ZIGSOWのプレゼント企画で初めて当たりました!
くじ運が悪いので、とても嬉しいです。
サンワサプライ製の超小型ワイヤレスマウス『400-MAWB216GM(ガンメタリック)』です。
昔から小型マウスにはあまり良い印象がないので、普通サイズのものを好んで使用してきました。仕事用は有線マウス、自宅用はプレミアムレビューで頂いたワイヤレスマウスです。
愛用の仕事用有線マウス、安物ですが気に入っています
自宅PC用はコレがメインです
マウスはできるだけ手に馴染むサイズ・形状のものを使ってきましたが、自宅でノートPCを膝載せで使うような場合に、マウスを動かすスペースがなくて困ることがあります。こんな時はタッチパッドを使うのがベストなのかも知れませんが、実はタッチパッドがイマイチ好きになれないので、どんな時もマウスを使用しています。
ということで、タッチパッドの横の僅かなスペースにマウスを置いてちょこちょこ動かしながら操作していました。
今回の超小型マウスは、そのノートPC上の僅かなスペースでも余裕で操作できそうなサイズなので、これまで小型マウスを避けてきた私も興味津々でした。
マウスらしさは無いけど真面目に考えられている製品
製品は簡易パッケージになっており、中にマウスが入っているとは思えない薄くて小さな箱でした。箱を開けると中にちょこんとマッチ箱くらいの本製品が入っていて、ホントに小さい!と思いました。
パッケージ内容は、製品本体とシリコンカバー、USB レシーバー、充電用USBケーブルの4点で、取扱説明書は付属せず、簡易パッケージのラベルにQRコードでダウンロードリンクが張られていました。
製品本体は43㎜×36㎜の角丸の四角形で、厚みはたったの9㎜という超小型で超薄型のマウスです。私はこれを見た時、直感的に『体重計』を思い浮かべてしまったのですが、実際コレに似ている体重計はありませんでした^_^;
それはさておき、厚み9㎜はやはり薄いですね。マウスにおいては必ずしも薄さが吉とは言えませんが、モバイル性を考えたらこの薄さは重要なポイントだと思いますので、掴みやすさ(動かしやすさ)が伴っていればこの薄さは貴重だと思います。
◇デザイン性
ガンメタリックな本体は、金属感が強く梨地部分と磨きが入ってキラッと輝く面取り部分が印象的でメリハリがあるデザインとなっています。マウスらしさはありませんが、使い勝手を真面目に考えて形に反映している製品だと感じました。
左右のボタンはハッキリと区別されていて、四角形でありながら前後の向きが分かりやすく、仮に間違って持ったとしてもボタンが押せない(押しにくい)ので、すぐに気付きます。
左右ボタンの間(中央)にある『M』と書かれたちょっとグラグラしている四角い部分が、マジックホイール(スクロール)ボタンで、その前にある2つの丸穴は外側が充電ランプ、内側がマウスの状態やマウスカウントの切替えを知らせるインジケータランプとなっていて、初めはこのランプ部分がスクロールボタンだと思っていました^_^;
本体の裏側を見るとセンサーは当然として、スライドスイッチが2つ、押しボタンが2つ配置されています。というか、これだけの機能がこのサイズに詰まっているというのは驚きですね。
ちなみに左上の電源スイッチ、右上が接続切替スイッチ、左下がペアリングボタン、左下がカウント切替ボタンで、中央にあるのがマウスセンサー部です。マウスソールは四角に配置されています。
緑丸内・・・ペアリングボタン
ピンク丸内・・・カウント切替ボタン
本製品にはシリコンカバーが付属しています。これを装着して使うのがデフォルト設定のようで、マウス本体の保護だけでなく、マウスサイズもやや大きくなるので、より掴みやすくなります。また、レシーバーを使わない時に収納することができるので、ただの拡張カバーだったらなくても良いかと思いましたが、これはこれで意外と使えそうな感じです。
◇仕様
超小型ながら機能はかなり充実しているのではないかと思います。
■基本仕様
分解能:1000・1600・2400count/inch 切替式
読取方式:光学センサー方式(IR LED)
通信範囲:木製机(非磁性体)/半径約10m、スチール机(磁性体)/半径約2m
ボタン:2ボタン+マジックホイール(スクロール)ボタン
サイズ・重量:マウス/W43×D36×H8.8mm・約15g
