自分は、今まで数百円で売っているようなヘッドセットしか使った事がありませんでした。イヤホンは、SONYのカナルイヤホンを使っていますが、あまり満足できるような物では無かったので、この製品をレビューするのは非常に楽しみでした。
一番の特徴は、接続がUSBであるという点でしょう。なので、普通の音楽プレイヤーでは使うことはできません。欠点として、ケーブルが太いのは良いのですが、非常に固いため、初期状態で付いているクセがいつまでたっても取れず、非常に邪魔くさい存在となります。また、ケーブル長が3mもあるので、ノートパソコンで使う場合は、塊が出来た状態で使う事になります。
また、外装もカクカクしたデザインでそれらしい雰囲気を出していて、配色も黒に若干の赤ラインと、高級感があります。反面、重量約400gと結構重いのですが、付けていてそれほど気になる事はありません。
まず、ドライバをインストールしますが、この際にUSB端子は抜いておくようにと注意されます。これさえ守っておけば、後は次へボタンを押していくだけで、インストールが完了します。
インストールが終わると、このような画面になります。ここの、サラウンドを体験するというコマンドがあるのですが、これが本当にいろんな所から声が聞こえてくるんですよ。初めて聴いた時は、すごく驚きました。
まず初めに、音楽を聴いてみたのですが、ものすごく高音がシャリシャリ鳴る感じを受けました。でも、イコライザの設定をうまく合わせれば、今までのイヤホンと比べて格段に音のノビが良いです。
また、動画についても、耳が覆われている影響からか、臨場感は別物です。音についても、当然良く、下にリンクしたようなライブの動画で、楽器ごとの音がくっきり聞こえたのは初めてです。
便利なのが、左側に付いているボタン類で、ダイヤル状のものでボリューム調整、上のG1~3ボタンは、任意で割り振る事ができますが、普通なら「次へ」「一時停止」「前へ」となるのではないでしょうか。
ゲームでの使用ですが、バトルフィールドや、コールオブデューティーでやるのも面白くないと思い、と「Death to Spies」いうゲームの体験版で試してみました。
第二次世界大戦のヨーロッパ戦線で、ロシアのスパイとなり、ドイツ軍基地に潜入するというゲームです。写真では、ドイツ軍将校の制服を奪っているので、このような格好になっています。このゲームにしたのは訳がありまして、本来はノートPCではなくデスクトップでレビューしようと思っていたんですね。ただ、ドライバソフトを入れようとすると、PentiumⅢなんて古いCPUなんかやってられるか!と怒られてしまいました。動作環境にCPUなんか書いてないのに。。。
なので、使用したPCは、こないだ大改装を終えたばかりのIBM ThinkPad R53です。
CPU:Pentium M 2.13GHz
メモリ:DDR2 2GB
GPU:ATi Mobility Radeon X300
このヘッドセットが届いた時には、PentiumⅢマシンの方がゲーム性能は上という状態でしたが、今となっては、ディスプレイの応答性以外は全ての性能で上回っています。ですが、ゲームをインストールするのが面倒だったため、だいぶ前に入れてそれっきりだった、「Death to Spies」なのです。一応、バトルフィールドや、コールオブデューティーは、初代なら持っているんですよw
で、実際にプレイしていると、本当に色んな方向から物音が聞こえてきて、「右に敵が!」という風にすぐに気づけるのは、すごいアドバンテージだと思います。
マイクのレビューはまだ出来ていませんが、とりあえずこれで一区切り付けたいと思います。このヘッドセットは良いですよ。
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