事の発端は家族の部屋に壁寄せスタンドで設置していた
14年選手の40インチAQUOSが故障して電源が全く入らなくなったところから
始まりますが、さすがに修理の選択肢はないなということで買い替えを検討
し始めました。しばらくテレビを買う機会もなく同じくらいのサイズのテレビ
が今はどれくらいの価格なのか想像できていませんでしたが、調べた感じだと
40インチクラスの4Kテレビと50インチクラスの4Kテレビのエントリークラスは
そんなに差が無くむしろ50インチクラスのほうが安いときもある、という事が
分かりました。ただ壁寄せ設置するのに50インチは横幅が出すぎるので、
別の部屋で使用していた43インチ4KのREGZAをこちらに移設して、REGZAを
使用していた部屋は幅に余裕があるのでこちらに50インチクラスのを入れ
ればいいやということで、50インチクラスの4Kテレビを買おうとなって
買ったのがこれです。
最近はハイセンスやTCLが幅を効かせている低価格テレビ群ですが、あからさまに
海外メーカーのなのでサポートに一抹の不安を覚えるのと、それと同じくらいの
価格で一応国内メーカーとなるフナイのが買えるということで白羽の矢が立ち
ました。オリオンやオプトスタイルも検討しましたが、HDMI入力の4K対応が
一部だったりしたのでフナイのこちらに軍配が上がります。7年間保証が標準で
付随し、配送設置も無料でポイント還元やクーポン等で実質価格が4万円を切り
異様に安い感じになりましたね。BS4Kチューナー内蔵モデルもありましたが、
非内蔵のこれと比べてHDMI入力が1つ減るのと価格は外付けチューナーを買った
方が安かったのであえて非内蔵のほうを選択しています。動画配信サービス等の
スマート機能は皆無ですが、使用年数を重ねるとソフトのアップデートがされなく
なってサービスを受けられなくなるというのを何回か経験していますので、
それならスティックのデバイスを買い替えるだけで済む外付けのほうがいいやと
こちらもこれでいいかなと。元々REGZAでBS4KチューナーとFireTV Stickを
使用していたのでキャリーオーバーで事足ります。
最初の40インチAQUOSに始まり42インチのREGZA・43インチ4K REGZAと
数々のテレビを載せてきたELECOMの32インチテレビ用ガラススタンドにいよ
いよ55インチが載りましたが、耐荷重的には当時の32インチより遙かに軽い
のでまぁ問題は無いかと思います。画面左右がスタンドからはみ出てますけどね。
スタンド接地部が小さめですが一応耐震マットを取り付けています。故障した
AQUOSは配達日の前のうちに壁寄せスタンドから下ろし、純正のスタンドに
戻して新テレビ配達の際にリサイクル料と運搬料を払って持って行ってもらい、
外したREGZAは金具を移植して無事に壁寄せスタンド設置となりました。
使用感としては店頭でも感じた画面の暗さ、店頭での見栄えがあまりよくない
ですが天井照明がそこまで明るくない一般家庭で使う分には必要十分です。
映像エンジンもグレード相応のものですが、普通にテレビ番組を見るのには
気にならない感じかと。スピーカーも特段力が入っていないモデルなので
可もなく不可もなくこんなものかと思いますが
2.1chのサウンドバーをこれまたキャリーオーバーしているので画面サイズに
負けない音量にはなっています。元々三菱/DXブロードテックの液晶テレビや
東芝/Maxellのレコーダーあたりの製造にも関わっていたフナイ製なので、UIは
ジェネリック家電系のようなどこか別メーカーで見たことがある・・・という
ようなものではなく、下位モデルでもしっかりアイデンティティが出ている
感じでした。
コストパフォーマンスがよく見知ったメーカーということで概ね満足な一台
だったのですが、10月末くらいになりメーカーの船井電機が破産しました。
サポートは購入元のヤマダが責任を持つとのことですぐにどうにかなると
いうことはないかと思いますが、まぁ寝耳に水ではありますよね・・・。
Fire TVやGoogle TVのほうだとアップデートが止まる可能性もあります
ので、素のテレビにしておいてよかったなーという感じは多少ありました。
そこまで使用頻度の高いところではないので、前のテレビくらいは持って
くれるといいかなと思います。小学生の頃にゲーム用として友人宅でも
よく見かけ1990年後半くらいの量販店のチラシではほぼ見ないことが
なかったフナイのテレビ、このような終わり方をしてしまうのはなかなか
残念ではあります。
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購入金額
40,000円
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購入日
2024年09月15日
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購入場所
ヤマダ電機
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