スマホの画面やPCのキーボードのように指先で触れるものを、清掃しないで使い続けた場合、一説によるとトイレの便座並みの清浄度になるとか。
スマホの方は、凹凸が少ないので、ディスプレイクリーナーなどでサッと拭くとか、最近は減ってきたがそれでもコロナ禍以前と比較すると入手しやすい消毒用アルコールを、ティッシュになどに含ませて一拭きすれば、清浄度は簡単に元に戻る。
一方PCのキーボードは、タッチパネル式のキーボード
などの一部を除き、清掃は難しい。
ブラシをつけた掃除機で吸ってホコリをとる、打面やフレームなどは固く絞ったタオルなどで拭くといったことは出来るが、キーの側面は最も手前になる一部以外難しい。
根本的には、すべてキーを引っこ抜いて、
薄く中性洗剤溶かしたぬるま湯でキーごと洗うとか、洗剤つけたぞうきんでゴシゴシ1キーずつ拭くしかない。
ただ全キー引っこ抜いて⇒洗浄/or/清拭して⇒乾燥させて⇒全キー戻す、というのは半日がかりの大仕事で、年イチの大掃除くらいでしかやる気にならない。
そんなわけで通常は、掃除機&キートップのぞうきん拭き程度でお茶を濁しているのだが、最近SNSに机上の写真を投稿するときにキーボードが映り込んでしまう場合があって、キーボードの埃が気になるようになった。今使ってるメインキーボードが、
黒色ベースに墨色刻印という鬼畜仕様なのでよけいに埃が目立つわけ。
主にテンキーのキーの「横腹」の埃。
自分はテンキーをよく使う作業があるので酷使するためか、キートップには逆に埃はないのだが、サイドは指が掠った際に付く皮脂などに埃が吸着し、ちょっとやそっとでは落ちないくらいこびりついている。
当然掃除機で吸っただけでは取れないし、掃除機の植毛ノズル先端のブラシで擦ったくらいでは毛先が短すぎてダメ。雑巾に薄く中性洗剤をつけて拭いても、キートップに近いあたりは若干汚れが取れるものの、キーの根元?に近い部分は、隙間の狭さもあって取り切れない。
キーを外す根本清掃ほどは手間をかけずに、キーの側面を強く擦りたい...と思って手配したすき間ブラシ。
取りあえず100均で手配した株式会社スバルのすき間ブラシ(今回用途ではヘラはオマケ)
ブラシ素材もプラ素材で、逆側にはヘラもついている。
ヘラは、シリコンのような柔軟性はなく、すこ~うし「しなる」程度
複数あった商品の中で毛先の長さと、幅の広さ&厚さの薄さで選択
材質としては、ポリプロピレンとPBT(ポリブチレンテレフタレート)ということなので、若干の柔軟性を持つPP(ポリプロピレン)が軸とヘラ部分、ブラシ部分が耐薬、耐酸、耐有機溶剤に優れ、理化学用ブラシにも使われるPBTなのだと思う。
ブラシの穂先の長さは約2cm、しなやかさはソコソコあって、上下のキーが段違いの位置にあるメインキー部分の隙間も大丈夫。
耐有機溶剤性もあるので、消毒用アルコールをつけてゴシゴシしてみたら、結構落ちた!
逆にブラシの方に少し汚れが移ったので、埃だけでなく皮脂汚れも取れている感じ。
穂先透明~白色なので、汚れも見えやすいし、汚れたならPBTなので洗剤に漬けてゴシゴシやればある程度なら復活しそう。なにより100均ものだし、汚れ過ぎたら本体交換でも惜しくない。
気になったキーのサイドの汚れが落ちてすっきりです。
清掃後。照明と写りの関係で白いポツポツが見えるが、肉眼ではほとんど目立たない。
【仕様】
材質:ポリプロピレン・PBT
生産国:中国
ブラシの横腹で「擦る」ことになるので、多少何回かゴシゴシする必要はあり
一方、ブラシの長さや硬さ、「束」の太さなどは申し分ない。
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購入金額
110円
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購入日
2024年03月16日
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購入場所
WATTS
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