レシーバー/W9×D19×H6mm・約2g
電池性能:連続作動時間/約28時間、連続待機時間/約5592時間、
使用可能時間/約70日 ※使用環境によって異なります。
ワイヤレス仕様:USB-Aレシーバー(USB HID仕様バージョン1.1準拠、2.4GHz)又はBluetooth 5.2(2.4GHz)切替式
■対応機種・OS
・Windows(10・11)搭載(DOS/V)パソコン・タブレット
・Apple Macシリーズ(MacOS 15・14・13・12・11)
・Chrome OS搭載パソコン
・Androidスマートフォン・タブレット(Android 10~14)
・iPhoneシリーズ(iOS 16~18)
・iPadシリーズ(iPadOS 16~18)
※2.4GHzワイヤレスまたはBluetoothが使える機器に限ります
■その他の機能 ※取扱説明書に記載
・左右ボタン機能入れ替え機能(左利き用)
・スリープモード
・充電しながら使用可(有線マウスとしては機能しません)
■保証期間
・1年間(保証書の添付無し)
※レシートまたは領収書などが必要(どちらも無い!?w)
スクロール機能には慣れが必要
充電中は外側のランプが赤く点灯し、充電が終わったら消灯します。充電時間は約50分で、連続動作時間は28時間で、たまに使うくらいなら一度の充電で数ヶ月は使えそうです。また、充電しながらでも使えるそうなので、突然バッテリーが切れた時でもUS(A-C)Bケーブルがあれば何とかなりますね。
充電中は赤いランプが点灯し、完了すると消灯
バッテリー残量がわずかになると赤ランプが点滅します
接続はUSBレシーバーを使えば最も簡単に接続できますが、USBの空きが不足している場合はBluetooth接続も可能です。切り替えは裏面のスライドスイッチとペアリングボタンで行いますが、状態を確認するインジケータが表側にあるので分かりにくいのが難点です。ランプは裏側でも良かったかも…
Bluetooth接続の場合は個々に設定が必要です
レシーバーを含めて計3台の機器に接続できます
マウス自体が小さいので掴むというより『つまむ』ような感じになります。親指と薬指で摘んで、人差し指と中指はボタンを押すためにあけておく感じです。これ以上本体が薄かったら上手く摘めなかったかも知れません。
普通サイズのマウスと比較するとホールド性がかなり悪くて落ち着かないのですが、軽い力で動かせるので思いの外軽快な使い心地です。
ノートPCのタッチパッドの横のスペースでも動ける範囲がかなり広いので、無理なく動かせますね。これはかなり良い感じです。
左右のボタンはクリック感がほとんどないので押した感は薄いですが、使用感としてはさほど違和感もありませんし、何より静かなので夜間や大きな音を出せないような場所でも安心して使えると思います。
問題は『マジックホイール(スクロール)ボタン』です。これは慣れるのに苦労するタイプかも知れません。通常のホイールのように回転する訳ではなく、ボタンとマウスカーソルを前後させるといった独特のアクションが必要になるので、こればかりは何度も試して慣れるしかなさそうです。
マウスカウント(ポインターの移動量、3種類)が簡単に切り替えられるのは便利だと思いますが、裏側の切替ボタンを押しながら表側のランプを確認するのは不便なので、切り替えはボタン式よりスライドスイッチ式の方が視覚的にも分かりやすいのではないかと思いました。
また、本体のみとカバー付きでは使用感が若干異なり、カバー付きの方が指が滑らないので摘みやすく感じますし安定感も出ます。ただ、本体のみと比べて動ける範囲がやや狭くなるので、どちらも一長一短といったところです。
マウスソールの滑りはちょうど良く、扱いやすいです。カバー側にもソールが付いているので合体した状態でも滑りは変わりなく良好です。
[追記]仕事で使ってみました
折角なので、職場のPCに接続して丸1日(8時間以上)使用してみました。業務的にはイラレやフォトショを使って写真データをレタッチしたり意匠図や提案書を作成したりするので、ほぼほぼマウスでの作業になります。
新しいマウスの感覚に慣れるまでは多少不自由さを感じましたが、慣れてきたら意外と普通に使えるようになりました。ただ、いくつか気になる部分もあり、メインのマウスとしてイラレの作業などで使うのは辛いかなと感じました。
