レビューメディア「ジグソー」

貴重なあやちゃんセンターのデレステライヴ、無観客がよかった面もあり、残念な面もあり

「芋づる式洲崎綾 Part11」。Webラジオのキャラクターの面白さと、天使の歌声のギャップ萌えですっかりファンになった洲崎綾あやちゃんぺっちゃんあやっぺ)関連レビュー。12月といえばあやちゃんのバースデイがあるということで、それに向けてこの1年で増えてきた彼女の参加した作品や楽曲やラジオ関連商品、イベントグッズなど、幅広く芋づる式におよそ一ヶ月にわたりご紹介するシリーズレビューの11回目のついにラスト!。

 

そして所持する音楽データに対する私利私欲...イヤ私情私見あふれるコメント、音楽の杜。こういった分野のものは「好み」ですし、優劣を付けるのもそぐわない気がしますので、満足度の☆はあくまで私的な思い入れです。2020年初春から2023年GW程度まで猛威を振るった新型コロナ感染症によって、その期間人が集まるイベントは縮小や中止が相次ぎました。特に期間の後半は毒性がやや弱まり、対処法も判ってきたため、ある程度落ち着いているときはイベント開催が許可されましたが、感染の波が大きくなると、集会禁止の指示が出てイベントの中止や配信イベントへの切り替えが行われました。当初リアルイベント(配信併用)として企画されながら、無観客イベントに切り換えられ、しかしそれを逆手にとってARによるアニメーションなど視覚効果を大幅に取り入れ、配信視聴者を楽しませたライヴがあります。そんなライヴの記録をご紹介します。

 

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS。2011年開始のガラケーのカード育成バトルゲームを起点として広がってきたコンテンツ。カードバトルのキャラクターがアイドルのため、その持ち歌やゲーム内イベント関連で曲がリリースされ、マルチメディア展開として、それらをCV担当声優が歌うライヴが企画されてきた。2014年の1stライヴ

から毎年、多い年は年間10ステージ以上(同会場での連続開催含む)開催されていた。

 

ゲームの開始から10周年となる2021年も、年始から大きなライヴの開催が予定されていた。それが2021年1月9~10日に幕張メッセの国際展示場1~3を合わせたスペースで計画されていた「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS Broadcast & LIVE Happy New Yell !!!」。このライヴは、コロナ禍期間中に計画されたため、以前からあった地方の映画館などを用いてライヴを「中継」鑑賞する「ライヴビューイング」から一歩踏み込んで、ネット経由の生配信を取り入れ、有観客に加えて有料リアルタイム配信にて開催を予定していた。しかし、2020年末から急激に新型コロナ感染症の患者が増え始め、2020年12月23日の大規模イベントの人数制限に関する政府からの通達を受け、直前に無観客公演での配信のみの開催に変更された。これは振り返ってみると大英断で、実際ライヴのまさに前日、1月8日から2回目の緊急事態宣言に突入したため(期間は3/21まで)、有観客のメを残していたら大変なことになっていたと思うので、その部分はよかったのだが、さすがに開催2週間前での方針変更では、会場を広い幕張メッセから変更することは出来ず、演者は20,000人以上入るただっ広いハコを前に歌うことになった。

 

ただ開催までの短時間に企画が修正・強化され、生配信のレスポンスを最大限会場に取り入れる形に。以前はBD(DVD)特典として数曲が加工されていた、実写に文字やアニメを追加した映像効果「VISUAL M@GIC」を拡大し、「全編VISUAL M@GIC」とでも言えるような演出にして「配信ならでは」のステージに仕上げてきた。その公演を完全収録したのが本作、“THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS Broadcast & LIVE Happy New Yell !!! Blu-ray BOX”。2日間にわたり行われ、ひとりの出演者の重複もなかった2ステージの模様が収められている。

 

まず、DISC1と2は1月9日分の「Day1」。あやちゃんはこの日にだけ出演している。しかも、故郷の石川で行われた5thライヴの地方公演でさえ務めなかったセンターを任されていて、歌唱比率・トーク比率ともに高くなっている。

 

まずオープニングでダンサーや声優が配置された後、あやちゃんの「わたしたちぃ、シンデレラガールズです!」という言葉でライヴスタート、タイトルにもなっている「Happy New Yeah!(M@STER VERSION)」に移る。

踊りながらアイドルたち(を演じる声優)がステージに配置され...
踊りながらアイドルたち(を演じる声優)がステージに配置され...

