コンデジにもマクロ撮影モード(だいたいチューリップの絵)が付いていると思いますが、その機能に特化した単焦点レンズです。
60mmなので、小さなものを相当クローズアップして撮影することができます。
絞りを変えて3枚サンプルを撮ってみました。
DDR2メモリのエリクサーチップです。このチップ一つはおよそ1cm角くらいですので、だいぶ寄れて撮れているのが分かると思います。
■単焦点レンズはF(絞り)がキモ
Fというのが絞りの数値で、Fが小さいほうが絞りが開いている状態で、そのぶん光の一度に入ってくる量が大きくなるため、シャッタースピードが速くなりブレにくくなります。そして被写界深度と呼ばれるピントの合う奥行き範囲が狭くなるため、ピントがシビアになります。
Fの値が大きいほうが絞りが閉じている状態で、光が一度に入ってくる量が少なくなるため、シャッタースピードが遅くなります。そして被写界深度が深くなる(ピントの合う奥行き範囲が広くなる)ので広範囲にピントが合ったような写真になります。
写真のイメージや被写体の種類、周囲の明るさに応じてこのFを変化させて撮るのがキモです。
デジタルカメラだと、簡単にISO感度と呼ばれるものが変えられますが、フィルムカメラだとISOはフィルムによって固定されてしまうので、露出や絞りの設定をいじるのがまず第一になると思います。
■ミクロレンズ
ニコンはマクロレンズのことをミクロレンズという表記にしています。それだけ近づいて撮れるという自信の表れでしょうか。
このレンズはもともとは銀鉛(フィルム)カメラ用に作られている旧設計のものなので、オートフォーカスのスピードや設定などは新型の60mm Microには及びませんが、そもそも落ち着いて寄って撮影をする趣旨のレンズなので特に気なりません。
おそらく1990年代のレンズだと思います(貰いものなので詳細が不明です)が、今でも十分現役です。
長く使っていきたいレンズです。
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
退会したユーザーさん
2011/09/14
F値の説明文、スゴく解りやすかったです。ありがとうございます!
今迄F値が小さいほどシャッタースピードが長くなるんだと思ってました。。。
この写真を見ると、やっぱり一眼欲しい。。。もうコンデジじゃぁ。。。
こういうレンズでボカしたり接写して遊びたいから、一眼が欲しい自分にはピンポイント!なレビューでした!
(^0^/
これから年末にかけて危険だ。。。お財布のヒモを縛らなきゃ!
我輩!テトであーる♪さん
2011/09/14
コメントさせて頂きます!!
す♫す♫す♫すごいかっこいい(^^)
いぐなっちさん
2011/09/15
退会したユーザーさん
2011/09/15
背景がぼかせるって一眼ならではですよね。
yosh-massterさん
2011/09/15
絞りとシャッタースピードの関係と被写界震度、露出とISO感度など最初は意味がわからないことが多いのですが、ハマると楽しいです^^
もう財布の紐が緩んでますよ~
yosh-massterさん
2011/09/15
ただのメモリーもここまで寄るとサイバーな感じに見えますね^^
yosh-massterさん
2011/09/15
このレンズも親からの貰い物なのです!
贅沢ですみません^^
yosh-massterさん
2011/09/15
このレンズの絞り開放は2.8までいけます。
ためしに撮影してみますね!
退会したユーザーさん
2011/09/15
yosh-massterさん
2011/09/17
大事なことを忘れていました。
絞りを完全に開いて固定すると、焦点距離が限られているので、接写ができなくなるのです。
このメモリを撮影したくらいの距離だとピントが合わないので最小でもF3.2くらいになってしまいますね~
退会したユーザーさん
2011/09/28