クラファンで支援購入した精密ドライバーセットです。
ビット差替式ドライバーのセットです
以前からiPhoneやMac miniを分解する時に特殊な先端形状の精密ドライバーを単品購入して使用していましたが、分解するたびに行方不明になったり紛失したりしていたので、よく使うサイズの精密ドライバーがセットになったモノが欲しいと思っていた時に、たまたま広告を見てしまい衝動買いしてしまいました。
後からAmazonで調べてみると、ほぼ同じ仕様と思われる同価格帯の精密ドライバーが見つかったので、特に新しい製品ではないようでしたが、何となく勢いで購入してしまいました。今思えばわざわざクラファンで支援購入しなくても良かったような気がします。。。
どことなく昭和感あるいはパチモン感のあるパッケージデザインで、書体のチョイスや装飾、影の付け方が初心者っぽくて懐かしさも感じますが、箱裏面の使用例にはiPhone14と書かれているのでれっきとした最新仕様(2023年8月時点)です。
微妙なパッケージデザイン
◇製品名:25in1 精密ドライバーセット
◇商品サイズ:162mm ×70mm×18mm
◇重量:200g
◇ケース材質:ABS樹脂(グレー)
◇ビット材質:S2 スチール合金ビット(硬度58~60HRC)
◇ペン型ドライバー:アルミ合金
◇用途:スマホ、PC、ゲーム機、メガネ、時計等
樹脂ケースは刻印や印刷無しの無地仕様です
ケース本体はエアコンや照明器具用のリモコンのようなサイズ感で、フタはスライド開閉式です。初めて手にしたと時は、どう開くのか一瞬戸惑いました。フタを開けるとズラリと並んだビットとペン型の軸部分が姿を現します。
スライド式の開閉フタ
24ヶのビットがズラリと並んでいます
ちなみにビットは磁力でケースに固定されています
プラス(+)ドライバーはもちろん
ヘクスローブネジ用も揃っています
中には絶対に使わないだろうと思われるものも...w
『25in1 精密ドライバーセット』ということですが、ビット(×24)とペン型ドライバー(×1)で計25という計算でしょうか?何となくスッキリしませんが、間違いではないので良しとすることにしました^_^;
この紙を失くす大変なことになりそう、、、
ビットは六角柱形状をベースにしたもので、胴部分には先端形状に合った品番が刻印されています。但し老眼な私にはほとんど解読できないので、添付されていた品番リストを参考にするしか無いようです。(全部取り出したら元通りに収められる自信がありませんw)
鉛筆のように六角形断面のビット
ビットは耐久性、衝撃・振動耐性に優れているとされる『S2鋼』という工具鋼でできており、とても硬い材料のようです。曲がることは無さそうですが限界を超えるとパキッと割れてしまうようです。ビットは全てブラスト加工が施されており、落ち着いた仕上がりになっています。切削痕やバリを取る目的だったのか。。。
変わった形状のビット
ビットは全て後からブラスト加工してあるようです
先端の超アップ、結構ガタガタしてます
個々のビットにはそれぞれの先端に合わせたナンバリング(刻印)が施されているので、間違うことは無いのですが、老眼にはかなり辛いサイズなので収納場所を間違えないように使うしか無さそうです。
刻印の一部、拡大すればしっかり分かります
ズラリと並んだビットの横にあるのがアルミ合金製のペン型ドライバーです。先端に六角形の孔があいているので、そこにビットを挿し込みます。
アルミ製ペン型ドライバー(スチールブルーのような黒)
ペン型ドライバー先端の六角孔
ビットをセットした状態
ペン型ドライバーの反対側は自由回転するようになっています
思いのほか使いやすかった!
まずケースはそれなりにコンパクトでちょっと長細いけれどポケットにも入れやすいサイズです。スライド式のフタもスマートで逆さにしてもビットがバラけないのがとても良いです。
割とコンパクトに収まっていると思います
逆さにしても落ちません!(ピンボケorz)
磁力でケースに収まっているため取り出しはやや面倒ですが、ビットの先端部分を押すと反対側が浮き上がるので、そこを摘み上げる要領で取り出すのがベストです。
取り出す時はビットの先端を押します
ペン型ドライバーは、胴の太さがちょうど良く、力が入れやすい形状に面取りされているので、とても回しやすいと思いました。丁度Mac miniのメモリ交換があったので、意識しながら使ってみましたが、硬めのネジも難なく回すことができました。
このような持ち方もあるようですが、
私の場合は大抵こんな感じです
何だかんだで使い勝手は良いと思います。ビットの付け替えも素早くできるし、作業中に脱落することも無さそうなので、想像以上に使いやすかったです。
Mac mini(2018)を分解してみました
全部で3種類のビットを使いました
とはいうものの、単体の精密ドライバーのほうがスリムで軽量なのでいくらか使いやすいかも知れませんね。特に複数のネジサイズを使い分ける場合は単体のドライバーを並べた方が効率的かも知れません。でもまぁ、私にとっては滅多に使わないものなのでこれで十分であると結論付けました。
ただひとつ、先端が小さいのと刻印が読みづらいのが難点なので、老眼鏡とセットで使わないといけないのが悲しいところです。(あっ、例え刻印が読めたとしても老眼鏡は必須でした...w)
先端が小さいのは製品の問題ではありませんね
規格の問題でした。。。
それにしても、世の中には100種類以上のビットを揃えた精密ドライバーセットもあるようですね。ちょっと興味はありますが、絶対に使い切れない自信もありますので、とりあえず私はこの『25in1』で満足したいと思います。
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購入金額
799円
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購入日
2023年08月頃
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購入場所
CampFire
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