たこ焼き器を購入。
冬の鍋を堪能し、それがあまりにも美味しかったので、「旨いものをもっと食いたい」という欲望に苛まれるようなり、購入したという経緯。
何度かタコパの経験はあったものの「たこ焼き器」自体を所持したことがなかったので、どういうものが良いのかな、と最初は悩んだのですが。
まず悩むのは、穴数でしょうね。穴が少なければコンパクトで場所を取らないですが、一度に作れる量が少ないので時間がかかります。
まずは、何人でのタコパをイメージするかですね。
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少人数(1~2人)なら16穴 or 18穴
- 収納スペースが限られているなら16穴。
- もう少し余裕を持ちたいなら18穴。
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家族(3~4人)なら20穴
- 一度に十分な量を焼けて、無駄が少ない。
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大人数(4人以上)やたくさん作りたいなら24穴
- 一気に焼けるので効率的だが、収納場所があるか確認。
僕はバランス重視で、20穴にしました!
20穴なら家庭用としても扱いやすく、一度に焼ける量も適度なので「ちょっと多めに作りたい」「来客時も対応できる」といった柔軟性があります。
ということで、山善のたこ焼き器を購入しました。
20穴の製品はリニューアルされた最新モデルらしいです。
箱を持った時の感想は「軽い」でした。ホットプレート系は重い物を想像していたので、ぶんぶん振り回せる重量だと思いませんでした。なんならバレーボールの代わりに投げ合えるくらい軽いです。
説明書。とくに難しいことは書いていない。
箱を開けたところ、本体。
プレートがひっくり返った状態でセットされています。収納する時など、この形状にしておけば埃も入らないし衛生的です。
プレート。取り外しができるので丸洗いもできて楽です。
このプレートが重いと想像していたのですが、めちゃくちゃ軽量です。
材質は説明書に書いていないのですが、おそらくアルミダイキャスト。アルミニウムは熱伝導性が高いのでたこ焼きを均一に焼きやすく、軽量です。
表面にはフッ素コーティングがされています。
フッ素樹脂(PTFE=ポリテトラフルオロエチレン)によるコーティングは、こびりつきにくく、洗いやすいのでお手入れが簡単です。長く使用していると剥がれてくるので、大事に使いたいです。
ボディはペラペラです。素材はポリプロピレン(PP)だと思います。
150℃くらいまで耐熱性はあると思うので丈夫だと思うのですが、持ち運び時にはふにゃふにゃするのでちょっと不安。
熱を生む部分は、このパイプ状の部品で、一般的に シーズヒーター(またはU字型ヒーター) と呼ばれる電熱線ヒーターです。金属パイプの内部に電熱線(ニクロム線やカンタル線など)を埋め込んだ構造になっており、熱を均一に伝えるために内部に絶縁性の高いマグネシア(酸化マグネシウム)を充填しています。高温(200~500℃以上)に耐えられるため、電気たこ焼き器の加熱部分として最適な構造だと思います。
安全装置が組み合わせてあるので、適切な温度を維持できて安心です。
たこ焼き器の加熱方法として考えられるのはガス式、IH といったものですが、家庭用は安価な電熱線型ヒーター搭載型が多いと思います。
本格的な焼き上がりを求めるなら、たぶん一番良いのがガス式で、直火で火力が強くプロ仕様。焼きムラが少なく、外カリ中トロに仕上げやすいといえます。
僕は自宅設備もガスをひくのを嫌っているくらいなので、とりあえずはヒーターで良いと思っています。
セットしたところ。焼く前にプレートを温めるために7分ほど電源を入れて放置します。
油を刺さなくてもフッ素コーティングでたこ焼きがころころと転がり、面白いように美しく焼けます。スイッチが硬くて押しにくいのだけ難点。
初めて焼きましたが、かなり楽しいです。
そして美しい丸い形状を作れるので嬉しい。
特に何も考えなくても、外はカリッ、中はトロッの状態になりました。
癖が分からないので長時間焼いてみたいしましたが、サーモスタットがあるおかげか、焦げ付くことも無く、失敗しにくいです。
めちゃめちゃ美味しくて、大好評だったので、次はいろんな具材を入れるタコパを開催しようと思っています。ビール片手にたこ焼きをくるくる焼くのも楽しいです。
たこ焼きレシピ&手順
材料(4人前) ※この分量で20個×2周して全部で40個できます。
- 小麦粉(薄力粉):150g
- 水(出汁):500ml
- 卵:2個
- タコ ぶつ切り:180g
- 天かす天華:20g
- 青ネギ:2本
- ごま油、紅ショウガ
- (焼いた後)オタフクソース、青のり、からしマヨネーズ、かつおぶし
手順
- ボウルに粉と水、卵を入れて混ぜる
- 別のボウルに青ネギ、天かす、紅しょうがを入れて混ぜておく
- タコは穴に入るサイズに小さく切っておく。小さすぎる物は複数でまとめ、40玉ぶん用意。最初に作る数量に分けておくと足りなくなって焦ることがないです。
- たこ焼きに電源を入れて、7分予熱する
- ごま油をプレートに薄く塗る。油がついてるのかついてないのか分からないくらいで良い
- 生地を穴の半分まで入れる
- タコ、天かすなどの具を入れる(沈める)。タコは指でつっこみ、天かすなどの具はスプーンを使って砂糖を入れる感覚で入れると良いです。
- 穴からあふれるくらいまで追加で生地を入れる(具を埋める)
- あふれた生地を竹串で串ガイドに沿って切り離す。はみ出ている部分を竹串で穴に突っ込んで丸くなるように形を整える
- 生地は中央は柔らかいままだが、外側はカリっと焼けてくるので、外側の部分を竹串で押すようにするとクルっと回転する。くるくる回転させて全体がきつね色になるまで焼く。中央は柔らかいままでOK。
特に問題無し
たこ焼き器は構造上どれも同じになるはずなので、評価するには以下のポイントになると思います。
- ヒーターに加熱ムラがあるか(プレート全面が均一に加熱されるか)
- プレートの材質(フッ素加工・鋳鉄など)
- プレートの取り外し可否(洗いやすいか)
たこ焼きの焼き加減や仕上がりを左右する鋳鉄プレートのモデルが美味しいたこ焼きが作れると思うのですが、鋳鉄にこだわりがなければ普通のプレートで良いと思います。
おそらく外観的なメリットは少ないと思うので、重視するのは機能性です。
プレート交換可能かどうか、すっきり収納できるコンパクトモデルかどうかが、まずは気になるところで、このモデルは両方ともクリアしています。
総合的な判断をするならこの製品で間違いないですが、
かわいい&おしゃれ重視であれば、 BRUNO や recolte の製品、
こだわってプロ仕様ならイワタニのガス式のものがお勧めだと思います。
掃除が楽、収納場所をとらない
コーティングが摩耗に弱いので、金属ピックはNG(シリコンや木製のヘラ推奨)です。
このプレートは水すらも弾くので、お手入れはかなり楽です。
理想的
この価格で、高いパフォーマンス。総合的には一番良いです。
エントリーモデルとしても、上級者にもどちらにも合うポテンシャルです。
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購入金額
2,530円
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購入日
2025年02月07日
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購入場所
Amazon
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