から2003年にバトンを引き継いで2011年に“最後のRD-X”ことTOSHIBAのブルーレイディスクレコーダーRD-X10
にTV録画機の地位を明け渡すまで一線で働いていた地アナのみの対応のDVDレコーダー。
先にご紹介したSONY WV-ST1が、miniDVビデオカメラ
に換える前のHi8ビデオカメラの再生環境でもあったので、「キオクの再生機器」でもあったが、こちらはTV録画機だったのでそういう意味で惜しいものではない。
ただ、壊れていないとは言うもののわずか80GBのHDD+DVD系までの光学ディスク対応、チューナーは地アナのみ、というこの機種をまだ保管しているのにはワケがある。
実は子供がTVに出たことがある。
ひとつは地域のケーブルTV局の学校行事取材で本人が映り、ひとつはある子供番組で手紙が採用されて番組で使われたときに名前(ペンネームだが)が読まれた。
どちらもアナログ放送時代のことでたいした画質ではなく、問題の部分はわずか1分くらいの映像だが、それが入っているこれを処分するのが忍びなくて。
一応、本体に装備されているDVDライター機能でDVDメディアには焼いたが、この機種の発売当時はDVDは+だの-(マイナス)だの仕様違いが乱立していた時代で、けっこう相性がある。事実このDVDレコーダーで焼いたDVDをカーステのDVDプレイヤーでかけるとかからなかったことがある。
そんなワケで、「原本」を保管していたわけ。
機種としては当時のパイオニアDVDレコーダーの最低機種(別名スタンダード機種w)。この上にはほぼ同仕様でHDDを80⇒120GBに5割増ししたDVR-515H-S、やや便利機能をふやしてさらにHDDが160GBになったDVR-610H-S、それに高画質機能を付加した最高機種DVR-710H-Sというラインアップがあった。図抜けて高価だったDVR-710H-S以外は、事実上HDDの容量違いみたいなもので、ならば安いのでいいかと、比較的高機能機を永く使う傾向にあるcybercatとしては珍しく最廉価版を購入。使ってみるとやはりHDDが狭く、取っておきたいものはひっきりなしにDVDに逃がす必要があったけれど、Gコードにも対応しておりウイークリーの戦隊モノやアニメなど録画しては消しを繰り返す「タイムシフト」機としては必要十分。ただ今となってみるとGコードは仕組みとしてやや古く、EPG機能がないのは「旧世代」という感じなのと、なんといっても放送延長に対応していないのが...←これでアニメの後半が切れて泣かれたことがありますorz今回「キロク」のサルベージを試みようかと。
【仕様】
■ 録画可能ディスク:HDD(80GB)、DVD-R、DVD-RW
■ 再生可能メディア:DVDビデオ、DVD-R、DVD-RW、音楽CD、ビデオCD、CD-R、CD-RW
■ 消費電力:39W(待機時0.38W)
■ 外形寸法:420(W)×69(H)×341(D)mm
■ 本体質量:5.1kg
■ 入力:映像・音声入力端子3系統(うち前面1)/S映像入力端子3系統(うち前面1)
■ 出力:映像・音声出力端子2系統/S1/S2映像出力端子2系統/D1/D2出力端子1系統
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購入金額
50,000円
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購入日
2003年頃
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購入場所
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