関口巽、木場修太郎、榎木津礼二郎、中禅寺秋彦
中心となるこの四人に加え、魅力的なサブキャラがいっぱい居ます。
という事でこの巻では精神科医が登場します。
降旗弘は随分と変なキャラクターとして描かれていますが、彼自身が壊れかけているのは多分精神科医という仕事柄故なのではと思ってしまいます。
実際、精神科医をやってる人は往々に「壊れて」しまうらしいです。
心の病だって伝染するんだなぁと勝手に納得。
この巻では、その心の病を取り上げて事件の核心に進みます。
ただ、その「病」は二人の女性の人生を狂わせてしまう程強く作用してしまいます。
人間の記憶というのはいかに当てにならないのかというのがこれでもかと書かれていて、読んでいる途中で軽く欝になります。
面白さという点ではちょっと弱いかもしれませんが、それでも読んでいて楽しかったです。
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購入金額
1,020円
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購入日
2007年頃
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購入場所
どっかの本屋
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