さるぼぼ。飛騨の方言で「猿の赤ちゃん」を示す言葉だが、今は岐阜県の飛騨地方で造られている顔のない猿の赤ちゃんのような形のお守りを指す。
元々は奈良時代に大陸から伝わった安産の祈祷のための人形を原型としていて、猿の赤ちゃんのような形をしていることから、猿=エン=縁の連想もあり、今も
・子供の安全と健康
・安産
・夫婦円満
といった願いを込めて造られているお守り。
...なのだが、最近戦隊ものではないが色違いのもので、違う効能?を謳うものが出てきた。
元々「猿の赤ちゃん」だったのもあって、ボディ?は赤というのが伝統色なのだが、風水と絡めてあわよくば売り上げを伸ばそうとより広い層にアピールしようと、
・赤:子供の安全と健康、安産、夫婦円満
・黄:金運、ギャンプル運
・緑:健康運、病魔退散
・紫:出世運、長寿祈念
・黒:厄除け、魔除け
・青:仕事運、学業成就、集中力
・桃:出逢い運、恋愛運
・橙:友人運、子宝祈願、旅行運
・銀:改革運、才能開花
・金:財運、物質的成功
といったように、色によって異なる効能を謳う、カラフルなさるぼぼが今は販売されている(解釈の仕方や製作するところのカラーラインアップによって、若干の効能の違いや被りはある)。
そんなさるぼぼ、先日出張の帰りにSAで見かけたので買ってみた。
...というのも、現在の住まいで、遠方からガラス扉が開いているか否かを識りたいニーズがあるのだが、部分的にしか扉が見えない位置で確認したく、透明なガラスだとよく判らないので、ガラス扉を“不透明に”する必要があるため。
???と思うだろうが、以下の考え。
今まで扉の状態を確認するため、ガラスにセロハンテープでその月の卓上カレンダーの該当ページを貼り付けておいて、そのカレンダーが遠目で確認できるときは「閉まっている」、確認できないときは「開いている」としていたのだけれど、今年度に関しては経費統制の折?いままで使わせていただいていた会社から販促品として卓上カレンダーが出なくなって、3月のが貼りっぱなしだった(カレンダーは4~3月区切りのものだった)。
通常使っているカレンダーは別にあるので、その位置にカレンダーが必要なわけではなく、単に使われていた写真が気に入っていたので貼っていたというだけのもの。そのため、そのままでもよいのだが、カレンダーの内容が古いので、いい加減他のモノに換えようと考えていたときに、SAで「このさるぼぼ、ガラスに吸盤でくっつければ、遠目からガラス扉の開閉状態がわかるのでは?」と思いついたわけ。
色は欲にまみれた財運、物質的成功を示す金さるぼぼ。詳しく言うと、有限会社愛和工芸の財運さるぼぼ。
愛和工芸では金色のだけは「財運さるぼぼ」として他色のノーマルさるぼぼとは区別されている
売り場にいくつかいたさるぼぼのうち、このコが一番肩に担いだ袋を落としそうになかったので選定
大きさは吸盤がついているタイプでは大きめの「小」(より小さな「ミニ」がある)。
カラーヴァリエーションとして、紺色の頭巾&小豆色ちゃんちゃんこタイプと、その2Pキャラ?小豆色頭巾&紺色ちゃんちゃんこタイプの反転色があったのだが、購入したのは小豆色ちゃんちゃんこタイプ。
紺の頭巾と小豆色ちゃんちゃんこのコーディネイト。反転色のタイプもある。
今はガラス扉にくっついて鎮座?、遠目で開閉がわかるお仕事をしてもらっています。
荒れた部屋の画角侵入や、オサーンの顔が写り込むガラスの反射を避けたらこんな逆光謎構図に...
【仕様】
サイズ:11×8cm
吸盤付き
本来御利益(財運)がメインだがそちらはともかく?
ガラス扉が閉まっているかどうかを遠目ですぐ確認できるので、今の使い方での「実用性」はある。
御利益の方は検証が難しくてねぇ...
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購入金額
715円
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購入日
2024年05月30日
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購入場所
岐阜県名産販売株式会社
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