何がすごいって、まずはその巨大さ。
高さ105mm×幅368mm×縦585mmというサイズは、普通の机であれば優に1/3を占有するサイズです。
さらに、重量9.9kgと、こちらのヘヴィ級。
アメリカ生まれだけあって、A4より一回り大きい、Legalサイズも対応しています。
横幅は少し足りませんが、B4のスキャンも可能でした。
インターフェースは当然SCSI。USB何それ?な時代の製品ですので、こいつを繋げるためには別途SCSIカードが必要でした。
当時、そこそこ速度が出る外部I/FといえばSCSIしか無かったような時代ですので、この当時のスキャナはほとんどSCSI仕様でした。
極めつけなのが、ScanJetにしかないと思われる、Play Tuneという機能。
下記の動画を見ると一発でわかります。
Play Tune動画
http://video.google.com/videoplay?docid=-7119016396346530325#
ScanJet 4Cは縮小光学系のスキャナなので、スライドするユニットには光源とミラーしかありません。
とはいえ、このユニットがかなり大きく、移動する速度によって駆動モーターからかなりの騒音が発生します。
ユニットの移動速度と距離を調整することで、そのモーターノイズを楽器にしてしまうのが、このPlay Tuneという機能。
って、知ったのはこの説明を書くために、HPのなんていうスキャナだったっけかなー…と情報を探していた時ですので、すでにScanJet 4Cは手元に無かったりします。
持っていたら一度は試してみたかったですねーーー
なによりも、HP公認?の機能だそうで、こういう遊び心のある会社っていいですよね。
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購入金額
70,000円
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購入日
1997年頃
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購入場所
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