本体3万円弱、SSD 1TB を6個で6万円とした場合、約10万円くらいで完成するPCです。
最小構成で4万円台でしょうか。
今回は暫くおもちゃとして使う予定として、公式サイトで 2TB SSD無しのタイプを購入した。
SSDは徐々に増やしていく感じでRAID構成にはしない予定。
下記の記事を参考にしつつ、Proxmox VEで調査・運用していきます。
参考:
M.2スロット×6搭載のミニPC「Beelink ME mini」で、1台5役の自宅クラウドを作ってみた
現段階の本番運用としての大まかな構成目標
・Proxmox VEを使用したNAS(Samba,NFS)として稼働させる
・無線LANアクセスポイントを作成する。(普通にルーター動作になりそう)
・VPN環境を作成する。(OpenVPN予定)
注文から到着までのタイムライン。
・8/17の夜に購入。
・8/19に配送会社のDHLとBeelinkから配送通知が届く。この時点でDHLから8/20に届く旨のメールが届くが信用できない。(この時点ではDHL側のシステムにDHL運送状番号が登録されていない)
・8/20にDHLから当日中から届くというメールを受信。(この時点では中国に荷物があるようで全く信用出来ない)
・8/21の朝に日本に到着。15時くらい実物が到着。DHLとBeelinkから配達完了メールが届く。
購入してから4日前後くらいで到着するようです。
配送会社のDHLの配送予定通知が信用できません。
キューブ形状
外箱
同封物(ユーザーマニュアル、本体、HDMl 100cm、ACケーブル)
本体(正面)※ライティング失敗のため暗いです。適当ですみません。
本体(背面)
底面の四隅のシリコンゴムを安全ピンなどを使用して除去することでネジ止め部分が露出します。
内部の正面にWiFiカード、アンテナ、CMOS電池があります。
WiFiカードはCNViスロットとなるので、一般的なM.2 WiFiカードは使用できないと思われる。(未確認)
内部の側面はM.2 SSDの計6枚が設置可能です。
保護シートが付いているため本運用では剥がす必要があります。
正面左側にSSD1~3スロット、正面右側にSSD4~6スロットがあります。
4スロット目がシステムディスク用としてPCle 3.0 x2接続、その他はPCle 3.0 x1接続となる。
内部の背面です。12V×3.75A=45Wの出力だそうです。
99mmの立方体
基本は公式サイトから。
https://www.bee-link.com/products/beelink-me-mini-n150
公式サイトから抜粋しつつ、多方面から情報を纏めてみると下記のようなスペック。
CPU:Intel Twin Lake N150 Processor(4 Cores 4 Threads、Burst Frequency: 3.6 GHz)
Memory:LPDDR5 4800MHz 12GB(オンボード)
ストレージ:64GB eMMC(Windows 11 Home 24H2導入済み)
M.2スロット(システム用):M.2 2242/2260/2280 PCle 3.0x2接続/NVMe/SATA対応 ※SSD4スロット
M.2スロット(ストレージ用):M.2 2242/2260/2280 PCIe 3.0 x1接続/NVMe対応 ※SSD1~3、5、6スロット
Network:Wi-Fi 6/Bluetooth 5.2(Intel AX101) CNViスロット、LAN2.5G(intel i226-v)*2
Interface:USB2.0 480Mbps*1、USB3.2 10Gbps*1、Type-C 10Gbps(Data)*1、HDMI(Max 4K 60Hz)*1
本体サイズ:99×99×99mm
公式サイトから画像を拝借
意外と情報が少ないので前途多難?
本運用としてどのような構成にするのか現段階で全く考えていないです。
NASとしてデータ管理するPCを作る!というような漠然とした方針はありますが、基本中の基本なのでそこは置いておきます。
それ以外で何をしたいか。何が出来るのかを検討する調査フェーズです。
CPUベンチマークはN150として大きく変わらないだろうという考えなので、そこの結果は他のサイトを参考にしていただければと思います。(他力本願)
最初はBIOS確認。
BIOSバージョンは M1V305 でこの時点では最新版が導入されているようだった。
ちょっと気になったのはデフォルトでCSMが有効になっていた。必要に応じて無効にしてあげる必要があると思った。
CPUのPL1/PL2/PL4は画像の通り。
GMKtec製MiniPCのHigh Performanceモードで15Wとなるようなので、デフォルトでHigh Performance状態なのだと思われる。
参考:https://komameblog.jp/review/nucbox-g2-plus/
とりあえずそのまま起動してみる。
するとWindowsの初期セットアップが起動した。
どうやらeMMCにOSがインストール済みだったらしい。
ダウンロードに1時間弱かかり・・・
その後のインストールの「お待ちください...」画面で1時間ほどかかり、そのあと更新処理が入り夜も遅かったため作業を中断することにした。
というのも、デフォルトインストールされているOSの信用性が薄いからです。
公式サイトからOSファイルやらファームウェアをダウンロードしようとしたところ、セキュリティソフトが下記のように反応。
とりあえずセキュリティソフトを無効化して、OSファイルを5時間くらいかけてダウンロードしたが、中身を展開しようとしたときにウイルスを検知した。
この様子だと、プリインストールされたOSもちょっと信頼出来そうに無いなと判断。
eMMCはフォーマットすることにした。
なお、公式サイトのフォーラムにて製品のシリアル番号と型番を伝えてWin11のアクティベーションキーを要望すると個別メッセージで送ってくれるらしい。(下記は英語→日本語翻訳後の内容です)
Beelink製品の利用ユーザーは個別にキーを頂いて各自でマイクロソフトのISOファイルからインストールしているように見受けられる。