 

このひセンターのあやちゃんの発声の後...
この日センターのあやちゃんの発声の後...

 

ライヴがスタート!
ライヴがスタート!

 

この曲では引き続きあやちゃんセンター。無観客ライヴで配信のみなので、途中で演者たちが、「あけましておめでとう~」と空の座席に向かって手を振るのが、目線のさきの会場にはカメラや照明があるだけでそのオペレーター以外は人っ子ひとりいないのが少し痛々しくも感じるが、アニメの声入れなどでは目の前には観客がいない...どころか別録りの場合は、会話している相手方の演者すらいないこともあるわけで、そういうときでも「気持ちを載せて」振る舞うのには案外慣れているのかも。

Day1はあやちゃんがセンターかつメインMC
Day1はあやちゃんがセンターかつメインMC

 

続くMC1はあやちゃんが廻し...とは言っても、メンバーの自己紹介中心なので、本領発揮?ではない。ただこのMCで、「Broadcast」ライヴならでの仕掛けが明かされる。バックスクリーンにある巨大ディスプレイに、リアル配信鑑賞している観客が振るデジタルサイリウムの色や振り方が反映される&コメントモードではコメントも表示できるらしい。そういう意味では、動画配信でVtuberたちがコメント拾いながら配信したり、歌枠でリスナーが演奏者に会わせた弾幕を飛ばしたりする感じで、単なる「中継」だった「ライヴビューイング」より何段階も進歩したシステム。さらに配信のみ、となったことでアイドルたちの舞台に派手なAR(Augmented Reality:拡張現実)エフェクトによる演出加工がされ、それも併せて鑑賞するということになる。

フロアのサイリウムは運営、バックスクリーンのは視聴者。ARのエフェクトも派手
フロアのサイリウムは運営、バックスクリーンのは視聴者が制御。ARのエフェクトも派手!

 

あやちゃんの次の登場は「命燃やして恋せよ乙女(M@STER VERSION)」。これはオリジナル歌唱は、高垣楓(CV早見沙織)、佐藤心(CV花守ゆみり)、三船美優(CV原田彩楓)、安部菜々(CV三宅麻理恵)、片桐早苗(CV和氣あず未)で、あやちゃんは入っていないのだが、Day2と違ってひとりもオリジナルメンバーが入っていないので?新田美波役のあやちゃんは変わらずセンター。他のメンバーは速水奏(CV飯田友子)、桐生つかさ(CV河瀬茉希)、遊佐こずえ(CV花谷麻妃)、緒方智絵里(CV大空直美)。ちょっと昭和歌謡っぽい?オトナの雰囲気の楽曲は、年少組?のふたり(遊佐こずえと緒方智絵里)にはやや合わないが(これはMC2でも花谷麻妃が他のMCに「ロリの方が歌うイメージなかった」と言われていた←こずえは11歳設定だからね...)、ギャル社長の桐生つかさ、大人びた性格の速水奏、最年長の新田美波には合っていて、「ちょっと背伸びしながら」垣間見るオトナの世界という感じが良く出てる。あやちゃんも会社員時代は、おじさん上司に合わせて?忘年会などでは演歌を歌ってたりしてたみたいなので、得意分野??

 

ススメ☆オトメ ~jewel parade~」は、元歌は“THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER jewelries! 001”に収められた曲で、属性別にCDが創られ、3属性(Cool、Passion、Cute)それぞれ計15人の歌唱担当がいたし、後にアニメ楽曲を収めたCDでCINDERELLA PROJECTの14人で歌われているので、結構関わった「オリジナルメンバー」は多いのだが、今回のメンツはその当時との入れ替わりが激しく、あやちゃん新田美波だけがオリジナルメンバー。ま、のこりのメンツ(後述)が比較的新しめの登場で、彼女たちに魅せ場を創りたかったのかもしれないけど...美波以外のメンバー:速水奏(CV飯田友子)、辻野あかり(CV梅澤めぐ)、白坂小梅(CV桜咲千依)、桐生つかさ(CV河瀬茉希)、椎名法子(CV都丸ちよ)、依田芳乃(CV高田憂希)、星輝子(CV松田颯水)

 

あやちゃん演じる新田美波にとって一番の魅せ場は、デュエット曲「Secret Daybreak(M@STER VERSION)」。2019年末にナゴヤドームで行われた7thライヴ、「Funky Dancing!

