長年NikonのD5500を使ってきましたが、憧れのフルサイズを購入することにしました。
気がつくと世の中は選択肢がミラーレスしか無くなっていましたので、今回初ミラーレスです。
NikonのフルサイズにするかSONYのフルサイズにするか悩みましたが、どうせNikonにするにしてもZマウントのFX用のレンズに買い直す必要があるし、SONYに乗り換えることにしました。
レンズはSEL2860とSEL24105Gです。(のちにレンズを買い足しますが)
軽い!
SEL2860を取り付けるともはやコンデジのような取り回しやすさで、フルサイズとは思えません。
正直SEL2860は特筆するような画質ではありませんが、"特に撮影する予定はないけど一応カメラを持っていく時かなぁ"という場面ではいつもこのレンズを取り付けています。
一方で、SEL24105Gは広角も望遠側も器用に使える便利なレンズで、レンズの口径も大きい分こちらの方が明るいですし、F4通しなので望遠時に暗くならないため常に最大開放側で使用できることが気に入っています。
ただ、少し重い(D5500基準)ので明確に撮影することが決まっている時に取り付けています。
小型でもさすがのフルサイズ

SEL24105Gで撮影「ISO100 F4 157mm相当の超解像ズーム 1/640s」(JPEGの撮って出し)

SEL2860で撮影「ISO100 F9 31mm 1/500s」(JPEGの撮って出し)
ボディとしての画質は文句なしです。
ファーストインプレッションでも書いた通りSEL2860の画質はまあまあですが、今日カメラ持ってくればよかったなと思うくらいなら、このレンズをつけていつでも携帯することを選びます。
まあまあと言っても普段使っているiPhone16Proのカメラより圧倒的に綺麗です。(画角では負けますが)
SEL24105Gは結構画質は良いです。
上の花の写真は花弁が小さいので超解像ズームも併用していますが、絵がノッペリすることもなくよく解像していると思います。
沈胴式レンズのメリットデメリット
沈胴式のレンズは小型で持ち運びにはとても便利ですが、上の海の画像の焦点距離を見てもらうと何故か中途半端な焦点距離だとわかると思います。
これは意図的ではなく、焦点距離のリングを回してレンズを繰り出すので勢い余って少し回しすぎてしまうことが多発しました。(まだなれていないと言うのもある)
広角側に力を入れて回すと沈胴してしまうので、少し慣れが必要です。
4K60Pは現実的じゃない
僕は買ってから気が付きましたが、結構有名な話みたいです。
iPhone16Proは常に4K60Pで撮影しているので本機でも4K60Pで撮影したいと考えていました。
しかし、いざ撮影しようとすると画角がとても狭いことに気が付きます。
つまりSuper35mmにクロップされているんです。
設定項目をいろいろ触りましたが、どうにもできないようです。
今時4K30Pで撮影するのはちょっと抵抗がありますが、クロップされるのは厳しいので妥協する他ありません。
レンズ沼にハマりました
しばらく使っているうちに、F2.8通しのレンズが欲しくなってしまいました。
スナップでも使いやすい軽量なSEL2450G
重量と大きさは(相対的に)あるが、解像感はピカイチで望遠側もある程度いけるSEL2470GM2
どちらを買うか迷っていたはずでした。
なのに結局2本とも購入してしまいました...。
この2本のレンズについてのレビューは後日単体でアップしようと思います。
買ってよかった
初のαシリーズですが、総合的には買ってよかったです。
4K60Pのクロップ問題だけがネックですが、よく考えたら動画を撮影する機会って少ないので割り切ることにしました。(D5500でも動画は撮らなかったし)
また、α7CIIは小型なので仰々しくないのもすごく良いです。
大型の一眼レフは威厳があってカッコいいですが、僕みたいなど素人が使っていると悪目立ちしてしまうのでお散歩に持って行きやすいこのカメラはスナップ撮影にもってこいです。
追記:ボディ内手振れ補正について
D5500はレンズ内手振れで、僕が使っていたレンズは大体3.5段相当の手振れ補正でした。
そんなに不自由はしていませんでしたが、シャッタースピードは大体1/15〜1/10くらいが限度という感覚でした。
深夜に道の駅で休憩していると、とても可愛い猫ちゃんがお出迎えしてくれたので撮影しました。
ただ、猫の影が遠くにある通り、街灯がかなり遠く人間の目ではほぼ真っ暗の中の撮影なので無理を承知での撮影でした。
今回は撮って出しではあまりに暗すぎたのでRAW撮影をして露出をぎりぎりまで上げています。
シャッタースピードを少しずつ下げて撮影しましたが、1/3でも以下のように撮影ができました。
SEL2860で深夜に撮影「ISO10000 F4 28mm 1/3s」(RAW撮影)
ISO10000ですし無理に露出を上げているのでちょっと画質は厳しいですが、ほぼ真っ暗の中でも撮影できることに驚きました。
ちなみにSEL24105Gはレンズ内手振れ補正もあるので協調補正(角度ブレをレンズで補正)するらしいですね。
正直素人の僕には違いはわからず、どちらも強力な手振れ補正が効きます。
昨今はiPhoneで撮影してもそんなに手振れが気になることは無いので、ソニーのセンサーが優秀なのか(iPhoneはSONYのセンサ)ソフトウェアが優秀なんですかね。
上でD5500で手振れで不自由していないと書きましたが、無意識のうちにシャッタースピードを下げすぎないように気にしながら撮影していたことに本機を使っていて気が付きました。
手ブレなんてなにも気にせず撮影できることが、こんなにもストレスフリーになるんですね。
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購入金額
317,000円
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購入日
2025年03月10日
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購入場所
ヨドバシ博多

Takahiroさん
05/24
α7CⅡの””軽くて小型なのに、5軸ボディ内手ブレ補正内蔵””という特徴は他社より優位なんでは?と思ってます。
インコさん
05/24
コメントありがとうございます。
ぜひ一緒にレンズ沼にハマりましょう!!
SONYの社員さんに「SEL2870GMは最高傑作だと思っていますのでぜひ使ってみて欲しいです」と言われたのですが、フルサイズ初心者の僕には重すぎるし高いしF2通しを使い切れる気がしないのでSEL2470GM2を追加してしまいました。
>α7CⅡの””軽くて小型なのに、5軸ボディ内手ブレ補正内蔵””という特徴は他社より優位なんでは?と思ってます。
ボディ無い手振れ補正について語っていませんでしたが、この手振れ補正は凄まじいですよね!
夜中の道の駅で猫ちゃんが居たので撮影したのですが、シャッタースピード0.3秒でもあまりブレずに撮影ができて本当に驚きました。
手ぶれ補正についても記事に追記したいと思います。