しかしキーの提供は Windows 11 Pro だけらしく、Me miniはHomeのため提供はしていないようです。
フォーラム上で同じくMe miniについて問い合わせている方がいて、その方は断られていました。
それでも念の為、私の方でも問い合わせてみましたが、シリアル番号をいただけました。
対応担当者の違いなのか、最近提供可能となったのかは不明です。
eMMCをフォーマットする前に、バックアップを取得する。
GNOME Partition EditorをUSBメモリなどに焼いて使用する。
バックアップ先のストレージを接続したうえで下記のコマンド例を実行。
※バックアップ先のストレージは /dev/sda1 として認識されたとする。
# sudo mkdir /mnt/sda1
# sudo chmod 777 /mnt/sda1/
# sudo mount -t xfs /dev/sda1 /mnt/sda1
# sudo dd if=/dev/mmcblk0 of=/mnt/sda1/mmcblk0.img conv=sync,noerror status=progress
仮に戻す(リストア)としたら下記のコマンド例を実行する。
# sudo mkdir /mnt/sda1
# sudo chmod 777 /mnt/sda1/
# sudo mount -t xfs /dev/sda1 /mnt/sda1
# sudo dd if=/mnt/sdb1/mmcblk0.img of=/dev/mmcblk0 conv=sync,noerror status=progress
バックアップが完了したらGpartedを起動してeMMCのパーティション等を削除する。
検証用にM.2 SSDを追加して、評価版としてマイクロソフト公式配布のISOからWin11を導入することにした。
OSインストール時にシリアル番号が求められず自動的にWindow 11 Homeが適用されたため、マザーボードにシリアル番号が登録されているものだと推測される。
なお、OSインストール時にネットワークドライバーが不足するため、途中で導入が必要となる。
ドライバーはBeelink公式に置いてあり、危険は承知の上でそちらを使用することでデバイスは認識した。
Intel公式のドライバで認識するかは試していないので、そちらで認識するなら公式の方が安全かもしれない。
eMMCの速度計測してみた。
おおむねの耐久度として MicroSD < eMMC < SSD だと思うが、耐久度の高いMicroSDカード=eMMC という感じのイメージもある。(個人の見解です)
eMMCは換えが効かないので、使用用途をキチンと定義しておく必要がある。
OSの格納領域というのは止めたほうがいいと感じる。
古めですが、M.2 SSDを確認してみた。
品名:SAMSUNG MZHPU256HCGL-00004(画像の00000は間違い)
規格:PCI-Express2.0 x4
公式参考速度:Read 最大1080MB/Sec Write 最大800MB/Sec
PCIe 3.0 x1(理論値 984MB/s)で接続されるため公式速度より劣るけれど、5スロットともにこのくらいの速度で落ち着くと思われる。
とはいえ、2.5GbE接続となると約300MB/s程度の通信となるので、それでも過剰になると思われる。
そのため高価でハイスペックなM.2 SSDは過剰投資となってしまう。
信頼性重視で有名ブランドで固める方針か、格安SSDを使ってバックアップを重視しつつ都度使い捨て重視の方針にするかになるかと思う。
【調査】BIOSのファン速度
デフォルトは割と静音で遅めのファン速度が設定されています。
外側のケースを開けている状態(SSDなどが剥き出しの状態)なら放熱がよく出来るかと思います。
外側のケースを付けている状態で、SSDを設置して稼働させていると室温にも依りますが40~50℃を超えてしまいます。
つまり、SSDの温度管理として割と高めな状態を維持することになり、故障率も上がるはずです。
ご家庭で使用するNASなので静音性は重要なのですが、故障率が高くなるのも問題となるので、いい塩梅の速度調整が必要になります。
いきなり本運用を始めるのではなく、検証用のSSDを使用してご自宅の最適解を出す必要があると考えます。
★2025-08-26追記
エアコンのクーラーを入れたり切ったりしている環境下なので室温が安定していないので、表示温度については参考にしないでください。
下記の2つの画像はデフォルト設定時の状態です。
室温にも依るのですが、953 RPM でした。
下記の2つの画像はファンが常に最大回転数となる状態です。
最大回転数は 2636 RPM のようです。
ファンの風切音はデフォルト設定の1000RPMより下と比べるとうるさいです。
比較対象の製品の個体差はあると思いますが、空気清浄機のMAX稼働より静かだと思います。
扇風機で弱中強のモードがあったとして中くらいの音かなと思います。
私の環境では下記のように個別設定を行いました。
Fan start RPM を 150 としたときは 2000 RPM より下になるようでした。

この調整はSSDを増やしたりしたときに、都度調整するほうが無難だと思いました。
おそらく、最終的には最大回転数で運用することになるのかなと思っています。。。
根本的に対策するのであれば、外側のケースを外してヒートシンクを剥き出しの状態にして、空気清浄機の風を当てるという方法が一番よいかなと。(別途計画中)
【調査】lm_sensors (Linux monitoring sensors)によるCPU温度やファンの値などを出力する[Proxmox VE]
Proxmox に lm_sensors を入れる。
# apt install lm-sensors
しかし、デフォルトだとCPU温度しか表示されない。
sensors-detectを実行すると、ITE IT8613Eが検出されるが適用ドライバが正しく表示されない。
インターネット上の情報として、ここまでは情報が出ているのを発見済み。しかしそこから対処したという情報が見受けられない。
# sensors-detect
Found `ITE IT8613E Super IO Sensors' Success!