以来のライヴ歌唱だが、同じく飯田友子演じる速水奏とのオリジナルコンビ。ナゴヤドームでは、やぐらの遠く離れた両端で互いに背を向けて歌っていたので、イヤモニ頼りで、目を見かわしての連携は全く取れなかったようだが、今回は、同じステージ上で目線が届くのもあって、より連携バッチリに。そのステージはARでパルテノン神殿?のような造形がされ、雰囲気を出している。今回のライヴは配信のみと言うこともあり?ARを大胆に取り入れており、それまでステージセットは正月気分で?太宰府天満宮のような白と紅の神社スタイルで和風な感じだったのが、柱の部分はセットをそのまま流用するものの、石のような質感の映像を合成、それにARで屋根の部分を形成して美波がMVで歌う水中神殿のような雰囲気を演出している。この風景をバックに、烏屋茶房によるシカケが多い楽曲をふたりは熱唱。主旋律と対旋律が頻繁に入れ替わり、ふたりが対をなす別々の歌詞を異なるメロディで歌いながらも、合わせて一つの物語とするという、歌い手に力量を要求する楽曲を歌いこなした。

「」での神殿のようなARエフェクトすごかった
Secret Daybreak(M@STER VERSION)」での神殿のようなARエフェクトすごかった

 

あやちゃん以外に目を向けると、ちょうど「Secret Daybreak(M@STER VERSION)」に続いての歌唱となった眼帯アイドル?の早坂美玲の「Claw My Heart」が、ハイスピードでヘヴィで、テクニカルで、前曲の切ない感じの世界から一転して、その落差も含めよかった。CV担当の朝井彩加のダンスも気合が入っていて、ソロ曲のため歌いっぱなしなのにもかかわらず、激しい曲をずいぶん盛り上げていた。

「ひっかくぞ!」の早坂美玲が歌う「Claw My Heart」はハイスピードで派手!
「ひっかくぞ!」の早坂美玲が歌う「Claw My Heart」は、ヘヴィでハイスピード、そして派手!

 

ラストの全員歌唱の3曲以外の、これ以降のあやちゃん歌唱曲は、「君のステージ衣装、本当は…」と「絶対特権主張しますっ!」。

 

君のステージ衣装、本当は…」は「アイドルマスター シンデレラガールズ劇場 Extra Stage」のテーマソングの一つで、オリジナル歌唱メンバーは、速水奏(CV飯田友子)、白雪千夜(CV関口理咲)、佐城雪美(CV中澤ミナ)、的場梨沙(CV集貝はな)、荒木比奈(CV田辺留依)。この時は、そこから2人が残っており(雪美)、それに早坂美玲(CV朝井彩加)、夢見りあむ(CV星希成奏)、佐久間まゆ(CV牧野由依)、塩見周子(CVルゥティン)とあやちゃん演じる新田美波が加わっている。雪美がいるのでそちらを中心に曲を組み立てるのかと思ったが、ほぼ全員歌唱であまり魅せ場はない。

 

終盤近い「絶対特権主張しますっ!」は、この前の「OTAHEN アンセム」とともに、ラストの盛り上がりになだれ込んでいくきっかけの楽曲で、とにかくARが派手!もともとは“THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Passion jewelries! 002”に収められた、Passionの代表曲という感じの曲で、オリジナル歌唱は、高森藍子(CV金子有希)、堀裕子(CV鈴木絵理)、星輝子(CV松田颯水)、諸星きらり(CV松嵜麗)というPassionメンバーの楽曲。ただこのライヴには一人として参加していなかったので?、意外なことにCoolの新田美波(CVあやちゃん)と白坂小梅(CV桜咲千依)、Cuteの緒方智絵里(CV大空直美)、小早川紗枝(CV立花理香)という、まさかのPassionテーマ曲をPassion抜きで歌うということに。ただ、こういったアゲソングに関しては、キャラの声に前進力があればOKなので、無事盛り上がって終了。

