僕の特技は、瞬間的に覚醒する能力。授業中の居眠りだろうが周囲の空気(雰囲気)の変化で、教師がこちらに来たことを察知して目が覚めるし、電車の中で寝てもいつも降りる駅の喧騒の音だと思うのですが街の気配でぱっと目が覚めます。
なので、目覚まし時計をセットして使うことがあんまり無いです。早朝の用事で念のためにセットしても、その時刻の数分前に勝手に目が覚めてアラームが鳴る前に止めています。
そんな僕が、多機能目覚まし時計を購入。
寝室の壁にかけていた時計を実家の両親に提供してしまったので、代わりの壁掛け時計を探していました。
当然、壁掛けのものを探していたのですが気に入るものが無く、とりあえず時刻が分からないので安い時計でも購入して置こうと、こちらを買いました。
置時計にしたのは、壁掛けを購入してしまうと新しいのを買った時に時計が2つになってしまうので、タイプの違う机の上に置く時計なら良いか、と思ったからです。
そして、この時計には寝室に置く理由となる、ある機能が面白いなと思ったので購入しました。
外箱。シンプルです。時計ならこんなものかと。
裏面。とくに何もなし。
説明書。一応、日本語があるのですが、製品本体の方のデザインがあんまり良くなくて操作も分かりづらいです。ボタンが並んでいるのですが、正直どれがどうなのかよく分からないし、説明を読んでもよく分からないですね。面倒くさがらずにちゃんと読めば理解できるとは思うのですが。
USBコネクタで電源をとります。ケーブルもアダプターも付いています。
色が白と黒で合ってないけど。
これが本体。前面が鏡になっています。時刻の数字を消していると時計には見えないかも。
小さいのでコンパクトミラー代わりにしか使えないですが、メイクをチェックするミラーなどに使えはします。ミラーが机の上に出しっぱなしだとあんまり良くないですが、これが常時デスク上にあることですぐに使用できるのは、意外にあると便利。急な WEB 会議の前とかね。
電源を入れると、鏡の中に時刻が浮かび上がります。白い数字なので主張もなく、柔らかい光なので周囲の環境にとても合います。
数字は大きくて見やすいです。
僕は寝室で使用するので、いつも真っ暗な中に置いているのですが、こんな感じで数字が空間に浮かび上がっているようなかんじ。輝度は3段階に調節可能。
あと、温度や湿度も表示してくれます。
背面。背面にスピーカーがあります。アラーム音を出す他、ラジオを聞くことができるみたい。
ラジオは聞かないしアラームを鳴らしたことがないので音質が分からないですが、たぶん期待してもしょうがない程度だと思います。
ボタン電池を入れるための蓋もあり、ここに電池を入れておくことで、ケーブルを抜いて別の部屋にセットしても、電源が切れずに再度時刻合わせをしなくてもいい、みたいな思想のようです。
上部にスイッチが並んでいるのですが、ベッドの上からだと触っているのが右から何番目というのが分からないので、基本的に感覚的に押すのは難しいかと思います。
僕は目覚まし機能を使ってないので試していませんが、ボタンに1つだけ丸い突起のあるものがあるので、たぶんこれがアラームを止めるボタンなのだと思います。(注:説明書によるとスヌーズらしい)
底面にはゴム足があり、滑りにくくなっています。
テーブルの上に置くと意外に安定感があります。
本体右側に黒いパーツがあるのですが、これはぐるりと回転します。
完全に回転するのではなく、角度が変えられる程度。
このパーツは投影機です。
時刻を投影するプロジェクタになっています。
数字の色は赤色で固定です。 この写真では数字の周りが赤くぼんやりしていますが、壁が近すぎるからのようです。
寝室ではなくスタジオですが、天井に投影してみました。
数字ははっきりと見えます。もっとぼんやりするのかと想像していたのですが、かなりハッキリ視認できるので、良かったです。天井までの距離は5メートルまで対応しているそうです。
大掛かりなプロジェクタを必要とせず、安い価格で天井投影を実現できるので、まずはこれで良いかな、と。
数字の色が赤なのがアラートっぽくて好きでは無いので、違う色のものが無いか探したのですが、同価格帯の製品では見つけられませんでした。 赤色電球の方が他の色に比べて製造コストが低いとかそんな理由なのだと思います。
赤色は暗い背景とのコントラストが高く、文字や数字がくっきり見えます。このため、投影の視認性が向上しています。また、光の波長が長いほど空気中での散乱が少なく、遠くまで届きやすくなります。赤色光は可視光の中で最も波長が長いため、青や緑に比べて空気中での減衰が少なく、より遠くの壁や天井に投影するのに適しているのだと思います。
