フランス郷土料理とワインのお店「Petit ami cafe」で購入したフランス風おせちです。
お正月は和食をたくさん食べることが多いので飽きやすいのですが、このおせちは洋風テイストなので、箸がスプーンが進みます。

元旦は特にお休みの店が多いので、こういうおせちがあるのは助かりますね。

シャンパンは自前なので気にしないでください。
「お酒と楽しむフレンチおつまみ」というコンセプトなので、用意が大事。

木箱風のパッケージに入っています。
brioche Pasquier(ブリオッシュパスキエ) の「ミニトーストプレーン」も付いてきます。
この商品はいわゆるビスコットですが、癖が無くサクッとした食感で美味しいです。

サイズ的にかなり小さいので、このおせちのように一口サイズの料理をのせて食べるのに適しています。

おせち本体は2段重ね。20品ずつ入っているので合計40品。

1段目にフランス料理によるおせち。
2段目に mignardises（ミニャルディーズ）になっています。

ミニャルディーズとは「焼き菓子」を意味する言葉で、フランスでは食後にお酒や紅茶で楽しむ一口菓子のことをいいます。「プティフール」という言葉なら聞いたことがある人も多いと思うのですが、なんとなく自分の感覚ではプティフールはクッキーのようなお菓子っぽいイメージでミニャルディーズはデザートっぽいイメージのように思います。

１段目・フレンチおつまみおせち

1. ローストビーフ
2. 仔羊のリエット
3. サーモンとサワークリームのハーブリエット
4. オマール海老のリエット
5. ４種の洋酒の国産鶏レバーペースト
6. 西京味噌漬 数の子のキャロットラペ
7. ブランタードとカラスミ
8. チキンレモンのガランティーヌ
9. スパイス砂肝のコンフィ
10. 帆立の燻製
11. 子持昆布のピクルス
12. 海老のサフラン アラグレック
13. アワビの赤ワイン煮込み 山椒風
14. 豚痰テリーヌ
15. チーズとトリップのトマト煮込みバスク風
16. キャビア添えカリフラワーのムース
17. フォアグラ入り田舎風パテ
18. 山十イクラとスモークサーモン
19. 鴨のハム西京味噌漬けバルサミコパール
20. 鴨のπ包み焼きオレンジの香り

2段目・ミニャルディーズ

1. フォアグラのマカロン
2. マカロンサレ
3. マカロンサレ
4. レモンケーキ
5. ブランデーケーキ
6. リキュールケーキ
7. ピスタチオケーク
8. パンデピス
9. パードドフリュイ フランボワーズ
10. パードドフリュイ シャンパーニュロゼ
11. ショコラテリーヌ
12. アマンドチョコラスパイス
13. オランジェット
14. パンプルジェット
15. シューケット
16. ボンボンチョコラ
17. 胡桃のエンガディナー
18. フロマージュ
19. スペキュロス
20. マリアージュフレールの紅茶２種

このようにビスコットの上に乗せ、お酒と一緒に楽しみます。

フランスでは l'Apéro（アペロ）というのですが、お酒を楽しむためのおつまみを食べる習慣で、日本的には Apéritif（アペリティフ）というキーワードの方が馴染みがありそうです。

食前酒などの習慣は単純に「お酒を楽しむため」と言われがちですが、ものすごく大事なことがあります。それはおしゃべりを楽しむこと。

 食べ方はカナッペなのですが、フランス的には「Tartine（タルティーヌ）」といいます。

 好きに自由に食べられるのもリラックスできるし、一口で食べられるので喋りながら片手でというのもやりやすい。日暮れから長い時間をかけて大切な人たちと過ごす時間は格別です。 

高級な食材も多く、味についてはめちゃくちゃ美味しいとしかいえない。
いろんなお酒にも合います。

これは昨年（2023）の。実は毎年買ってます。
お正月は和食ばかりになるので、セカンドポジションで優秀。
お正月からお店もやってないし、お正月から料理したくもないし、お正月からレトルト食べたくないし、とにかくライフスタイルにあっています。

和食に飽きてすぐに洋食が食べられるという幸せ。

ちなみに昨年は保管した冷蔵庫が強力すぎて霜降り状態に。
でも冷たくても美味しいように工夫された味付けでした。温かくなくても大丈夫な料理を選んで入れてるみたい。

食レポコンテンツではないので詳しく書きませんが、ちなみに普段はパフェやガレットが美味しい料理店さんです。