Pen4の中では発熱が少なめで優秀な北森コアです。
【モデルナンバー(実クロック)】2.8GHz
【コードネーム】Northwood
【製造プロセス】130nm
【L1/L2キャッシュ】8KB/512KB
【コア電圧/TDP】1.525V/68.4W
【主な拡張命令】SSE/SSE2
【Socket/Slot】Socket478
【sSPEC】SL6HL
【リリース時期】2002年8月頃
【発売時の記事】
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020824/p426...
最初に登場した、Pentium4-2.8GHz(北森コア、FSB533MHz、HT非対応)です。
TDPは68.4Wとそれ程小さくはないのですが、次に登場するプレスコットコアでは同クロックでも一気に89Wに上がってしまうので、これを考えれば省エネです(^^;
実際に両者を取り付けて運用した際も、北森コアは熱めの印象で、プレスコは熱でヤバイ印象を受けますw でも、寒くなってきたから丁度良いかもw
S478末期の廉価PCで使われていたBIOSTARのU8668-D(P4M266A)が、FSB800MHzに対応していない為、急遽ジャンク屋で調達しました。
中古だと意外とFSB533MHzの高クロック品は高いですね(^^;
ジャンク屋だと捨値でしたが、足が凄まじく曲がっていましたorz (2枚目の写真)
いつも通り、ピンセットとカッターの刃で修正・・・
Pen4-2.8GHz、純正ファン、U8668-D、PC2100-256MB×2、80GB(IDE)、GeForceFX5200-128MB(AGP)の構成で起動を確認。
とりあえず、CPUID(゚ω゚)
あんまり、Pentium4の構成で馴染みがないので、ATOM D510とCorei3と比較してみますw
但し、比較対象はWindows7で、ロクナナプレミアムレビューから抜粋しています。
・CrystalMark2004
CPU関係はATOMにさえボロ負け・・・
ATOMはハイパースレッディングが有効で実質2倍くらいの値が出るので仕方ないのかも。
実アプリだと引っくり返るはず・・・・
・午後のこーだベンチ(ノーマルベンチ)
【Pentium4】
[速度] 73.08倍速 [設定] Q=5 FPU SSE2 SSE MMX
【ATOM】
[速度] 54.81倍速 [設定] Q=5 FPU SSE2 SSE MMX
【Corei3】
[速度] 293.67倍速 [設定] Q=5 FPU SSE2 SSE MMX
さすがにクロックの高いPentium4は有利です。それでもCorei3の4分の1の性能なんですね(^^;
・FINAL FANTASY XI for Windowsオフィシャルベンチマークソフト3
どれも性能は低いと思うので、低解像度のみ・・・
【Pentium4】 2905
【ATOM】 1213
【Corei3】 5147
まあ、グラフィックの性能が違うので・・・ でもFX5200とATOM内蔵のVGAはそんなに差があるとは思えないのですが・・・
・きゃらコレ! ITちゃん ダンシングベンチマーク
http://www.characolle.jp/download_it.html
【Pentium4】 158 IT
【ATOM】 495 IT
【Corei3】 2918 IT
Pen4の惨敗です。FX5200のシェーダーエンジンが古いのか、ここまで低いとソフトウェアレンダリングで動作しているのでは・・・
・HDBench
作業用の為に残しておきますw
ちなみに体感速度はデスクトップやOffice関係を使っている分には十分、高速に動作しています。
動画はH.264のフルHDはローカルで再生させても、コマ落ち&大きく音ズレします。
Youtubeは720pがぎりぎり再生できるといった具合ですね。
再生支援があるグラフィックカードを積めば良いのですが、AGP版は選択肢が少なく高いので、現状維持です(^^;
冬の間、暖房PCとして活躍してもらおうかな(^^;
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購入金額
300円
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購入日
2011年09月23日
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購入場所
迅丁堂
退会したユーザーさん
2011/09/26
(^0^/
ふっけんさんが試されたように、HD動画を見て「カクカク・ズレズレ」で、こりゃ次世代に移行しなきゃ、とCore2を買ったのが3年前どす。
必死にクロックを追い求めていた、無邪気な時代でしたね。
ふっけんさん
2011/09/26
私はネットバーストを避けていたので、自作PCではリアルタイムにPen4を使ったことは無いのですが、他のコアを考えると発熱は優秀ですね。
ただ、今だとHD動画が再生できないと、一線では使いづらいですね(^^;
今でもネタで最高クロックの3.8GHzが欲しかったりするんですけどね(笑)
s3zm4rさん
2011/09/26
後期のNorthwood Pentium4やTualatin PentiumIIIなど、「当時の印象」が良かったものは、今でも現役で行けそうな幻想に囚われてしまうのですが。
下小川さん
2011/09/26
…が、やっぱりCDMスコアはこちらのATOMに負けてます。ナンテコッタ。
さすがに私のシングルコアHT ATOMのN470には勝ちましたが。
やはり動画再生支援のきく世代のAGPは新品だととんでも価格だし、中古で出ても高額で、ジャンクなんてまず出てきてくれませんからねえ。
ふっけんさん
2011/09/26
まだ、Pentium4も3GHzあれば、まだまだ一線で使えるようなイメージがあるのですが、ゲームはともかく、動画に関してはもう辛いのかも知れません。
ただ、OSやOffice関係を弄っている分には、ATOMよりもずっと体感速度は速いです。
TualatinもCPUとしてはかなり良い印象なのですが、メモリやバス周りがボトルネックになっているんでしょうね(^^;
ふっけんさん
2011/09/26
私もHT対応の北森Pen4-2.8GHzを持っているのですが、マザーが対応していないorz
北森/FSB533/HT対応の条件が揃うのは3.06GHzのみで、今でも結構高いです(^^;
GeForce8シリーズ以降でAGPが使えなくなったのが痛いですね。
使えたら、8400GS辺りで安く出せそうな気がするのですが(^^;
はにゃさん
2011/09/26
AthlonXPに見切りをつけて Athlon64x2に移った理由も、似たようなものでしたね。
やはりメモリ帯域、バス帯域が十分ないと動画再生だけでもひぃひぃ言います。
XP用に格安で手に入れたPen4 3.4GHz + 875マザーを使ってましたが、熱はたくさん、シングルコアでXPの起動が遅すぎるのと HD解像度の再生には耐えられず、処分してしまいました。
ふっけんさん
2011/09/26
私もゲームはそれ程しないので、動画がボトルネックになったときにアップグレードすることが多いですねw
DVDの時は、CyrixMⅡ-300GP(233MHz)、VIA MVP4の動画再生支援を使用
DivXの時は、Duron900MHz
GyaO(DVD解像度の低ビットレートのストリーミング)は、Athlon1.4GHz
WMV HDクラスで、Athlon64(シングル)
H.264/Youtubeで、Athlon64X2
の乗り換えました。
高解像度動画だとメモリ帯域で大きくパフォーマンスが変わりますね・・・
2K4Kだとどうなるのやら(^^;