持っていましたが、読み飛ばししました。

小学生の頃、坂井三郎氏が書いた本が図書館にあって、
それは穴が開くほど読みました。
氏が被弾して基地に帰り着くまでを書いた本でした。
カッコいいと思いました。

ガダルカナル上空で頭部に被弾したときの話ですね。今でもつらいとき、苦しいときにこの話を思い出して、自分を励ましています。もうだめだ、死ぬ!と思いつつ、それでも飛べるだけ飛んで生還した不屈の精神は今の子供たちにも伝えてやりたいです。

先ほどもちものに登録した雑誌「シュナイダー」創刊号の坂井三郎氏インタビュー記事に、ガダルカナルで被弾したときのヘルメットの写真が掲載されていますのでご紹介します。

また、大空のサムライにも同様の記述があるかもしれませんが
このインタビューでの坂井三郎氏の発言からいくつか抜粋します。

----------
格闘戦になったら20mm機関砲なんてまず当たりません。あれは戦後になって実戦経験のない者が作り上げた虚構です。

相手が気付く前に一撃で落とす。格闘戦なんか持ち込みません。それが空戦で生き抜き、エースになるための絶対条件です。

架空戦記をにぎわす「左捻り込み」のような技を、私は実戦で使ったことがありません。そもそも、「左捻り込み」とは、まったく性能が同じ機種同士の模擬格闘戦で、相手の後尾に潜り込むために編み出された窮め技であって、戦法も空戦性能も違う敵機に対して使う必要などないのです。よく「嘘も百回」といいますが、このように間違ったことでも繰り返し伝えられているうちに、だんだん真実へと変っていくのは真に恐ろしいことです。
----------
以上

Sukiyakiさん、これ、僕も持ってて、バイブルのように本棚に飾ってます。坂井さんが自撮した顔写真も飾って、自分鼓舞用に使ってます。　机、お誉めいただいてありがとう！　ダイニングのテーブルです。

「デビル５００応答せず｣で有名なスティーブン・クーンツが古今東西のエースパイロットの物語を抜粋して編集した「撃墜王」でも、この「大空のサムライ」が紹介されています。
オリジナルの日本語版を英訳されたものをさらにまた日本語訳した｢逆輸入｣ものですが、文章の重みは変わりません。
硫黄島上空で、すでに右目の視力を失った坂井中尉が、ヘルキャットの編隊を零戦と誤認して近づき、包囲されたくだりです。
次々と襲いかかるF6Fの射弾をたくみに躱わし、なんとしてでも生還するという気迫には、涙を誘います。通勤電車内で読むときには注意が必要です。

yoshibeeさん

こんばんは。こちら、super7さんのもちものです。（コメント内容から、sukiyakiのもちものと思われているようですので、お知らせします）

yoshibeeさんもお持ちなんですね。ぜひ「大空のサムライ」と坂井三郎氏の顔写真をyoshibeeさんのもちものに登録してください。

super7さん

ご紹介の「撃墜王」、興味深いです。ぜひ読んでみたいです。

super7さん
「大空のサムライ」ただいま読了しました。まさに傑作ですね。