(address 0xa30, driver `to-be-written')
sensors-detectのサポートデバイス表(下記サイト)からit87ドライバを使用していることがわかった。
https://archive.kernel.org/oldwiki/hwmon.wiki.kernel.org/device_support_status_g_i.html
it87を検索し、it87-dkms-gitをインストールする旨の記載を見つける。
https://wiki.archlinux.jp/index.php/Lm_sensors
Githubよりコードを取得し、インストールする。
# git clone https://github.com/frankcrawford/it87.git
# cd it87
# ./dkms-install.sh
/etc/modulesに追加する。
drivetempはS.M.A.R.T. からストレージの温度情報を取得する。
# echo "coretemp" >> /etc/modules
# echo "it87" >> /etc/modules
# echo "drivetemp" >> /etc/modules
# modprobe drivetemp
sensorsを実行すると、問題なく表示されるようになった。
赤字はデフォルト状態で表示されなかった差分情報。
# sensors
drivetemp-scsi-1-0
Adapter: SCSI adapter
temp1: +33.0°C (low = +0.0°C, high = +70.0°C)
(crit low = -15.0°C, crit = +90.0°C)
(lowest = +30.0°C, highest = +34.0°C)
iwlwifi_1-virtual-0
Adapter: Virtual device
temp1: N/A
acpitz-acpi-0
Adapter: ACPI interface
temp1: +27.8°C
it8613-isa-0a30
Adapter: ISA adapter
in0: 330.00 mV (min = +0.00 V, max = +2.81 V)
in1: 1.12 V (min = +0.00 V, max = +2.81 V)
in2: 2.53 V (min = +0.00 V, max = +2.81 V)
in4: 2.53 V (min = +0.00 V, max = +2.81 V)
in5: 2.53 V (min = +0.00 V, max = +2.81 V)
3VSB: 704.00 mV (min = +0.00 V, max = +5.61 V)
Vbat: 3.08 V
+3.3V: 3.34 V
fan2: 1804 RPM (min = 0 RPM)
fan3: 0 RPM (min = 0 RPM)
temp1: +26.0°C (low = -128.0°C, high = +127.0°C) sensor = thermistor
temp2: +33.0°C (low = -128.0°C, high = +127.0°C) sensor = thermistor
temp3: +33.0°C (low = -128.0°C, high = +127.0°C)
pwm2: 75% (freq = 23437 Hz)
pwm3: 45% (freq = 23437 Hz)
pwm5: 64% (freq = 23437 Hz) MANUAL CONTROL
intrusion0: ALARM
coretemp-isa-0000
Adapter: ISA adapter
Package id 0: +32.0°C (high = +105.0°C, crit = +105.0°C)
Core 0: +28.0°C (high = +105.0°C, crit = +105.0°C)
Core 1: +28.0°C (high = +105.0°C, crit = +105.0°C)
Core 2: +28.0°C (high = +105.0°C, crit = +105.0°C)
Core 3: +28.0°C (high = +105.0°C, crit = +105.0°C)
この表示が出来ることで、現在のCPU温度でファンがどの程度動作しているのかわかるようになる。
この情報を利用してアラームメールなどを飛ばすことも可能。
温度警告やファン故障として0RPMだったら通知するなど。
【調査】eMMCの健康状態を取得する[Proxmox VE]
通常は「smartctl -a /dev/sda」などでS.M.A.R.T.情報からストレージの健康状態を確認出来るのですが、eMMCについて表示が出来ません。
下記のツールを導入することで表示が出来るようでした。
# apt install mmc-utils
# mmc extcsd read /dev/mmcblk0 | grep EXT_CSD_PRE_EOL_INFO
eMMC Pre EOL information [EXT_CSD_PRE_EOL_INFO]: 0x01
参考サイトより値の結果は下記の通り。
0x01:定常状態(問題無し)
0x02:予備領域80%以上使用
0x03:予備領域90%以上使用
【調査】Win11でiGPUを使ってみる[Proxmox VE(Win11 Pro)]※失敗のため凍結
仮想環境にWin11をインストールする場合、下記の操作が必要となる。
・ハードウェアにTPM2.0を追加する
・下記から専用ドライバをダウンロードしてインストール時にドライバを読み込ませる必要がある。
https://pve.proxmox.com/wiki/Windows_VirtIO_Drivers
ProxmoxからのnoVNCコンソールでは接続出来なくなるのでSPICEに変更した。
クライアント側(ProxmoxのWEB画面を操作するPC)にはvirt-viewerが必要なため、別途インストールした。
おおむね、下記のサイトを参考にしつつIntel Graphicsを導入してみた。
https://qiita.com/Bacalhau/items/e74af3bd39b51516e151
生えたIntel GraphicsをWin11に割り当てしたが、コード43が出て使用できない。
なんでだろう。
海外フォーラムでBeelink製品を使っているユーザーが同じ事象が発生しており結構悩んでいるようです。
セキュアブートを無効にすると認識するようになるなどの情報があるので、その線で進めてみようかと。
★2025-08-26追記
[Advanced > PCI Subsystem Settings]の SR-IOV Support が Disabled になっていました。
これを Enabled に変更して再度試しましたが、同じくコード43エラーで正しく動作しませんでした。
