ま、Twitterで同じ感想をつぶやいていた方がいましたが。

両側に折りたたみのアンテナがついていてGL.iNetの感じに似てるんですよね…

あと、モバイルなんですが、持ち歩くには割と大き目です。

なお、サイズを確認するために、発売の時のPC watchのページを見たら、

＞サイズが90×111×96mm、重量が232g

と書いてありました。んな訳あるか、ほぼ立方体じゃねぇか。

(ちなみに、正解はGreenfundingのページの画像で幅99×奥行111×高さ36mmとありました)

性能は普通にASUSのルーターだと思います。

それに加えて、2個モードを保存してスイッチで切り替えられるというのが利点です。

ただし、実運用で面倒なのが何か所か。

1.切り替えスイッチ、デフォルトでは割り当てなし

折りたたみアンテナに隠れる形でスライドスイッチがあるのですが、

これ、設定画面でオンにしないとデフォでは動かしても何も起きません。

何個か割り当てられる機能がありますが、環境で切り替えるのが普通なのかな、と。

2.モバイルするときにモードを2つ使ってしまう

そして次。

これ、無線LANをWANにして使うモード(WISPモード)と、

ホテルとかの有線LANをWANとして使う(普通のルーターモード)が別なんですよ。

で、スマホテザリングの場合、Wifiテザリングは前者、USBテザリングは後者で、

スイッチで切り替えて再起動する必要が出る上、それぞれでセットアップする必要があります。

そして、AiMeshはさらに別モードなので、家でメッシュwifiの一部、出かけるときはそのまま持ち運ぶ、みたいなのは出先での接続をどっちかに縛る必要が出てきます。

なので、家でも出先でも、という感じでの活用は困難だろうな、という。

据え置きにするか、モバイルで使うかの2択。

3.付属のACアダプタが専用っぽく見える

ACアダプタの裏を見ればわかりますが、12V 2000mAしか書いてません。

普通の機器に繋ぐとどうなるか分かりません。

書いてないだけで5Vとかも使える、もしくは反応しないなら良いのですが、

ただ流す奴だと最悪非対応機器に繋いだ場合に機器が壊れます。

誰か調べてみてください。

ちなみに、自分は未来の自分がミスって壊す可能性を考えてACアダプタは捨てました。

なお、バッテリー搭載されてない機器なので、持ち歩く場合は余ってる小型のAC-USBを単体で持ち歩いた方が良いです。

複数口のUSB PD対応ACアダプタはほかのUSBを抜き差ししたときに仕様上、給電が止まるので、

ルーターがいちいち再起動してしまいます。

と、期待してたモバイル面ではなかなか面倒なのですが。

有線LAN接続にサブとしてスマホのUSBテザリングを使ったり、

VPN機能で家や職場のLAN環境同様に使えたりといった、

ASUSのルーターをそのまま持ち歩けるというメリットは大きいです。

なお、自分は自宅のASUSルーターのVPNに繋げるように設定しました。

流石に反応やDL速度はある程度落ちますが、これで出先でも自宅と変わらない接続が可能になりました。

コスパはまずまず高いのではと思います。

WANの2.5GbEとGbE付きのwifi7対応ルーター。

ストリーム数とかの絶対性能はそこそこですが、

ASUSのサポートの長さや機能の多さ、

買い替えた時もAiMeshで中継器として余生を過ごせること、

モバイルルーターとしても使えることを考えると悪くないのでは、と。

自分的には使い続ける機器だと思いますけど、

他人にモバイルルーターとして他人に勧めるかというと…

いや、モバイルルーターとして多機能に使えますし、

最初のASUSルーターとしても行ける万能選手ではあるんですが…

割と癖強いよね、という。

購入した方がどうやって使ってるのかが気になるところです。