最近スマホの画質も上がってきたうえ、バッテリーも容量も十分になってきたのである程度長尺の動画にも対応できるようになったため、外で撮る写真にコンデジを使うことはもはや皆無なのだが、家の中では特定用途でまだ使っている。
それが実はこのZIGSOWの投稿用に使う写真。
家にある現役のコンデジは、RICOHの防水・耐ショックコンデジWG-30W。
水深12mで2時間撮影可能で、耐落下1.5m、耐寒性能-10℃、100kgfまでの重さに耐える耐荷重構造とタフボディで、建築現場やアウトドアなどで雑に扱っても壊れない...というのがウリのタフカメラ。一方、画質的には映像素子が1/2.3型 CMOS(6.2mm×4.7mm)、画素数約1600万画素であり、もはや取り立ててみるべきものはない。
ただこのコンデジ、タフなだけではなくもう一つ大きな特徴がある。「寄れる」のだ。標準の撮影距離範囲はズーム全域で0.5m~∞、マクロが0.1~0.6mというものなのだが、この機種にはさらに「1cmマクロ」という機能があり、それであれば文字通り0.01~0.3m、つまり1~30cmで焦点が合う。
これを使えば、M/B上の実装パーツの型番判別や、IEMの透明ボディを通したドライバーの刻印確認などに使える。さらに「寄る」にはマイクロスコ―プ
まで行く必要があるが、30cmまでワンモードで撮影できるWG-30Wの1cmマクロは、程度の引きでも撮れるため、小さめのレビュー対象品はモード変更なしで寄り/引き両方撮れる便利さもあって、今でも愛用している。
こうして愛用していると、「撮りたいときにバッテリーが充電されていない」というのはかなりのストレスなので、元々1つしか付属していなかった純正バッテリーの補助として、それ以前に使っていた同じRICOHのコンデジ
とバッテリーに互換性があったため、そちらも利用してローテーションしていた。しかし、前機種のバッテリーは流石にへたってきて、安価な互換バッテリーを追加したのが2021年。
そのROWA・JAPANの互換バッテリー
は、2個で1,000円少々という爆安製品だったので、当時ひとつ5,000円ほどした純正バッテリーの1/10ほどというモノ(純正バッテリー、2025年末現在4,000円ほどに安くなっているが、それでも1/8ほど)。
ここまで安ければ、数年保てばそれで良いかと考えていたが、やはり寿命は永くはなく、2つのうち先に使い始めた方は昨年(2024年)だめになり、もうひとつも2025年末現在明らかに充電後の保ちが悪くなってきた。
元々価格も1/10だが性能もやや控えめ(純正が950mAhの3.5Whに対して、ROWA・JAPAN製は925mAh / 3.4Wh)だったのもあり、3年使えれば上等か、と、次のバッテリーを手配することにした(WG-30Wの使用はまだ当分続きそうなので)。
そこでまた2個買うことにしたのだが、前回買ったROWA・JAPANのが1,900円ほどに値上がりしてしまっているので、1,000円ほどでないかなーと考えて探していたところ、面白い製品を見つけた。希望通りバッテリー2個セットなのだが価格は1,900円。しかし充電器が付いている。そしてその充電器が2連型(ふたつのバッテリーを同時に充電出来る)で、さらな液晶表示ある。加えてバッテリー自体も純正を上回る容量(1050mAh / 3.9Wh)。
それまで使っていた純正充電器は、充電中を示すLEDが1灯のみで、それが満充電で消えるかどうかという判断だけだったのだが、この付属充電器は2つの充電スロット独立の5段階のLED表示があって充電状況がわかり、その上2連タイプなので、ROWA・JAPAN製を使用終了した場合の3つのバッテリーの充電ローテーションがしやすい(ひとつが使用中とすると、残り2つを出先で使い切ったなどのケースで、手持ちバッテリーをいっぺんに充電出来る)。またその充電器の接続端子がType-Cというのも今後のことを考えると都合が良い。
さらに欲張れば同じメーカーで「1450mAh / 5.4Wh」品も発売されているのだが、そちらは2,500円ほど。まだこのメーカーの素性もわからないので、取りあえず「1050mAh / 3.9Wh」品の本品を手配してみた。
OLYMPUSのLI-50B充電池/RICOHのDB-100充電池/PENTAXのD-Li92充電池互換のVemicoのLI-50B充電池。
セット内容としては、LI-50B充電池が2つと2連充電器、それに電力を供給するUSBケーブル(Type-C⇔USB-A)、説明書と保証書。
バッテリーはチョットドギツイオレンジで色彩間隔的にはアレだが、ま、使用時にはカメラに内蔵するので、見えるものではないし。今まで使っていたのが、ヘタってきていた互換品だったので、それよりバッテリーの保ちが良いのは当たり前。
充電器の方は2つセットできるのと、パイロットランプだけの今までと違って2個独立の5段階液晶表示が使いやすいのだが、実はチョット不具合?が。本品を充電するには全く問題ないのだが、純正品やROWA・JAPANの互換品を充電しようと思うと、かなり「キツイ」のだ。充電器のバッテリーに合わせて凹んでいる部分が少し小さくて、ぎゅうぎゅうに押し込まなければならない。かなりギリギリ。相当力入れないと入らない。

この液晶が便利な充電器、今までの手持ちのモノも充電できるのだが...

誤差程度の大きさの差で、見た目が違うほどではないのだが...
充電器自体は使いやすいので、チョットそこだけザンネン。
今までは画像転送中にバッテリー切れで止まったりしてたので、それがなくなるだけでもかなり便利。あとは寿命がどんなもんか、長期に見ていこうと思います。
バッテリー2つ+2連充電器つきでこの価格は安い
純正バッテリーは1つ4,000円くらいなので、バッテリー2個に充電器がついて2,000円切っているのは爆安。
以前購入した互換バッテリーと比べても、そのROWA・JAPAN製のものは2つで1,080円だったが、容量が少ないのと(本品が1050mAhの3.9Whに対して、ROWA・JAPAN製は925mAh / 3.4Wh)、2連充電器がついて820円しか高くないので、コスパ的には最強(前回買ったROWA・JAPAN製のは今は2個で1,900円くらいになっているので、そう思うと充電器は実質無料??)。
許容サイズギリギリ小さい(特に充電器が問題)
本バッテリーをWG-30Wに仕込んだ際に接触不良になったり、カメラ内でバッテリーが遊んだりするほどは小さくないが、他のバッテリー(PENTAX純正や前回購入のROWA・JAPANの互換バッテリー)を充電器にセットする際に、ギッチギチで結構押し込む必要がある。
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購入金額
1,900円
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購入日
2025年11月24日
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購入場所
Shenzhen huo huang wenhua yingshi youxian gongsi(Amazon)




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