なお、セキュアブートについてはデフォルトで Disabled になっていました。
intelgopdriver_desktop.bin(Intelgopdriver_desktop.efi?)を導入して読み込ませてみる。
下記に書かれている「Windows Guest (Tested with Proxmox 8.3 + Windows 11 24H2 + Intel Driver 32.0.101.6460/32.0.101.6259)」手順を参考にする。(以降は手順に沿って自分の環境に置き換えて実施している)
https://github.com/strongtz/i915-sriov-dkms
下記から「UEFITool_NE_A72_win64.zip」をダウンロードする。
https://github.com/LongSoft/UEFITool/releases
Beelinkから現在適用されているBIOSファイルをダウンロードする。
今回は「M1V305.rom」を使用した。
UEFIToolを起動して「M1V305.rom」を読み込ませる。
Ctrl+Fで16進文字列を検索します。
49006e00740065006c00280052002900200047004f0050002000440072006900760065007200
検索列の検索結果をダブルクリックすると、BIOS 内で見つかった項目が強調表示されます。
ハイライト表示された結果の行をを右クリックし、「Extract body...」をクリックする。
ファイルを保存します。「intelgopdriver_desktop.bin」と保存しました。
Powershellを起動してサムチェックを実施
Get-FileHash -Path "intelgopdriver_desktop.bin" -Algorithm SHA256
Algorithm Hash Path
--------- ---- ----
SHA256 FA12486D93BEE383AD4D3719015EFAD09FC03352382F17C63DF10B626755954B D:\work\intelgopdriver_desktop.bin
ADL-Nのため「FA12486D93BEE383AD4D3719015EFAD09FC03352382F17C63DF10B626755954B」と一致していれば成功とみなされる。
保存されたファイルをProxmoxの「/usr/share/kvm」にコピーする。
WinSCPだと楽かな?
構築済みのWin11が停止済み、iGPUを渡している設定が終わっている状態で構成ファイルを修正。
うちのProxmoxのホスト名はpve-nas4、Win11は102番のため、
「/etc/pve/nodes/pve-nas4/qemu-server/102.conf」を修正します。
手順では「,romfile=Intelgopdriver_desktop.efi」を追加することになるけれど、どこからefiファイルが発生したのか?そしてファイル名の先頭が大文字???
色々と調べると「,romfile=/path/to/intelgopdriver_desktop.bin」と記載のある内容を見つけたので上記で出力したファイルが使えるのかなと。
ということで「,romfile=intelgopdriver_desktop.bin」を追加した。
修正前:hostpci0: 0000:00:02.1,pcie=1,x-vga=1
修正後:hostpci0: 0000:00:02.1,pcie=1,romfile=intelgopdriver_desktop.bin,x-vga=1
その後、ハードウェアのディスプレイをnoneに変更とのこと。
Win11を起動してリモートデスクトップでログインしてみるが、やはりコード43エラーだった。
Proxmox 6.14.8-2-pve を使用。やはりバージョンがシビアなのか。
半年くらい時間を置いてリトライしてみよう。
★2025-09-06追記
Windowsを仮想環境で稼働していると、アイドル状態でCPUリソースを20%くらい常に食い続ける。
この状態は他にも稼働している仮想環境にも影響を及ぼし、全体的にレスポンス悪化を招くようです。OpnWrtやAdGuardを動作させていましたが、インターネットの応答レスポンスが悪い。
CPUが貧弱なため、Windowsを仮想環境でやるのはやめた方がよいと考える。
【調査】OpenWRTを導入[Proxmox VE(OpenWRT)]
OpenWRTは触ったことがほぼなく、初心者です。
Intel AX211を購入して導入したいが、OpenWRTのカーネルが少々古いので未対応。
同スペックのIntel AX210はOpenWRT 24.10.2でパッケージを配布している。しかしAX210は通常のM.2スロットなのでCNViスロットではない。
OpenWRTのカーネルが上がるまでAX211は保留でAX101で遊ぶしかないな。
ちょっと残念だ。
Proxmoxへの導入としては下記を参考とした。
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/2017994.html
OpenWRTのLAN側のIPアドレスは 192.168.200.1 と設定した。
アクセスポイントとして動作させたいので、qemu machine type を q35 に変更してOpenWRTにIntel AX101のハードウェアを割り当てる。
下記サイトの情報より、コマンドを実行する。(いくつかのdocker周りが競合して導入が出来ない。)
https://forum.openwrt.org/t/cant-get-wifi-working-on-x86/193219/7
opkg install nas wpa-supplicant fuse-overlayfs iwlwifi-firmware-ax101 luci luci-ssl dockerd docker-compose luci-app-dockerman kmod-macvlan pciutils hwinfo resize2fs fdisk kmod-iwlwifi parted lsblk wipefs nano block-mount e2fsprogs
★2025-08-26追記
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競合して入らないと思っていたが、単純に容量枯渇で入らなかっただけだった。
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ソフトウェアでhostapdを導入しておく。
無線アクセスポイントの設定は下記のように設定した。
https://geekok.github.io/openwrt/usage/openwrt-set-wifi/
WANとLANがあり、LANのデバイスをbr-lanに変更した。本来はスクリプトなどで行うべき?