なんにせよ「」はARがド派手w
なんにせよ「絶対特権主張しますっ!」はARがド派手

 

この2曲に関しては、センターからは外れてチームの一員という感じ。

 

最後に全員が出てきて、ライヴのテーマ「Wish you Happiness!!(M@STER VERSION)」を歌って〆。このときあやちゃんが「最後の曲になりました」というのだが、お約束の?「ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ...」というような反応がなくて、ちょっと物足りない(多分コメントスクリーンには映っていたのだと思うが、コメントは結構時差があったようで、とてもリアル開催の反応スピードではないので、画面に映っていたとしても多分タイミングズレだったろうけど)。

「」では、神社の画像がARで描画された
Wish you Happiness!!(M@STER VERSION)」では、ARで神社の画像が描画された

 

コメントスクリーンでは、アンコールを促す書き込みが...
コメントスクリーンでは、アンコールを促す書き込みが...

 

その後アンコールになるのだが、ここはコメントスクリーンで同時視聴者が頑張って盛り上げ、「青空エール(M@STER VERSION)」につなげる。Jリーグサッカークラブ、サガン鳥栖とのコラボ企画で生まれた歌で、応援歌。コロナ禍にある人類への応援ソング。最後のあいさつは、リアル開催だとそれぞれ「担当の」アイドルがいるはずなので、やったやらないで温度差ができてしまうところかもしれないが、配信では会場からの反応がないと間が持たないので?大型ライヴ初参加のメンツだけでサックリと。お目当てのアイドル(担当声優)からのお言葉がなかったのは、ひょっとしたら不満が出たかもね。

 

ただ、配信オンリーになったことで、有観客なら「お前、邪魔!」と暴動になりかねない?ステージ上にもカメラマンが配置されており、舞台後方で歌うような曲でも、演者ひとりひとりにアップがあって、そこはよかったかも。

舞台奥側のお立ち台?左端で歌っていても、担当カメラが寄れる位置にいる
舞台奥側のお立ち台?左端で歌っていても、担当カメラが寄れる位置にいる

 

DISC3と4は1月10日分の「Day2」。なんと今回、Day1とDay2でアイドル(担当声優)がひとりの重複もない。つまり「通し」で出演したキャストがいないという状態。

 

それもあってか、曲も31曲中(オープニングの「Happy New Yeah!!!」は歌唱なしなので除いてカウント)2/3が入れ替えられている。特にMC2からMC4に挟まれた中間部の2セクションが、前日との入れ替え比率が高い。

 

この日のセンターは「美波つながり」で?小日向美穂役の津田美波(津田にゃん)。美穂がCute属性だからか、全体的にかわいらしい曲の比率が増えている。

Day2。この日のセンターは津田にゃん。
Day2。この日のセンターは津田にゃん。

 

そんな中、美穂が絡む(しかもオリジナルメンバーで)のに、カッコ良さが勝っていたのが、「躍るFLAGSHIP」。元々小日向美穂北条加蓮(CV渕上舞)、佐藤心(CV花守ゆみり)の3属性アイドル歌唱の曲だが、花守ゆみり不参加のため、残りのオリジナルメンバーである津田にゃんとまいまいで歌唱。Passionのが抜けたからか、他はオリジナルメンバーなのに、シリアス度が増して?かなりかっこよい。

歌上手い津田にゃんとまいまいの「」は、マヂかっこよかった。
歌上手い津田にゃんとまいまいの「躍るFLAGSHIP」は、マヂかっこよかった。

 

