iPhone 15 Pro
を常用するにあたり、必須のケースは、iPhone Xを6年近く守り通したGild design(ギルドデザイン)のSolidbumper
を選択したので本体の保護や、角落ちに関しては問題なくなったが、端正なXと違って醜悪に飛び出した三眼のレンズはケース以上に飛び出しており、何か手を打たないとダメなのは明らか。
一応Gild designには、オプションとして「ジュラルミン削り出しレンズガードバー」というものが用意されており、iPhoneのレンズ側の短辺にそれをつけることにより、縁を「厚く」して、レンズが接地しないようにするアイテムもある。
しかし、これは単にバンパーケースの一片を厚くするだけのもので、レンズそのものを保護するものではない。レンズ周囲が厚くならない利点はあるが、レンズガードバーの効果は「平らな机や台にの上に、レンズ側を下にiPhoneを置いた際に、直接レンズが机や台に触れないように“もちあげる”」ことに限られる。
レンズそのものにガードをつけないので、波打っている台や、ある程度沈み込みがあるようなものの上に置いた場合、レンズに台などが当たってしまう。iPhone15シリーズは、常時表示の機能があり、今までのiPhone以上に画面側を上に、すなわちレンズ側を下に置くということが多くなると考えられ、レンズを守る仕組みを導入したかった。
それがバンパーケース(Solidbumper)を販売しているGild designから発売されたので、それもケースと合わせて購入した(...というか、iPhone 15 Proの使い始めが遅れたのは、ケースの方は初回出荷分の最初期ロット数に入ることができたが、こちらのレンズガードの方が、購入希望だった“トライアングル ブラック”の人気が極めて高く、セカンドロットの納期になってしまったからという...)。
タイプとしては、レンズの周囲だけを囲むように成形された「トライアングル」と、iPhone本体から四角に飛び出したフラッシュなども含むカメラ部全体を基部ごと底上げするような成形の「スクエア」があり、それぞれシルバーとブラックがあるという4種ラインアップ。
色はバンパーケース(Solidbumper)は6色用意されたが、こちらは2色のみ。
実は元々バンパーケース(Solidbumper)の色はブラックが本命だったが、Xの時と同様明るめの色と表裏を別色にすることも考えていて、その時は相性によってはマットグレーを使ってもよいなと思っていた。しかしラインアップが公開されてみると、このレンズガードが暗めの色はブラックしかなかったので、それに合わせるためにSolidbumperの色のブラックが確定したという因果関係もある。
カメラ部全体を盛り土する?スクエアと、レンズ縁をのみ盛り上げるトライアングルでは、あまり迷わずトライアングルを選択。一応公称上はどちらも4gとなっているが、より部材が大きいスクエアの方が「軽い」ということはないだろうし、こういう全体ガードのタイプはフラッシュ照射角度などに問題がある製品もあった(当然、Gild designのは設計にあたり、「LiDARセンサー、フラッシュなどの作動を妨げないように形状も工夫しています」とのことだが、ガードに開けたすり鉢状の穴の奥からの照射が有利なワケはない)。そもそも元々飛び出しているレンズ部が、レンズ基部の四角の大きさのままレンズの縁よりさらに高く飛び出すのは、あまりに不格好かつ引っかかりが大きいと感じたので、最小限のガード面積ということで、3つの輪を三角形に繋げたようなにトライアングルにしたわけ。
到着してみると、実にシンプルなもの。三角形に配置されたiPhoneのレンズの周囲に、レンズより高いガードを設けるデザインで、製品に貼り付けられている両面テープにより固定。
フィルム両面貼り付けたiPhone 15 Proが約188gだが...
バンパーケースにレンズガードを含めると装備重量およそ211gに。
注意しなければならないのは、貼付ける「向き」。一見正三角形配置の三つの輪という感じなのだが、フラッシュライトとLiDARセンサー(AR、XR用のセンサー)のためのわずかな「ザグリ」が入っている。なお、このガードを使う場合は、Solidbumper付属のガタつき防止Kitで使用するシムの種類と枚数が異なるので、Solidbumperの説明書参照のこと。
ここにフラッシュライトとLiDARセンサーに干渉しないようにザグリがある
使ってみると、バンパーケース(Solidbumper)と合わせて、iPhone 15 Proを完璧にガード。外での撮影時に、手数の都合上、平らでない岩の上などにiPhoneを置かざるを得なかったことも複数回あるが、レンズはきれいなまま保っている。
一方、二カ月の使用でレンズガードの縁は結構傷がついているので、「ガードしている」のが実感できる一方、これがどんどん加速するとちょっとみすぼらしい感じになるかも。そこが若干心配ながら、機能そのものにはとても満足している製品です。
使っているうちにガードは傷つくが、レンズは無事←ちゃんと仕事してる
【仕様】
サイズ:2 × 32 × 32mm
重さ:4g
わずか3ヶ月でかなりの傷がついているが...
...レンズ側には全く問題がない。
ガードがガードとして役立っている証拠。
アルミスキーには非常にうれしい質感だが...
傷が入ると下地のシルバーのアルミ色が出てくる。
アルミスキーとしては悪くはないが、元が黒なのでやや目立つ。
シルバーならば問題ないのだろうが、そうなるとブラックチタニウムの本体色とは合わないし...
悩ましい。
細い本体に両面テープ固定だけだからかも知れないがあまり良くない
膝に毛布を掛けて作業していたら、一度剥がれてそれにくっ付いてしまったことがあった。
接着面溶かして剥がして、もう少し強力な両面テープに替えるか...
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購入金額
1,650円
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購入日
2023年11月30日
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購入場所
ギルドデザインオンラインショップ
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