はじめて知ったのだがペダルは原則共通のネジらしく、ロードだろうが軽快車だろうが付け替え可能らしい。軽快車用のペダルなら1000円程度で買えるようだが、どうせ交換するならアルミペダルつけちゃえ。

アルミはちょっと軽い。当然軽ければ軽いほどいい。自分の足で回す部分だから僅かな重量でも影響は出るだろう。ただその僅かの為に（Amazonで売っている廉価タイプですら)3000円～コース。

なるほど、元が2万円程度の軽快車につける値段ではない。ではないけど愛着あるからつけちゃう。

条件としては「それなりの大きさがあり今のペダルと使用感がさほど変化しなさそうなもの」「反射板がついているもの」。帰宅時は夜になるので元々ついている反射板を減らす度胸はない。この2条件だと元のペダルより重いものもあるかもしれない。

という訳で選んだのがGORIXのペダル。GX-FY610。上記2点を満たしつつ公称で結構軽い。お値段はギリギリ許せる4000円。軸部分に赤いアクセントが入っていて交換したぞって気分になれるのも選んだ理由。

反射板も大き目なのがついていて安心。

古い自転車でペダルが固着している事を考えてペダル用のレンチも買ったから高くついた。でも結局すんなり外れたので手持ちの工具でもなんとかなったかもしれない。まあいいか。

取外しはこんな感じでペダルの根本を回す。注意するべきは左側は逆ネジということ。知らなかったら危なかった。

同日にチェーンも交換するつもりだったのでチェーンカバーまで外した写真だがペダルは本当にペダルだけ着脱すればいいので簡単。

普通のペダルなら同じようにレンチを使って戻すのだが、このGORIXのペダルは内側に六角があるので反対側から六角レンチで締めるタイプ。六角レンチは付属しているので安心。

チェーン交換前にペダル交換だけで試走…おお、ガリガリ音がしなくて結構軽くなった！まあ元のペダルの回転がかなり抵抗になるくらいになっていたので。

またアルミ製で滑ったりしないか心配だったがまるい突起状のすべり止めがあるので仕事用の革靴でも特に問題無かった。

重さについては軽快車標準が166gでGORIXが141g。片側25g、両側で50g。まあ重さ云々より新品になったとこで回転がスムーズになったのがでかいだろう。

ちなみにチェーンも26年間未交換（！）だったので思い切って交換したが、さすがに伸びきったチェーンの交換効果は露骨であわせて清掃もがっつりしたのもあってとんでもなくスムーズになった。

ただチェーン交換はペダル交換に対して手間がかかるので、ペダルの回転が悪いなって人は軽率にペダルを新品にするのもいいかもしれない。

…とはいえ軽快車に4000円のペダルつけるかどうかは人次第。