津田にゃんがらみのCute曲としては、オリジナルも今回のライヴも全員Cuteという「きゅん・きゅん・まっくす」が「らしかった」。もともと津田にゃんはオリジナルメンバーではないのだが、道明寺歌鈴役の新田ひよりとともに、他のオリジナルメンバー(一ノ瀬志希役の藍原ことみ、前川みく役の高森奈津美)と見事に溶け込んでいる。この「きゅん・きゅん・まっくす」から「初夢をあなたと」まで、(「きゅん・きゅん・まっくす」以外はソロ曲なのもあって)単属性曲が続くのだが、ここは「配信のレスポンスの遅れ」を感じた。こういった合同ライヴの場合、よっぽど推し命、という人以外は歌っている人物(たち)のテーマカラーにサイリウムを合わせると思うが、その反応が遅い。だいたいほぼカラーチェンジが終わるまで1コーラス分以上かかる感じ。これが、本当のタイムラクなのか、ライヴ会場と違って周囲の景色が常に目に入る状態ではないので、あまり詳しくないアイドルの色を把握するのが遅れるのかは判らないが....

Cute曲、「きゅん・きゅん・まっくす」の1番が終わってもまだこの程度の
Cute曲、「きゅん・きゅん・まっくす」の1番が終わってもまだこの程度の統一感

 

曲の最後には(やっと)これくらい揃う
曲の最後には(やっと)これくらい揃う

 

あと、視覚効果でおもしろかったのは、「Needle Light(M@STER VERSION)」。 上条春菜(CV長島光那)、荒木比奈(CV田辺留依)のオリジナルメンバーで歌われたこの曲は、両アイドルが眼鏡着用者で、歌詞も♪曇るレンズの向こうに隠れた♪とか♪越えていく!レンズを通しその先へ♪と眼鏡が関わる歌詞のためか、眼鏡を通した映像のように、眼鏡のフレームが画面に映っていて、レンズ部分だけ映像がはっきりしているという様な効果も付けられていた。

この視覚効果は面白かった
この視覚効果は面白かった

 

残るDISC5と6は、DISC5がDay1の、DISC6がDay2のSpecial DISC。それぞれの公演日の、バックステージ(リハや楽屋風景、本番中の待機状態やハケた後のコメントなど)、いくつかの曲の抜粋になるが、設置カメラのうち3つを同時に流すMULTI ANGLEと、今回かなりARゴテゴテ?だったので、それらが「ない」non-AR EDITIONが収められている。non-AR EDITIONとの比較では、やっぱりARがないとスケールダウンするステージもあるので(特に背景側にARを使ったもの)、今回は無観客になったからARを使った...というより、元々ARありき、だったのかも。

バックステージではスタッフ全員シールドつけた重装備
バックステージではスタッフ全員シールド&マスクつけた重装備(左奥の一群)

 

インタビューも、演者間に遮蔽のアクリル板がそびえる
インタビューも、演者間に遮蔽のアクリル板がそびえる

 

は、メインの映像にはないカットが観られて新鮮
MULTI ANGLEは、メインの映像にはないカットが観られて新鮮

 

神殿のARがない「素の」舞台はこんな感じ
Secret Daybreak(M@STER VERSION)」も、神殿のARがない「素の」舞台はこんな感じ

 

今回今までのライヴと大きく違うのは、アニメ以来主役的位置づけのニュージェネレーションズの3人、島村卯月(CV大橋彩香)と渋谷凛(CV福原綾香)、本田未央(CV原紗友里)がひとりも参加しない(Day1、Day2ともに)ということ。「新顔アイドル」が多く、そのキャラクターのアピールイベントという面もあったようだ。そういうメンツ(担当声優)にとっては、無観客ライヴというのは、レスポンスがない分、ノりにくくはあるだろうが、客を前にした緊張、というのはなくてよかった面も??ただ大歓声を受けてのステージ、というのも得がたいシチュエーションだと思うので、そういった新人キャストたちにとって初の大型ライヴでそれが得られなかったのは巡り合わせの不運を感じるが。

 

このライヴが(人数制限や声だし禁止の措置が執られていたとしても)有観客で行われていた場合、現地の観客にはどのように「視えた」のか、興味があるところではあるが....