手持ちのスマートフォンから接続は出来た。
問題なくDHCPでIPアドレスが割り当てられた。インターネット通信も出来たので外に出れている。
2.4GHz帯は接続出来るが、5GHz帯で稼働出来ない。細かい調整などが必要かもしれない。
Intel AX101はWi-Fi 6Eには対応していない。よって6GHz帯での稼働確認は出来ない。
Beelink ME miniのアンテナ範囲が180度くらいで狭いようだ。
フィルムアンテナだから仕方ないか。
家の階が異なると接続しにくいのは家の構造上仕方なく、出力電波を最大の10を超えて設定出来ないのも仕方がない。
★2025-08-26追記
OpnWrtにパッケージを追加しようとしたが、常にエラーがでる。
よくよく見てみたら、どうやらデフォルト容量が512MBしかなくて容量枯渇していたようだった。
ディスクを追加して/overlayにマウントしてあげることで解決するとのことだったので、対応した。
OpnWrtを停止したあと、適当に32GBくらい仮想ハードディスクを追加。
OpnWrtを起動して下記のコマンドを実行。パーティションを作成してext4フォーマットを実施。
# parted -a optimal /dev/sdb --script 'mklabel gpt mkpart untitled xfs 0% 100% print quit'
# mkfs.ext4 /dev/sdb1
OpnWrtの画面からシステム→マウントポイントからマウントポイントの追加ボタンをクリック
UUIDをフォーマットした領域を設定。マウントポイントを/overlayに指定して保存&適用。
マウントポイントが追加されたが即時反映にならず。再起動を行なう。
【調査】AdGuardを導入[Proxmox VE(AdGuard)]
Proxmoxへの導入としては下記を参考にし、Proxmox Helper Scriptを利用して構築した。
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/2017994.html
AdGuardのIPアドレスはOpenWRTのDHCP設定でホスト名とMACアドレスを登録して 192.168.200.2 で固定した。
最初、何も設定せずにDHCPで自動払い出しさせたあとに手動でIPアドレス変更したらAdGuardのWEBサービスが付いてこれずWEB表示出来なくなってしまった。
AdGuardで使用するNICのMACアドレスとホスト名をメモして、OpenWRTのDHCP設定を施した。
その後に再インストールしたら 192.168.200.2 で設定することが出来た。
このあとにOpenWRTのLANインタフェースの設定でDHCPオプションとして「6,192.168.200.2」を追加して保存&適用した。
【本運用】SSDなどの構成
ストレージ構成
- eMMC 64GB(ストレージ速度は上記項目で既出済み)
- NVME M.2 SSD 1TB システム用(CUSU CV3500 SSD 1TB PCIe Gen3x4)
- NVME M.2 SSD 2TB データ用1~2(CUSU CV3500 SSD 2TB PCIe Gen3x4)
- NVME M.2 SSD 2TB データ用3(CUSU CV3500 SSD 2TB PCIe Gen3x4)※予定
- NVME M.2 SSD 2TB データ用4(CUSU CV3500 SSD 2TB PCIe Gen3x4)※予定
システム領域の速度はこのくらい。
データ領域の速度はこのくらいになると思われる。
【本運用】OS構築(Debian → Proxmox VE)
ファイルシステムがゴチャゴチャしているけれど、下記の方針でストレージを整備していこうかと思う。
方針をまとめるとこのような感じ。
- System領域は管理しやすい ext4 にする。
- 大きいファイルがあるような場所は XFS にする。ただし、複数のスナップショットを取得する領域は ZFS を使用する。
- 1世代のみのスナップショットを取得したいため、上流に LVM を設定しておく。
- LVM 配下に ZFS を置くことも可能なようだが、管理が複雑となるため ZFS では LVM を使用しない。
最後まで eMMC をどのように使用しようか果てしなく迷う。
「3-2-1バックアップルール」の理論の、「2種類の異なるメディアに保存」のうち Storage1 → Storage2 へのバックアップはコレに該当させる。
最終的に別のNASへのバックアップ転送も予定しているため、そちらを合わせると2種類となる。
半年~1年に1回くらいで、LTOテープへのバックアップも行う。(最近出来ていないけど)
ちなみに、RAIDのようなデータ同期の機構はこのルールに沿うものではありません。
パーティションなど弄るため、ProxmoxVEのインストーラーは使えない。
Debianをインストールする最中にパーティション調整して、その後ProxmoxVEを導入して切り替える感じ。
まだ、Storage1/2のSSDは導入していないので、eMMCとSystem用のSSDだけとなる。
上記の構成を参考に、Debian13のインストール時に下記のような感じでパーティション調整を行った。
Debianのインストール完了後、下記を参考に作業を実施。
Install Proxmox VE on Debian 13 Trixie
問題なくProxmoxVEが導入出来たら、WEB画面から各種設定変更を施す。
調査で行った内容を適用する。
- 【調査】BIOSのファン速度
- 【調査】lm_sensors (Linux monitoring sensors)によるCPU温度やファンの値などを出力する[Proxmox VE]
- 【調査】eMMCの健康状態を取得する[Proxmox VE]
この段階で再起動を行うと30秒ほどでSSH接続が出来るようになる。
感覚的にはBIOS(UEFI)のロードで15秒くらいかかっていると感じる。
