私が所有する本体では、ThinkPad X22/24/24で利用するUltraBase X2や、ThinkPad X31/32で利用するUltraBase X3、そしてThinkPad T30の本体内蔵ベイで利用することが出来る機器です。
機能としては極めて単純で、このアダプターにIDE接続の2.5インチHDD(厚さ9.5mm)を装着すると、上記機器の内蔵ベイに装着することができ、本体のIDEコネクター(セカンダリー)に接続したのと同じ状態になるというものです。
当然ノートPCですからHDDを1台は内蔵しているわけで、敢えてもう1台のHDDを接続しなければいけない機会はそれほど多くはないでしょう。それでもこのアダプターが必要な理由は、本体内蔵HDDのクローンコピーを作成する際に必要となるからです。
一般的なノートPCでは、本体内蔵HDDのクローンコピーを作る場合にはUSBの外付けケースなどを利用すると思いますが、この時期のThinkPadではUSB外付けで作成したクローンからはOSがブート出来ないのです。
このアダプターを入手する前は、ディスクコピーシステムであるセンチュリー製「これDo台 Twin」を利用していたのですが、それではコピー先のHDDにも元のHDDと同等以上の容量が要求されますし、コピーを作成しながらパーティションサイズを変更するようなことも一切出来ません。
しかし本体IDEコネクター接続扱いとなるこのアダプター経由の接続であれば、そのような制約に引っかかることもなく、クローンコピーを作成することが出来たのです。
使用機会が滅多に無い製品ではありますが、その数少ない機会というのは非常に大事な場面であることが多く、本体と共に1つは持っておきたい製品です。
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購入金額
3,990円
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購入日
2005年08月29日
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購入場所
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