レビューメディア「ジグソー」

エンディミオンは良い主人公

何だこの優等生。
ってくらい、エンディミオンは良い主人公です。

もちろん、彼の活躍っぷりは見ていて気持ちが良いです。
悪い言い方をすれば、古き良き時代の映画主人公という感じでしょうか。
そして、この巻でネメスという最悪の敵が出てきます。
彼女はシュライクに匹敵する力を持ちつつ、シュライク以上の知性を併せ持つ凶悪な敵です。
ネメスがエンディミオンとアイネイアー、そしてA・ベティックを追い詰める様は見ていてハラハラものです。

ぶっちゃけると(ぉ)、川を下る物語なのですが、そこにSF要素を大量に絡ませる事で、この物語をシンプルながらも重厚な物語に仕上げています。
作者もさることながら、翻訳者が最高だと僕は思います。
さて、早く覚醒を読みたい!!
  • 購入金額

    924円

  • 購入日

    2008年頃

  • 購入場所

    どこかの本屋さん

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