 

およそ1か月にわたった11回目の「芋づる式洲崎綾」も、あやちゃんの誕生日である今日12/25で終了。

 

今回時間がなくて、しっかりと通しで観返さないと語れない連続アニメ系はハナから取り上げるのを諦めていたし、実は日数を数え間違えていて、いったんエントリー(アイテム登録)はしたものの、結局レビューを書かず、そのままモチモノ削除したアイマスCDもある。まだまだレビューしたいネタも尽きていないのだけれど、このシリーズ、かなりの時間と体力と集中力を使う(わりには、閲覧数は伸びないw)ので、あやちゃん演じる新田美波がセンターを務めたライヴパフォーマンスが収められた本BDで今回はいったん休止。....次も来年この時期かな....

 

...ということで?あやちゃん、誕生日おめでとう!

購入店特典の“SPECIAL LIVE CD”も、げと。
購入店特典の“SPECIAL LIVE CD”も、げと。

 

【収録内容】

<DISC1:Day1 2021/01/09>

1. OPENING「Happy New Yeah!!!」

2. Happy New Yeah!(M@STER VERSION)

> MC1

3. 花簪 HANAKANZASHI

4. 命燃やして恋せよ乙女(M@STER VERSION)

5. プライスレス ドーナッCyu♡

6. ギュっとMilky Way(M@STER VERSION)

7. オレンジタイム(M@STER VERSION)

8. Snow*Love

9. Sing the Prologue♪

> MC2

10. ススメ☆オトメ ~jewel parade~

11. 夢をのぞいたら

12. Sunshine See May(M@STER VERSION)

13. Secret Daybreak(M@STER VERSION)

14. Claw My Heart

15. 美に入り彩を穿つ(M@STER VERSION)

16. ダイアモンド・アテンション

> MC3

※:洲崎綾参加楽曲

 

<DISC2:Day1 2021/01/09>

17. Take me☆Take you
18. 愛の讃歌
19. 世界滅亡 or KISS
20. 太陽の絵の具箱(M@STER VERSION)

21. あらかねの器
22. Athanasia
23. 君のステージ衣装、本当は…

> MC4

24. Brand new!
25. 青の一番星
26. OTAHEN アンセム
27. 絶対特権主張しますっ!
28. 情熱 ファンファンファーレ(M@STER VERSION)

29. GOIN'!!!
30. Wish you Happiness!!(M@STER VERSION)

31. 青空エール

> MC5

32. お願い!シンデレラ

※:洲崎綾参加楽曲

 

<DISC3:Day2 2021/01/10>

1. OPENING「Happy New Yeah!!!」

2. Happy New Yeah!(M@STER VERSION)

> MC1

3. 義勇忍侠花吹雪(M@STER VERSION)

4. 命燃やして恋せよ乙女(M@STER VERSION)

5. Never ends
6. ほほえみDiary(M@STER VERSION)

7. 幸せの法則 ~ルール~(M@STER VERSION)

8. Snow*Love

9. Sing the Prologue♪

> MC2

10. ススメ☆オトメ ~jewel parade~

11. ステップ&スキップ(M@STER VERSION)

12. Shinobi 4.0 忍者のすゝめ
13. Needle Light(M@STER VERSION)

14. 躍るFLAGSHIP
15. Joker(M@STER VERSION)

16. ダイアモンド・アテンション

> MC3

 

<DISC4:Day2 2021/01/10>

17. きゅん・きゅん・まっくす
18. 春恋フレーム
19. 思い出じゃない今日を
20. 初夢をあなたと
21. 印象
22. オルゴールの小箱
23. 君のステージ衣装、本当は…

> MC4

24. One Life
25. 弾丸サバイバー
26. オタク is LOVE!(M@STER VERSION)

27. 絶対特権主張しますっ!
28. 情熱 ファンファンファーレ(M@STER VERSION)

29. GOIN'!!!
30. Wish you Happiness!!(M@STER VERSION)

31. 青空エール(M@STER VERSION)

> MC5

32. お願い!シンデレラ

 

<DISC5:Special>

■BACKSTAGE

・Happy New Yeah!!!Day1

・メイキング・舞台裏映像~Behind the Scenes~

■MULTI ANGLE 【Tri-VIEW+3ANGLES】Day1
・Take me☆Take you

・Athanasia
・君のステージ衣装、本当は…

・Brand new!
・OTAHEN アンセム

・お願い!シンデレラ

■Happy New Yeah!!!Day1~non-AR EDITION~

・プライスレス ドーナッCyu♡

・Secret Daybreak(M@STER VERSION)

