USB Type-Cケーブルを用いた充電には、複数の仕様が存在します。
USB仕様の基本的な充電仕様としては、USB 2.0が、5V/500mA、USB 3.0は、5V/900mAというのがあり、PCに搭載のUSB Type-C端子は、基本的にこの仕様で動作しています。
小電力機器であるワイヤレスヘッドフォン等はこの仕様で充電されることが多いようです。
他には、多くのアンドロイドスマートフォンのCPUとして採用されているクァルコム社が制定した充電仕様が、QC(Quick Charge)という仕様があり、主にUSB充電器を使って充電する場合に使われるもので、最大3Aの充電が可能です。
更に、USB PD(Power Delivery)という仕様もあり、USB PD 3.0では、最大20V/5A=100Wでの充電をサポートしています。
USB PDには、更に上位仕様があり、USB PD EPR(Extended Power Range)という仕様では、最大48V/5A=240Wまでの高速充電が可能な仕様となっています。
これ等の充電仕様であるQCやUSB PDでの充電に於いては、充電器、被充電器、充電ケーブルの全てが、各々の仕様に対応していなければ高速充電は実現しません。
パッケージは、前面に半透明なエリアがあり、メーカーロゴとメッセージがプリントされた汎用パッケージです。
裏面には、商品の詳細が印字されたラベルとバーコードが印字されたラベルが貼ってありました。
ケーブル自体は、薄紫のナイロン編み込みケーブルで、端子のハウジングにはアルミ製のカバーが付いています。
片方のハウジングにはディスプレイが備わっていて、充電時の電力表示が行えます。
ケーブル長1mのケーブルが、ゴムバンドで束ねられたものが2組入っていました。
ケーブル以外には、保証書が同梱されていました。
ケーブル自体は、QC及びUSB PDに対応し、最大100W、5Aの充電に対応していることがWEBページに記載されています。
このケーブルは、表示器の付いたハウジングを、USB充電器、被充電機器の何れの方向に接続しても充電電力が表示されます。
また、表示には、充電電力単位を示すW(ワット)と、USB PDでの充電を表示するPDの文字が表示されます。
試しに、USB PD対応のノートPCに充電すると、41W表示と共に、PDという表示が行われました。
一方、USB PD非対応で、QC 3.0対応のタブレットに充電すると、11Wと表示され、USBの標準仕様である5V/900mA=4.5Wを超える速度で充電されていることが確認できました。
ノートPC充電時には、ノートPCをシャットダウンした状態で充電を開始すると、満充電が判らないのですが、このケーブルを使うと、満充電で、0Wと表示されるので、便利です。
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購入金額
3,360円
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購入日
2024年01月05日
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購入場所
amazon
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