SOVTEK 12AX7LPS ミニチュア/mT 双3極管 TSOV12AX7LPS
真空管と言うと昭和レトロとか古いとお思いでしょうけど でも体験してみると中々、趣きがあり、愛着が湧くものです 個人差はありますが... ヒーターがオレンジ色に点いて仕事してるなって事が視覚的に感じられます しかも熱くなり熱も出ます 夏は厳しいですが。真空管回路は割と単純で複雑なことは出来ない? しかもトランジスターやICデバイスみたいに保護回路は無い制作簡単?。
しかし供給電圧は高いというのが、やや難題です その結果高電圧用の部品が必要な訳です 最近は電源部はダイオード整流やIC化されたりしていますが、出力トランスや電源部は重量があり高額、大事になりますね 中華製のキットなどでは低電圧で動く真空管アンプもありますけど、本格稼働と言う訳にもいかないようです。
先日の12AU7真空管交換に続いて今回はLINE-AMP部に使っているエレハモの12AX7 2個を交換してみました(今迄特にトラブルは無かったですが興味本位です)今回はロシア管 SOVTEK社の12AX7LPSを使ってみました(若干安かったという理由です) 下が元々使っていた真空管です。
今回交換品 SOVTEK 12AX7LPS 双3極管 TSOV12AX7LPS ↓
エアパッキンで保護されていました ソブテックという名称でしょうね
交換後
12AU7×2 , 12AX7×2 他 交換して音楽を聴いてみました しかし何故か違うんですよね 高音が微妙なんです 高音が繊細な感じで出るのですが、高音のエネルギー感が若干弱いかなという感じですね 反面低音は出やすい傾向です 低音が好みの人?には良いのかもしれませんが、これは異論が有ると思います 独特の特徴のある真空管ですね ベースギターなど低音増幅に使うと良いのかも、そういう真空管なんでしょう。
実際に変更前と変更後に音楽を録音/再生したものをグラフ化してみました。
サンプリング周波数は96KHz 16bit カートリッジはSONY XL-TR88改
レコードはポールモーリア「45S1」 PHILIPS 45回転レコード A面全周。
1KHz付近から3KHz...10KHz辺りまで高域が下がっている?ような気がします 気のせい?
低域は逆に上がっていますね 交換前エレハモ12AX7 , 交換後SOVTEK 12AX7LPS
緑線はノイズです RIAA回路で低域は増幅されるので持ち上がります
結論
SOVTEKを諦め、現在は元のエレハモ12AX7に戻しました 私的には高域はハッキリと出ないと気持ち悪い感じですね SOVTEKの音質は一般的に言われている真空管の音質?なのでしょうが(誰も言っていないが...) 、通称タマ転がしばかりはやっておられません でも真空管で音質を操作出来るんだという事が判り(回路なのかもしれないが)勉強になりました SOVTEK 12AX7LPS は引出しに仕舞いました 何時か使うことがあるかも。
アマゾンレビュー読むと色々な聴き方、判定方法が有るものです オーディオの、オーディオ的な見方ですね(意味不明?)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00E9N0N92/ref=ppx_od_dt_b_asin_title_s00?ie=UTF8&th=1
サウンドハウスのレビュー ギター関連の人が多いのかな...
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/71678/
@3362yen
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購入金額
6,732円
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購入日
2023年11月16日
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購入場所
Amazon
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