個人的には、高スペックでは無いが比較的速い部類だと思う。
VMやLXCコンテナを稼働させると、終了のためにもう少し遅くなるかもしれない。
参考までに、Intel N100の自作ルーターの再起動は2~3分かかる。
検証のためにファイルサーバーを構築して速度計測を考えている。
★2025-09-11追記
システム領域をファイルサーバー(Samba)として構築して計測してみた。
まぁ、こんなもんでしょう。
pve領域なのでファイルシステムはXFSですね。
リンクアグリゲーション(IEEE 802.3ad)で NIC を2本で運用してもよいですが、速度向上というより負荷分散ぐらいにしかならないかも?
時間があれば設定してやってみようかなと。
【本運用】各種サービスやVM/コンテナなど
下記の機能を構築しました。(予定も含む)
【ホストOS(Proxmox)の機能】
- Samba(一般的なファイル共有サービス)
- NFS(Linux向けのファイル共有サービス)
【ゲスト(LXC コンテナ)】
- 家庭内メールサーバー
- GNOME デスクトップ環境(WEBスクレイピング用)
- Resilio Sync (ファイル管理サービス)
- immich(写真や動画管理サービス)
- Node-RED(自動化などのフローエディタ)
- Minecraftサーバー(Paper)
【ゲストVM】
- Wi-Fiアクセスポイント(AX211を使用)
- VPN(SoftEther VPN の OpenVPN)
VM/コンテナはVLAN配下で運用しようと思う。
あんまりIPアドレスを乱立させると家庭用サブネットが枯渇してしまうので・・・。
★2025-10-11 追記
immich(写真や動画管理サービス)については、自宅NASと相性がよいと感じたため、下記の記事を起こしました。
★2025-10-17 追記
VPN(SoftEther VPN の OpenVPN)を追加しました。
下記に「【本運用】VPNサービスを構築」の項目を追加しました。
【本運用】LXCコンテナの初期設定
初期設定時に必要に応じて下記を設定する必要があるので、自分用にメモを残す。
### SSHログイン時のメッセージを削除
# echo "" > /etc/motd
### タイムゾーンの変更
# timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
### ロケールの変更(ja_JP.UTF-8)
# dpkg-reconfigure locales
### 設定したNFSの起動時マウント(特権コンテナ用)
# apt -y install nfs-common
# mkdir -p /storage/data/samba
# echo "192.168.100.xxx:/storage/data/samba /storage/data/samba nfs defaults 0 0" >> /etc/fstab
### SSH - rootログインの許可(必要に応じて実行)
# sed -i -e "s/^#PermitRootLogin prohibit-password/PermitRootLogin yes/g" /etc/ssh/sshd_config
# systemctl restart sshd
【本運用】ホストとゲスト間の共用領域の作成
ホスト側(Proxmox)にRAMディスクを作成してNFSとしてゲストとやり取りを行う。
主にホスト側の情報をテキストファイルに出力してゲスト側で処理したい時など。
ホスト側(Proxmox)の対応
# mkdir -p /storage/data/tmpfs
# echo "tmpfs /storage/data/tmpfs tmpfs defaults,size=100m,noatime,mode=1777 0 0" >> /etc/fstab
# systemctl daemon-reload
# mount -a
ゲスト側の対応
# mkdir -p /storage/data/tmpfs
# echo "192.168.100.xxx:/storage/data/tmpfs /storage/data/tmpfs nfs defaults 0 0" >> /etc/fstab
# systemctl daemon-reload
# mount -a
【本運用】VPNサービスを構築
SoftEther VPN の OpenVPN 機能を使用してVPNサービスを構築しました。
WireGuard データの暗号化として使用している ChaCha20-Poly1305 を OpenVPN で利用してみました。
AndroidスマートフォンからVPN接続すると約3秒くらいで接続出来るようになりました。
これで、家庭内のルーターをWEBブラウザ経由で出来たり、外出先から安全にNASへアクセス出来るようになりました。
方針や考察などのメモ
★2025-08-05 この時点で思っていること。
本運用が決まっていないので、SSDは未購入かつ未検討です。
有名メーカーのSSDを1つずつ段階的に追加していくか、格安SSDを3枚くらい買ってRAID5運用するかは検討中。
ZFSはVMやコンテナ(LXC)を使用しているとCPU的に重いと思うので導入しない。
RAIDにするならmdadmの利用となるが、ZFS程ではないがCPU的にリソースが取られるから、なるべく使用したくない。
LVMは設定する。
ファイルシステムはXFSを予定。
★2025-09-06 data領域のバックアップ設計
◆ディレクトリ構想を考えてみる。
- /storage/data
- /storage/backup
data の方は Samba や NFS 運用の主領域とする。
backup の方は data 領域のフルバックアップ+スナップショット領域としてみる。
バックアップ系ソフトでよくあるような設定で、1世代のフルバックアップと4週間分くらいのスナップショットで管理してみる?
