトウェア設定

最新UTLYソフトは公式サイトからダウンロードしましょう。
最新UTLYソフトは公式サイトからダウンロードしましょう。

本製品の機能をフルに使おうとする場合、
UTLYソフトウェアをWindowsにインストールさせる必要があります。

UTLYソフトは付属CDにも入っていますが、
公式ウェブサイトにて最新版ソフトがダウンロード可能となっておりますので、
今回のレビューでは其方を使用したいと思います。

URLは"此方から。"

インストール方法などについては特に気を使うところはありませんので、
端折りらせていただきます。

HOME
HOME

ソフトウェアをインストールした後に、キーボードをPCに接続し、
UTLYソフト「ロジクール ゲームソフトウェア」を起動してみて下さい。

上記、画面が立ち上がれば接続設定完了となります。

「ロジクール ゲームソフトウェア」は、ヘッドセットG-35などにも対応したソフトウェアで、
ロジクールGシリーズの製品を一括管理できるようです。

画面左側から、
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
"製品選択"・・・ここではG510を選択しています。
"HOME"・・・G510設定画面のホーム。
"プロファイル"・・・アプリケーション毎のカスタムボタンの設定を行えます。
"アプレット"・・・LCDディスプレイに表示させる機能を設定することができます。
"バックライト"・・・キートップのカラーを設定することができます。
"プロファイル転送"・・・キーボードにプロファイルをメモリーさせることができます。
"グローバル設定"・・・各種細かな設定を行う所です。
"HELP"・・・HELPです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
となっています。

プロファイル設定
プロファイル設定

ゲームやアプリケーションでのコマンド&マクロをこの設定画面から登録することが出来ます。

海外有名タイトルであれば、ゲームスキャンから自動的に検知してくれ、
有用なコマンドを自動的にコマンド一覧に登録してくれます。
ゲームスキャン
ゲームスキャン

私の場合であれば、
・ バトルフィールド 3
・ Call of Duty®: Modern Warfare® 3
・ The Elder Scrolls V : Skyrim
が一発登録されました。

残念ながら、一番使うであろうFF14は登録されていないようです^^;
ビックタイトルのはずなんですが、、、海外ではそれほどの知名度はないのでしょうか?


LCDカラー
LCDカラー


詳しくは動画をご覧ください。

ゲーミングキーボードG510は、カスタマイズ可能なバックライトを備えています。
LCDカラー設定から、リアルタイムにキーボードのキートップバックライトと、LCDカラーを変更することができます。

しかしながら、バックライトの光量が少なく通常使用では分かりづらいと感じてしまいます。
恐らく、前述のキーボード構造、"手前が高く、奥にいくほど低い"も、光が直接目に入らなくなってしまっていますので、分かりづらさに拍車をかけていると思います。
目玉機能のはずなのに、、これでは製品の魅力は半減してしまうのではないでしょうか?

また、恐らくラバードームの下に光源があり、透過させる事によってバックライトとしての機能を持たせていると判断できるのですが、、、それはラバードームが独立しておらず、一枚物のゴムシート構造であるという事を意味しています。

一般的に、ラバードームが一体になっているゴムシートは、打ち心地においてデメリットしか存在せず、
"安物キーボード"の象徴ともいうべきものなので、10000円を超える製品で、、これを採用するのは正直喜べません。



アプレット
アプレット

LCDディスプレイに表示する機能を設定する画面です。
日本語表記に対応しているのが地味に驚きなのですが、
アプリケーションプロファイル、PC情報、メディアセンター情報、RSSリーダー、メールセンターなど、
初期状態でもかなりいろんな機能を使う事が出来ます。


調べてみると結構色んなアプリケーション対応しており、
私が使用しているアプリケーションではバトルフィールド3のレビュー時に用いた"Fraps"が対応していました。

しかし、正直、、見ないし使わないと思います。。。
格好良いとは思いますが、恐らくこの機能に多くのコストが掛けられていると考えると、
ちょっと悲しいですね。


プロファイル転送
プロファイル転送

ハードウェアに組んだ設定を記録させる機能です。

殆ど使う人はいないとは思うのですが、
漫画喫茶などにマクロを組んだキーボードを持ち込みたい人には便利なんだろうと想像はつきます。


打ち心地
打ち心地

 キーボードは文字入力を行う機器、、、それが「主目的」で、その他の機能は「副目的」だと私は考えています。

例え、副目標がどれだけ素晴らしい結果を残せたとしても、、、主目的が達成できなければ、
それは「作戦失敗」です。




 さて、本製品、、、メンブレン構造で、キーピッチ19mm、、、キーストローク3.6±0.5mmと特殊、、、押下圧は65gとかなり重め、、、内部に金属板は配置されていません。

 キートップを指で押し込んだ瞬間、ラバードームが撓む感覚が感じられると供に、底付きした瞬間、「ぐにっ」という、、、ラバードームとゴムシートが一体になっている安物キーボード特有の感触が得られます。底付き感は殆ど無く、強い反発と供に指が押し戻される。。。。

気持ちが良くない。
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 ゲーミングキーボードという事で、その打ち心地に何らかの意図があるのかと思い、
FPSを中心にプレイをしてみましたが、「マクロキー」や、「複数キー同時押し」という機能以外に、
有用性を見出す事は出来ませんでした。