・愛の讃歌

・Brand new!
・OTAHEN アンセム

・情熱 ファンファンファーレ(M@STER VERSION)

・Wish you Happiness!!(M@STER VERSION)

■BONUS
・千川ちひろによる開演前のご挨拶

・千川ちひろによる終演後のご挨拶

※:洲崎綾参加楽曲

 

<DISC6:Special>

■BACKSTAGE

・Happy New Yeah!!!Day2

・メイキング・舞台裏映像~Behind the Scenes~

■MULTI ANGLE 【Tri-VIEW+3ANGLES】Day2
・Never ends

・Sing the Prologue♪
・ステップ&スキップ(M@STER VERSION)

・ダイアモンド・アテンション

・Wish you Happiness!!(M@STER VERSION)

・お願い!シンデレラ

■Happy New Yeah!!!Day2~non-AR EDITION~

・Shinobi 4.0 忍者のすゝめ
・躍るFLAGSHIP
・Joker(M@STER VERSION)

・きゅん・きゅん・まっくす

・弾丸サバイバー
・オタク is LOVE!(M@STER VERSION)

・GOIN'!!!
・青空エール(M@STER VERSION)

■BONUS
・千川ちひろによる開演前のご挨拶

・千川ちひろによる終演後のご挨拶

 

【出演】

<DAY1>

朝井彩加(早坂美玲役)、梅澤めぐ(辻野あかり役)、大空直美(緒方智絵里役)、
立花理香(小早川紗枝役)、照井春佳(櫻井桃華役)、都丸ちよ(椎名法子役)、
花谷麻妃(遊佐こずえ役)、牧野由依(佐久間まゆ役)、飯田友子(速水奏役)、
桜咲千依(白坂小梅役)、河瀬茉希(桐生つかさ役)、洲崎綾新田美波役)、
鈴木みのり(藤原肇役)、富田美憂(砂塚あきら役)、中澤ミナ(佐城雪美役)、
ルゥティン(塩見周子役)、生田輝(ナターリア役)、高田憂希(依田芳乃役)、
深川芹亜(喜多日菜子役)、星希成奏(夢見りあむ役)、松田颯水(星輝子役)
<DAY2>

会沢紗弥(関裕美役)、藍原ことみ(一ノ瀬志希役)、天野聡美(白菊ほたる役)、
高森奈津美(前川みく役)、津田美波(小日向美穂役)、新田ひより(道明寺歌鈴役)、
三宅麻理恵(安部菜々役)、嘉山未紗(脇山珠美役)、高橋花林(森久保乃々役)、
田辺留依(荒木比奈役)、千菅春香(松永涼役)、長島光那(上条春菜役)、
原田彩楓(三船美優役)、渕上舞(北条加蓮役)、松井恵理子(神谷奈緒役)、
村中知(大和亜季役)、森下来奈(鷹富士茄子役)、金子有希(高森藍子役)、
武田羅梨沙多胡(喜多見柚役)、田澤茉純(浜口あやめ役)、杜野まこ(姫川友紀役)

 

「"THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS Broadcast & LIVE Happy New Yell !!!" Broadcast LIVE SAMPLE MOVIE」

更新: 2023/12/26
洲崎綾推し的オススメ度

Day1センターなので、楽曲的にもトーク的にも楽しめる

バックスクリーンのコメントorデジタルサイリウム以外、観客の反応が全くない状態で、トークのタイミングなどがカンペキなのは、相手が見えないWebラジオで培ったテクニックと感性か。

 

ま、目の前にいる観客ゼロでスタッフのみというのは、通しリハーサルとほぼ同じ状態であり、緊張しぃのあやちゃんとしてはむしろやりやすかったのかも知れないが...

更新: 2023/12/24
必聴度

楽曲的にあやちゃんの歌唱が「堪能」できるのは多くはない

基本的にグループ曲が多いTHE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS楽曲、参加曲は多いが、特に最初の曲とラストの3曲は、フルユニゾンで「魅せ場」はない。

  • 購入金額

    29,700円

  • 購入日

    2021年08月頃

  • 購入場所

    コロムビア・ミュージックショップ

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