4週前のスナップショットからフルバックアップを毎週更新可能なのかな。
この構成だとSSDは2つずつセットで増設が必要となりそう。dataに1つ、backupに1つ。
SSDへの書き込みはbackupの方が多くなりそうなので、backup側が先に故障するかもしれない。
下記にファイル欠損・故障シーンを想定してみた。
1.主領域で誤ってファイルを削除してしまった。もしくはランサムウェアなどによってファイルが改変されてしまった。
→発見が早ければフルバックアップもしくはスナップショットから復元が可能。直近のファイルは復元出来ない可能性がある。
2.主領域のSSD故障によって格納領域のデータが欠損した。
→スナップショットは主領域のSSDを参照していると思うため、使用できない。フルバックアップから復元が可能。直近のファイルは復元出来ない可能性がある。
RAID構成(パリティ有)にすればハードウェア故障がカバー出来るかもしれない。
しかし、家庭用として使用するのであれば過剰のように思える。
下記の構成になっていれば、ランサムウェアにやられても、おおむねカバーできるだろうか。
- 1ヵ月前のフルバックアップ
- 直近から3週間分(3つ分)のスナップショット
- 直近から6日分(6つ分)のスナップショット
RAID構成にしない代わりにリアルタイムウイルススキャンを導入してみるか?
あれはハードウェアリソース的に重いんだよなぁ。
→リアルタイムスキャンは辞めました。定時スキャンにします。
★2025-09-07 各種ストレージのパーティションとバックアップ設計
9/8あたりにシステム用のSSDが届くので、本運用でのパーティション構成を考えてみた。
・Proxmox VEのOSインストール時は、パーティション情報が変更できない。
特にルートディレクトリ( / から始まるディレクトリ)の領域調整が一切出来ない。
ルートディレクトリのバックアップを定期的に取りたいので、なるべく容量を低く設定したい。
個別要件がある場合は、Debianをインストールしてパーティション情報を設定後、手動でProxmox VEに切り替える必要がある。
・Proxmox VEを普通にインストールすると、ファイルシステムは ext4 で固定となってしまう。
今回は仮想環境やコンテナを配置する領域を XFS で運用してみたいと思った。
・Proxmoxのルートディレクトリや boot 領域をバックアップを取り、eMMCに入れておきたい。
ルートディレクトリはLVMによるスナップショット機能でオンラインバックアップを可能とさせる。
boot 領域のファイルは稼働中でも可変するものではないので、直接バックアップする。
・SambaやNFSによるファイル共有サービスで使用する領域は data となる。
スナップショットやバックアップについては昨日の通り。
・スナップショットからスナップショットの作成について
LVMではスナップショットからスナップショットを作成することが出来ないようだった。
ZFSではそれが可能なようだ。data領域についてはZFSで作成する必要がありそうだ。
System領域は直前のスナップショット領域が作成出来れば、オンラインバックアップが実現出来るので、そちらはそのままとする方針とする。
参考:
LVMスナップショットによるバックアップと別ホストへのリストア
LVM スナップショットの領域を使い切った場合、取得元の LV 上のデータはどうなるのか
ファイルシステムが結構バラバラになったなぁ。
次回、ZFSを急遽使うことになったので、ZFS構成やオプションを検討する。
★2025-09-10 ZFSによる運用など
・バックアップ構成
スクリプトを作成する必要があるが、テスト環境でコマンドポチポチしてある程度形が見えてきた。
日が変わったら 1時くらいにスナップショットを作成。
毎日6つのスナップショットを維持する。
7つ目が出来たら古いスナップショットを1週間前の物として名称を変更。
月曜日のものだったら名称変更するが、それ以外だったら破棄する。
月のスナップショット用に毎月1日のスナップショットを取得し残しておく。
3週間分のスナップショットを維持する。
4つ目が出来たら古いスナップショットを削除して3つ分を維持する。
毎月1日のタイミングで前回取得したフルバックアップに対して、前月1日のスナップショットを使用し、差分を適用する。
これで実質、先月のフルバックアップ対象となる。
フルバックアップを毎回行うより効率的になると思う。
使用したスナップショットは破棄しておく。
・ZFSオプション
多量のCPUとメモリを食うと思われるためRAID-Z構成にはしない。(パリティを使用しない)
重複排除のオプションも同様。
圧縮オプションが少し悩むが、テキスト文書が中心ではなくバイナリファイル(圧縮ファイルや画像ファイル)などが中心となるので、圧縮はCPUリソースの無駄になると思う。
★2025-09-13 家庭内メールサーバーの構築
Debian13のLXCコンテナで作成した。
