THEATRE BROOK．．．
このクソあつくるし．．いやアクが強いグループを知ったのはたしか深夜の天気予報番組でメジャーデビューシングル「あふれ出すばかり」のPVを見た時なのでもう10年以上も前のこと。やっぱりあつくるし．．イヤ個性が強いボーカル佐藤泰司（タイジ）アップのジャケットのmaxiシングルはとりあえず掴んでおいた（が、ちょっとそれでコレクション中断）。
このシルエットも濃い
ニヤリと薄笑いを浮かべながら薄暗い白黒のPVの向こうで歌うタイジ。いまどき流行らないぼさぼさのカーリーヘア、黒っぽいストライプのスーツの襟の上にYシャツのカラーを出して着てるのがまたラシイ。これも古典ともいえるワウばりばりのエレキギター。ギター＋オルガン＋ドラム＋ベースというシンプルなトラディショナルな構成に唯一ターンテーブルが少し時代が異なるのを気づかせるがそれを除けば1970年代といっても通じるかもしれないファッション、サウンド、楽曲。
．．つまり．．「濃い」のだ。かれらは。イヤ「タイジ」は。
THEATRE BROOKのほぼすべての楽曲の作詞作曲を手がけ、ゴールドトップのレスポールをかき鳴らしながらほぼすべてのPVでドアップの濃い顔で熱唱するタイジ。でもこのグループの魅力は彼から放たれるオーラのような魅力につきる。熱く、濃く、強烈でセクシー。
ピンクのCDにピンクの文字、緑のDVDに緑の文字。濃いというより読みにくい．．．
このアルバムは前エピック時代（その後フォーライフに一時移籍し、今はまたエピックに復帰）のベスト。
CCCDであるのがイヤで買い控えていたのだが、CCCDでない盤が出る兆しがなく市場から消え去りそうだったので、あわててヤフオクでげっとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！！（←定番）
なぜ焦ったかというとこの初回盤についているDVD目当て。
当然出逢いのPV（あふれ出すばかり）も入っており濃いのをいつでも味わいたいというのもあったが、現在のメンバーで再演されている出世作「ありったけの愛」のLive映像が入っており、これを掴んでおきたかったため。
今のメンバーはデビュー時からの佐藤泰司（ボーカル・ギター）とベースの中條卓に途中加入のキーボードのエマーソン北村とドラムの沼澤尚が支える形。凄腕マルチプレイヤーの北村と沼澤がサポートではなく正式加入しているところを見ると彼らもタイジの妖しいオーラにやられているのかもしれない。
沼澤尚の「ありったけの愛」でスティックを逆さに持ってライドシンバルをガンガンひっぱたく姿はとてもフュージョンバンドFOUR of a KINDでクールに決めていた姿とは．．．合掌。
☆1コマイナスはCCCDであることと一部のLIVE映像が1分ほどのダイジェストであることから。
楽曲の問題では、ありません。
熱く、なれます。
【収録曲】
CD-1
1. ドレッドライダー
2. Bring Some Water （Original Version）
3. ありったけの愛
4. 捨てちまえ
5. 立ち止まって一服しよう
6. 野蛮なローソク
7. 心臓の目覚める時
8. TEPID RAIN
9. 夢のアキレス腱
10. ノックしつづける男
11. 五反田ディレイセンター
12. 純粋無垢
CD-2
1. TYPHOON SHELTER （Short Version）
2. オレタチフューチャー
3. まばたき
4. あふれ出すばかり
5. 乾き過ぎた風
6. One Fine Morning
7. 直射日光
8. 約束の虹
9. 先生どうしてキスの仕方まで教えてくれなかったんだ
10. 俺の手にはギター
11. 無実の子
DVD
-CLIPS-
1. ありったけの愛
2. あふれ出すばかり
3. ドレッドライダー
4. 捨てちまえ
5. まばたき
6. SOUL DIVER
7. まぶたの裏に
8. ノックしつづける男
9. ぜんまいのきしむ音
10. 心臓の目覚める時
11. オレタチフューチャー
-LIVE-
・Here We Go
・トゲのないバラ
・TEPID RAIN
・No Religion
・昨日よりちょっと
・捨てちまえ
・One Fine Morning
・まばたき
・悲しみは河の中に
・ありったけの愛
・なにもないこのの場所から
「ありったけの愛」
Theatre Brook HP
SonyMusic シアターブルック
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購入金額
7,000円
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購入日
2008年12月18日
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購入場所
Yahooオークション
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