①左右ボタンに指を乗せながら操作すると、指の重みやちょっとした動作で勝手にクリックしてしまう。これはボタンのクリック感がないために起こることなのか、結構なストレスになります。対策としては、左右ボタンを押す指は浮かせておくか、力が加わりにくいエッジ部分に指を乗せておくかです。後者の方はやはりうっかり押してしまうことがあるので対策としては不十分ですが、操作の安定感はあります。
②ドラッグ&ドロップでオブジェクトを移動している時、ボタンから指を離した瞬間にポインターが少し動いてズレてしまう。これは本体の摘み方(ホールド)が不十分なのと、本体が軽量なためにちょっとした動きでマウス本体が動いてしまうからだと思われます。
③選択ツールでオブジェクトを選択した瞬間に少しだけオブジェクトが移動してしまう。これも結構イラッときますね。どうやらボタンをクリックした瞬間に、選択&ドラッグ移動状態になっているようです。もしかしたらクリック感がないせいで、気付かないうちにボタンを押す時間が長くなってしまっているのかも知れません。
②と③の対策としては、慎重に操作するのが最も有効ですが、マウスカウントを下げてポインターの移動量を少なくするという手もあります。ただ、それはそれでストレスになりますが、、、
あと、気になっていたマジックホイールボタンの操作は意外とすぐに慣れました。マジックホイールボタンを押しながらマウス本体を前後させるのは割と直感的ですが、マジックホイールボタンをちょんちょん押して小刻みにスクロールさせるのはあまり直感的ではないようで、思うように指が反応してくれませんでした。あとはマジックホイールボタンが中央ではなく先端寄り(ランプの辺り)にあればもっと押しやすかったと思います。
本製品を丸一日使ってみて思ったのは、細かい作業を素早くこなすのには向かないということと、指への負担が大きいことでしょうか。ただ、これも個人差がありそうですし、慣れれば何とかなるのかも知れませんね。そんなこんなで、使い慣れない機器を一日操作していたら、手が疲れて酷い肩こりにもなりました。。。
[追記]100均でケースを買いました
そのままPCバック等に入れておくのはあんまりなので、100均(ダイソー)で小さな小物ケース(2ヶ入り)を購入して入れました。見た目はかなり微妙ですが、実用本位ということで良しとしました。
ただ、このサイズのケースの場合シリコンカバーがあると入りませんでしたので、シリコンカバーも入れたい場合はもう少し大きめのケースを探した方が良さそうです。
超小型で機能も充実しています
よく考えられた超小型の静音ワイヤレスマウスです。モバイル用途は勿論のこと、ラップトップでも限られたスペースを利用してマウスを自由に使えるので、かなり重宝しそうです。
初めはやや高い価格設定かなと思いましたが、しっかりとした頑丈そうな作りと充実した機能を考慮すると、決して高い買い物ではないのかなと思っています。
ただ、マジックホイール(スクロール)ボタンはもう少し直感的に扱える方が良いのかなぁと感じました。個人的には、先進性に欠けますがレバー式か或いは本物のホイールを備えているほうが使いやすそうな気がします。あと、本体に隙間があって長く使っているとホコリなどが詰まりそうなので、専用のマウスケースがあるとさらに使いやすいと思いました。
そんなこんなで、今回この超小型マウスを使ってみて、小型マウスに対する悪いイメージが完全に払拭されました。今後は用途に合わせてメインのマウスと本製品を使い分けていこうと思います。耐久性などは不明ですが、できれば長く使いたいなぁと思っています。
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購入金額
0円
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購入日
2025年05月28日
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購入場所
Zigsow レビューを読もうキャンペーン 当選品




























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