Debian13だとDovecotが2.4系となるらしく、設定ファイルの内容が結構変更となり、参考サイトがあまり出ていなくて設定が面倒だった。
特にMailDirの読み込み箇所の設定記述が変わったため、デフォルト設定ではPostfixと合わない状態になっていた。
この影響で受信メールが全くことなる場所を参照しており、メールクライアントソフトから参照しても何もメールが届いていない状態だった。
また、Postfix側でも問題があり、デフォルトでssl設定がon状態になっているのでoffにしたりなど調整が必要になった。
10年前くらいは家庭ネットワーク用のメールサーバーが作成しやすかったが、現在は逆に作りにくくなっている印象を受けた。
Dovecot参考サイト:https://yuaiho.com/blog/archives/2025/486
★2025-09-16 家庭内メールサーバーの改良
LXCコンテナで発生するroot向けメールを構築したメールサーバーに転送して一括管理したい。
/etc/aliasesに転送先を書いてあげれば対応出来たが、どこからのメールなのか全くわからない。
転送時にメール件名に送信元ホスト名やIPアドレスを入れてあげれば、どこからのメールなのかわかりそう。
Procmailを使用すると実現出来そう。
そのうち試すことになると思う。
★2025-09-21 LXCコンテナ関連を色々対応した。
主に下記を対応した。
- 【LXC】Minecraftサーバー(Paper)
- 【LXC】immich(写真や動画管理サービス)
- Procmailの対応
Minecraftサーバーは PaperMC で運用することにした。
初期設定として、サービスの実行などは下記が参考になった。
immichについてはProxmox Helper Scriptを利用した。
特権モードで作成しないと、ホストのNFSサービスが使用できず意味のないものが作成される。
割といい感じではあるので、別でimmichのレビューを上げようと思う。
Procmailの設定がよくわからなかったため、AIで生成してトライアル&エラーで繰り返し試みたところ、概ねうまく動作するようになった。
Postfixの設定ファイルにProcmailの記述をすると、Postfixの挙動が変わってしまい、深みにハマった。
★2025-09-30
immichのアップデートがとてもメンドクサイことが発覚した。
ZFSによるスナップショットでアップデート前データの保護が必須と思われる。
公式の方法はdockerコンテナを使用するが、Proxmoxのスクリプトインストールではdockerコンテナは使用していない???
時間を見つけて対応方法を検討する必要がありそう。
NVME M.2 SSD 2TB データ用1~2を導入した。
これからZFS領域を作成する予定。この対応は一番優先度が高い。
対応時間が取れないので、とりあえず挿しただけの状態。
Intel AX101のWi-Fiカードがデフォルトで搭載されているが、Intel AX211 を別途購入して入れ替えた。
一応、問題なくProxmox上で認識した。
ゲストVMにPCIパススルーで渡しても問題なさそうだった。
対応時間が取れないが、hostapdを入れてWi-Fiアクセスポイントの作成を開始する。
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購入金額
32,212円
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購入日
2025年08月17日
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購入場所
Beelink公式サイト











































まこりんさん
08/25
なお、eMMCの耐久はSDカードに比べるとかなりあると以前読んだことがあります。
一時期、ルーターのログ記録領域にSDカードを採用していたけど数年で壊れたことがありました。それ以降はUSBメモリに切り替えちゃいました。
かもみーるさん
08/25
製品レビューというより作業記録なので完成までまだまだ続きます。
自作NAS入門としては価格的に手頃で消費電力的にも運用はしやすいのかなと思います。
空きPCを使用してもよいですが、自由度が高い反面消費電力も大きいですからね。
たまに使うようなPCならeMMCにOSを入れてもよいと思うのですが、NASは毎日24時間稼働させるのが一般的だと思いますので、ログファイルなどでどんどん消耗していくと思います。
5年〜10年くらい使っていくのであれば交換できないのでeMMCは大事に使用していくほうがよいと考えます。
OS用として使用するUSBメモリも値段が高くてもSLC NANDのものがよいです。
書き換え頻度が少なければ消耗品と割り切って安いものでもよいと思いますけどね。