たまに友人の依頼でポスター、フライヤー、チケットを制作&出力をすることがあるのですが、このi1 Display 2がないと仕事になりません。
しかし、この機器だけでカラーマネジメントが成り立つわけではなく、良い環境、良い機器、そしてこのカラーマネジメントツールがあって初めて各出力物に一貫性のある色味を持たすことができるということをお伝えしておきます。
といっても、最近の機器は設定がかなりしやすくなっていますので、そこまで難しいというわけではありません。
今回のレビューでは私の自宅環境およびソフトウェア設定を上げながら、本機のをレビューしていきたいと思います。
現在の自宅環境は、
環境照明:National パルックナチュラル色 FCL30ENW/28X , 32X・・・・演色84
色校用照明:National 高演色性蛍光灯<リアルクス>(紫外線吸収膜付)FL20S-N-EDL・NU・・・演色99
液晶:MultiSync LCD2690WUXi(BK)
カラーマネジメントソフト:NEC Spectra Navi - J
カラーマネジメント機器:i1 Display 2
プリンタ:HP B9180
PC VGA:ATi Radeon 4770
使用ソフトウェア:Adobe Creative Suite 3 Design Premium
となっています。
簡単に言えば、
照明関係を太陽光と同じ色温度(5000K)に合わせて、ディスプレイの色温度を5000K、色域をAdobe RGBに合わせています。
もし、PC&WEB関連でのカラーマネジメントをされる場合はsRGBの色温度6500Kで合わせるといった風です。(照明は5000K)
照明のうちは1つは色校用に演色度の高い蛍光灯を使用されたほうが良いと思います。
カラーマネジメントをする上で技術的コストを削減をできる本機ですが欠点が1つだけあります。
それはフィルタ方式の簡易型測色計であるためsRGBまでの色域までしか測定できず、Adobe RGBに対応が出来ないということです。
といっても、
現在のAdobe RGB環境で制作したものには色味に十分な一貫性があり、個人制作レベルはこれで十分かな?という感じはあります。
もし、Adobe RGBに対応された分光器型測色計で安いものが欲しい方は、
最近発売されたColor Munkiをお勧め致します。
ただし、i1 Display 2と比べてかなりメリット・デメリットのある製品ですので、よく理解された上で購入されたほうが良いと思います。
本機、カラーマネジメント(カラーマッチング)をする上で必携のツールです。
印刷、写真などされる方は、購入して損を絶対することが無い製品だと思いますので、ご検討されてみてはいかがでしょうか。
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購入金額
37,800円
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購入日
2008年07月23日
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購入場所
イメージングパークス
flammulinaさん
2010/04/08
この記事を参考に検討したいと思います。
もちろんディスプレイが先なんですがw
flammulinaさん
2010/04/08
きっちょむさん
2010/04/09
初めまして!COOLありがとうございます。
i1 Display 2は、
色味が合わなくて困っている人の必携ツールですよ!
購入するまで色味が合わなくて困っていたのですが、
コレを使ったとたん色味が合うようになってビックリしました。
>>もちろんディスプレイが先なんですがw
ディスプレイはやはり良い物でないと、良い結果は得られないようですね。
NECかNANAO、三菱あたりのフォトレタッチ用のちょっと高めのやつがお勧めです^^
退会したユーザーさん
2010/06/05
きっちょむさん
2010/06/05
COOLありがとうございます!
garpさん
2010/06/05
きっちょむさん
2010/06/05
COOLありがとうございます!