先日仕事で近所に行ったついでにHARD OFFに寄ってみました。すると入り口の階段にいくつか紙袋に入った塊が並んでいました。よく見ると「LPレコード謎袋」と書かれています。説明書きによるとジャケットや盤に汚れ、傷みがあるものも含むLPレコード20枚前後を適当に詰めたものだというのです。
最近はそこそこ人気のあるレコードは中古も高くなっていますし、税込1,100円で2,3枚でも聴けるレコードが入っていれば悪くないと思い、最も手前にあったものを掴んできました。今日は少しだけ時間に余裕があったので、開封して中身を確認してみることに。
圧倒的に国内物が多いのが若干不安要素ですが、中身を確認してみることにしましょう。
ただ、先に一つ苦言を呈しておくと、未チェックなのは良いのですが、中身が入っていないジャケットを混ぜるのは止めて欲しかったところです。正直入っていなくてもそれほど痛手ではない盤だったのでまだ良かったのですが、数少ない自分が普通に聴くようなレコードだったら泣くに泣けないところでしたから…。
くじ引き感覚で楽しめる
レコードの中身が残っていたものを一通り紹介してみましょう。
この束に関していえば、さだまさしのファンであればかなりお買い得だったといえます。さだまさし関連だけで5枚ありました。
ソロアルバム3枚で、私花集には山口百恵で有名な「秋桜」が収録されています。これは普通に3~400円で売られていれば買っていたと思いますので、当たりです。
何と有名な「親父の一番長い日」の12インチシングルです。こんなの出ていたんだと妙に感心します。
ソロデビュー前のグレープ時代のライブ盤です。この辺りはあまり馴染みがないので何とも…。
ここからは同じアーティストの盤が複数ということはありませんでした。
この辺りは知らないわけではありませんが、まあ聴かないだろうな、というものです。
内山田洋とクールファイブは「長崎は今日も雨だった」、赤い鳥は「翼をください」と有名曲が収録されていて、まあこの辺り目当てでもありかな、と。
今回入っていて最も嬉しかったのは、このエア・サプライのベスト盤でした。CDでは持っていますが、レコードで聴いてみたい曲が何曲かありました。
オフ・コースのLPは何枚か持っていますが、丁度この「Three and Two」は
持っていなかったので丁度良いところでした。
五輪真弓も「恋人よ」以外は持っていなかったので、あってもまあ良いかと。
この類のまとめ売りでありがちと思えた出所不明のクラシックは2枚でした。下の方の「シュトラウス」はヨハン・シュトラウスII世を表しているようで、「美しく青きドナウ」などが収録されています。
この辺りは正直言って全くわかりません。一番下の盤はなんと未開封です。よほど人気が無かったのか…。
ゲイリー・ルイス&ザ・プレイボーイズというグループのベスト盤です。予備知識は全く無いのですが、60年代当時結構ヒットしたらしいです。アレンジャーやプロデューサーとしてレオン・ラッセル、ジム・ケルトナー、ハル・ブレインといった著名ミュージシャンも関わっているということで、これは後で聴いてみようかと思いました。
というわけで、個人的にはエア・サプライのベスト盤、さだまさし「私花集」、オフ・コース「Three and Two」辺りを買って1,100円で妥当という感覚であり、残りのおまけも多少は楽しめそうですから、意外にもアリだったという結論です。大体「ゴミ盤ばっかり」とケチをつけて終わると思っていましたので、良い意味で予想外でした。
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購入金額
1,100円
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購入日
2024年01月10日
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購入場所
HARD OFF 四街道店
タコシーさん
01/11
レコードに傷が無いといいですね。
jive9821さん
01/11
元々試聴できる機会がある時には、重量盤中心で7~8枚程度
持ち歩いていますし、私の中では許容できる程度の重量です。
まあ、これで聴けるレコードが1枚も入っていなければ
徒労感で相当重く感じたと思いますが…。