また、長文入力においては、プレミアムレビュー3つほど書いていますが、
押下圧65gという非常に重い入力感が疲労感を増すと感じています。
昨夜は右手に"痺れ"を感じました。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~
 "手前が高く、奥にいくほど低い"構造は、意外にも3日ほどで慣れてしまいましたし、
左サイドにマクロキーが配置されているのも誤操作は少ないのですが、
なにせ"気持ちよくない"から打っていてストレスの溜まるキーボードだと感じました。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 当然、キーボードは主観が優先されるインターフェース機器ですので好みは人それぞれ、、、
触ってみても感じることは異なるでしょう。

購入を検討されている方は、是非店頭で触ってみることをお勧めします。


総評
総評

 今回、初めてゲーミングキーボードと呼ばれる大変多機能なキーボードを触る機会を得る事が出来、様々な意味で驚き、感心し、経験になったと感じています。

さすがロジクールのフラグシップキーボードG510は一般的なゲーミングキーボードと比べても、LCDディスプレイやマクロキーといった点で非常に多くの機能が搭載されており、便利さという意味では抜きん出た存在だと感じました。

 特にアプリケーション毎に最大54個ものマクロを記録できる機能などは、ゲーム目的で使用するよりも、"クリエイティブ"目的で購入する人が多いだろうと推察できる程です。

 非常に大柄な形状や、"手前が高く、奥にいくほど低い"構造などは、最初は戸惑いましたが、3日ほどで慣れてしまい、タイプミスも大幅に減りました。さすがロジクール、、このあたりは下手な設計をしていません。少し文句を言うなら、マクロキーはマイクロソフトのサイドワインダーシリーズのように、キートップの高さが少し低いと、タイプミスが更に減って良いと思います。

ゲームプレイにおいては、
「Windowsキー」無効化機能や、「複数キー同時押し」を可能とする機能などは、
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今となっては無ければ耐えれないというほど便利な機能です。

さすがインターフェース機器の雄「ロジクール社」が創るだけの事もあり、
バランスよく纏まった秀作機だと感じさせられます。
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 しかし、個人的には"打ち心地"がどうしてもに気に入らない。
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 打ち心地の悪さの主要因は"メンブレン式"である事と、メンブレン式の中でも簡素な構造のものを選んだということ。同社には"パンタグラフ式"でバックライトを搭載したキーボードもあり、少なくともこの構造を回避する選択肢はあったものと考えられます。

 以前より、インターフェース機器の二大メーカー「マイクロソフト」と「ロジクール」が、
どうして打ち心地の点で優れるメカニカル式キーボードに手を出さないのか疑問に思っていましたが、本製品を触っていく中で、自分の中で一つの答えが浮かび上がってきます。

"メカニカル式キーボードを採用したくても出来ない理由がある。"
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 それは、Cherry社が安定的にメカニカルスイッチを供給出来ないのかもしれませんし、
信頼性に疑問が残りサポート対応すればコストが嵩張る、、、大多数のユーザーが業務で使用する所以より、静穏性を重視せざるおえないなど、多くの"答え"があると思います。

だからこそ、他社には勝負出来ない開発力で"機能"を付与する。。。
その形の究極が「ゲーミングキーボード G510」なのだと思います。
          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



 私個人の意見としては、そんな開発力があるのであればこそ、メンブレン式キーボードでも打ち心地の良さを追及して欲しいと感じました。NMBやミツミなどのメンレブン式キーボードに定評のあるメーカーと手を組むのもいいでしょう。※1
 いっそ、「NMB RT6652TWJP」あたりの金型を復活させて転用してくれれば解決する問題です。(いやほんと復活して下さい。。お願いします。。。orz)

インターフェース機器の雄「ロジクール社」だからこそ期待もしますし、出来ると思っています。
営業の「機能があれば売れる」という諫言を無視して、「キーボードとしての質」を求めていって欲しいと思います。





<<追記1(2012/02/26)>>
誤解を招く記述がありましたので補足させて頂きます。

※1)
NMBは既にロジクール社製キーボードのOEM生産を行っており協力関係にあります。

ただし、高品位キーボードの生産からは手を引いていますので、
「NMBとロジクールがタッグを組んで"高品位キーボード"を復活させて欲しい。」
という趣旨を書かせていただきましたm(_ _)m

コメント (10)

  • 下小川さん

    2012/02/26

    さすが「入力機器に拘りがあるがこそ」の辛口レビューですね~そしてロジクールへの愛も感じました!
    やっぱりキーボードは打ち心地があうか!が大前提なんですよねえ…毎日のように触れるものですし。いや、置き場所の関係でサンワの安物使ってる私が言えたクチじゃないですけど。

    メディアプレーヤーのタイトル表示はフルスクリーンで作業しながら曲かける私みたいな人間には魅力的なんですが、あえてゲーミングキーボードに付ける意味があったのか?という感は否めませんね~…何よりでけえ!
  • UDさん

    2012/02/26

    くらくらする(汗)

    結論は一緒ですよね、たぶん…。
  • 退会したユーザーさん

    2012/02/26

    お疲れ様でした。
    音声入出力端子ってLCDの左にあるのですよね。
    これだと、ヘッドホンコードがキーボードの上に垂れる場合もあるように思うのですがどう思われますか?
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