視認性と目の負担の軽減
- 暗闇で見やすい: 赤色光は、暗い環境で目に優しく見やすい色とされています。青や白に比べて、瞳孔の収縮が少なく、目への刺激が軽減されるため、夜間に適しています。
- 夜間視力との相性: 人間の目は、暗闇で赤色を認識しやすい特性があります。特に、夜間でも数字をはっきりと確認できるのは赤色光の特性によるものです。
この「天井に時刻を投影する」という方法、かなり良いです。
今まで夜中に目が覚めた時に身体を起こして時刻を確認していたのですが、目の前の天井に時刻があるのでノーストレスです。
シンジくんも「知らない天井」という前に「もう朝か」と言えるくらいに便利だと思います。
僕はあまりデジタル時計が好きではないので持っていなかったのすが、壁に投影するとしたらデジタル数字の方が良いかなと思います。
アナログ時計の方が良いと思う理由については感覚的になりますが、クラシックで温かみのある雰囲気や、その針や盤面のデザインによって装飾品やインテリアとしても映えるから。手作り感や伝統的な職人技を感じさせるものも多く、部屋のアクセントになります。
秒ごとに数字が更新されるデジタル時計と比べ、アナログは時間を意識しすぎない穏やかさがあり、リラックスした雰囲気を与えてくれることも寝室向きだと思っています。
針の動きには、一秒一秒を積み重ねる感覚があり、時間を「測る」だけでなく「感じる」ことができます。
このようなアナログ時計の持つ情緒性や伝統美に基づくものを気に入ってはいたのですが、それでもデジタル時計を購入したのは、この時計の天井投影の機能がその「先進性」を活かしつつ、従来のデジタル時計とは異なる体験を提供している点が新鮮なのだと思います。
1. デジタル表示の正確で瞬時に読み取れるという特性
- 数字の明確さ:デジタル時計は、時間を具体的な数字で表示するため、正確な時刻を一瞬で読み取れます。
- 24時間表示が可能:デジタル時計では24時間表示が一般的で、午前午後の区別が瞬時にわかります。
2. 多機能性
- 追加情報の表示:日付、曜日、温度、湿度、アラーム設定、ラジオなど、複数の情報を同時に表示できます。
- 設定の簡便さ: アラームやタイマーの設定が、画面操作やボタンで直感的に行えるものが多いです。
3. バックライトや視認性の向上
- 暗闇で見やすい:バックライトを搭載していることが多く、暗い環境でも明確に時刻が確認できます。アナログ盤は暗闇で見にくいものが多いです。
- 遠くからでも見やすい:数字が大きく表示されるため、目が悪い人や遠くから時間を確認したい場合に適しています。
デジタル投影時計
夜間の視認性と快適さを追求し、暗闇でも目に優しく、直感的に時刻を確認できる革新的なプロジェクション時計だと思います。
類似品は非常に多く、差別化されていないのでどれを選んでも同じだと思います。
赤色光のデザインは、夜間の視認性と目への優しさを考慮した機能的な選択です。暗い背景に高コントラストで映え、寝室に適した落ち着きのある雰囲気も演出しています。
とくに時計の形状にこだわらず、面白い機能が欲しいという人には良い選択だと思います。
投影しっぱなし
適切に手入れすれば、長持ちする可能性はありますが、全体的に造りは雑です。価格通り。
天井に投影する機能は朝になって OFF にするのを忘れていることも多いので、もう点けっぱなしにしています。昼間は太陽光で薄れてしまうので消えてしまっており、まったく見えないです(そして気づかない)。
夜になったら投影機能を ON にして朝に OFF になる機能が後継機に実装されるなら、そっちが欲しいなと思いました。
ライフスタイルは変わる
機能性と視認性を考慮すると、価格に見合った満足感が得られるため、コスパは良いといえます。
ベッドでごろごろしている時、睡眠中になんとなく目が覚めてしまった時など、目の前の天井に時刻が浮かんでいるのは非常に便利です。
あればライフスタイルが変わるような製品だと思います。
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購入金額
3,499円
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購入日
2024年04月28日
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購入場所
Amazon
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