ソフトバンク認定中古品ということで、メーカー整備品ではありませんので、付属品はなく本体とSIM、スタートガイドだけが届けられました。

メーカー整備品であれば箱（整備品用デザイン）、やLightningケーブル、SIMピン等はきちんと同梱されていますので…。

本体色はブラックです。正直意外と細かく打痕や傷がある個体でした。認定中古品といいますが、専門店の中古ランクでいえばせいぜいBランク程度でしょう。店によってはCランクになってしまうかも知れません。

翌日からは早速仕事に連れ出すことになりますので、SIMをセットして切り替え手続きを行います。

切替手続きは「My Y!mobile」から実施します。手続き後数分するとiPhoneに装着したSIMが通信状態となって利用開始となります。

今回はとにかく急いでいましたので、本体を注文した時点でケースを注文していましたし、丁度別件でいったパソコン工房の店舗でELECOM製ガラスフィルムが200円で売られていたので事前に購入済みでした。本体が届いてSIMが使えるようになった時点で、すぐにフィルムとケースを装着して持ち出せる環境としています。

Y!mobileのプロファイルをインストールして通信できるようにした時点で、早速モバイルルーター代わりとして使い始めています。正直まだ環境はそれ以上構築できていません。まあ、このあと数日発熱して寝込んでいたことも大きいのですが…。

現在並行して使っている他のiPhone、XS Max、11 Pro、SE3と比較してどうかといえば、通常の使用感はXS Maxが若干遅めに感じる程度で、他はどれも大差ないと思います。実際のところ純粋な性能で最も良いのは、この中ではSE3ということになるわけですが…。

通信速度に関しては12とSE3は5G対応ですが、私の行動範囲に5Gエリアは殆ど無く、4G LTEが不利と感じる場面は殆どありません。さすがに秋葉原辺りで使うと結構大きな差になると思いますが。

ただ、XS Maxや11 Proと比較して明らかに進歩したと思えるのはFace IDでしょう。12からはマスクやメガネの有無を登録できるようになり。私のようにメガネ＋仕事先ではマスクという人間にとってこれまで殆ど使い物にならなかったFace IDが、ようやく使えるようになったという印象です。11 ProはApple Watchと連携していますので、Apple Watchによるロック解除が使えてまだ良いのですが、XS Maxではもはや役に立たないレベルでしたからね。

以前と比べれば世代間の性能差は大きくないと思いますが、それでも世代が進むごとに目に見えて何かが進歩したと感じさせる辺りは、Appleらしいプロダクトデザインの巧みさだと思います。多くのAndroid端末と比べればサポート期限も長い場合が多く、高い金を払うだけの満足度は得られるのではないでしょうか。