2016年暮れに2台のメンテ&再生がなんとなくできて、
引き続きもう1台作ってみました。
HDL-GTと-GTR のシリーズは、共通のハードウエアを使用していることと、製品では4TB(1TB x 4本)までのラインアップなのですが、設計上8TB(2TB x 4本)まで対応しているということが、ユーザー有志諸氏の解析で早くからわかっていて、8TB化する方法もネットでいくつか見ることができました。
本来、この機種はHDDを換装する場合は公式には純正品に限るようで、ユーザーが生のHDDを用いて容量アップを図ることは前提としていません。
ところが、その実、Linuxで動作しているだけあって無理なくハックできるようです。
たとえば、
- ドライブの1つにだけOSとプログラムが入った純正のディスク(dd で複製したディスクも可)があれば、他のドライブは容量条件を満たした全くのブランクディスクでも構わない
- 容量の定義は、プログラム内に書かれていて、それは有志ご提供のスクリプトで変更が可能
- 設定によってはtelnet接続もできる
- 別途専用ディストリビューションのイメージ(OPEN LANDISK PLATFORM =ほぼオフィシャル)を準備すると純然たるLinuxマシンになる
などです。
今回は、
を参考にさせていただきました。こちらのブログの説明は緻密かつ正確なので、確実にトレースしさえすれば再現が可能です。
2TB x 2本 + 3TB x 2本 の構成でセットアップしてみました。3TBのドライブは、2TB分だけ使用します。お試し的な作業だし、後々別機でさらに大容量なNASを作ることもあろうかと考え、3TBのHDDを準備しました。
もとにした機材;
- HDDが抜き取られた HDL-GT1.0 (1,609円・ヤフオク)
- HDD入りマウンター×4個セット (4,000円・ヤフオク・マウンタは未使用)
1TB (SAMSUNG HD103SI = 未使用)
1TB (SAMSUNG HD103SI = 未使用)
2TB(ST2000DM001)
2TB(WD20EZRX) - 3TB(ST3000DM001)(6,480円・じゃんぱら)
- 3TB(WD30EZRX)(6,480円・じゃんぱら)
ストレージサイズ(物理的に認識しているハードディスクのサイズ)は、8TB、
ボリュームサイズは、RAID5構成なので1本分のサイズがパリティの分となり、6TB。
できました。
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購入金額
18,569円
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購入日
2017年01月頃
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購入場所
リンさん
2017/01/19
これ凄い安いですね!
何だか欲しくなってきちゃいましたよ❗
yosyos888さん
2017/01/19
それで鍵単独で高値で売ってたりして、そのあたりはどうクリアしていますか?
ちばとどさん
2017/01/19
ノーチェックジャンクとかだと安いです。
最新機ほどの性能は期待できなくて、設定用のWeb画面など超鈍速ですけれど、当初の設計がきちんとしているのか、古い機種にありがちなコンデンサがダメとか、熱で何かがダメの故障を見ないです。
ちばとどさん
2017/01/19
鍵は、当初入手した機体がジャンクでなく完品だったので2コ付いていました。その後のジャンクにたまたま1コ付いてきたので、なんとかなっています。
鍵なしで入手しても、カバーを外すとキーのロック機構は動かせるし、たいていのジャンクはHDD摘出の際に解錠されているんじゃないかと思います。
なお、解錠のまま使用してもHDDの物理的なロックは効いていますので問題ないです。
ご希望でしたら、おものだちのよしみで1コお送りしますのでお知らせください。
yosyos888さん
2017/01/20
同時に入札したら全部落札できちゃったパターンです。
バッファローは電源が上側にあって全てコンデンサーが妊娠していて、それを交換したら全部動いてしまいました。(同じパターンかもw)
ちばとどさん
2017/01/20
> 全部動いてしまいました。
なかなか楽しげな状況ですね。
[入札する]ボタンを押さないのには努力が必要ですww
NASは、mdadm とか zfs とかの技術が確立してからあとは古い機体でも個人用途には十分すぎるくらい安定していて、だいたいちゃんと動くので、そんなにたくさんのストレージにいったい何を保存するのか?という自問はNGにしていますww
実は、あと2台自作NASがあったりします。CentOS / zfs のと FreeNASのと。