2022年 3月26日 オメガとスオッチがコラボするカタチで発売開始された
バイオセラミック ムーンスオッチ オメガ
定価33,500円
左上から横方向に
サン・太陽 マーキュリー・水星 ビーナス・金星
アース・地球 ムーン・月
ジュピター・木星 マーズ・火星 サターン・土星
ウラヌス・天王星 ネプチューン・海王星 プルート・冥王星
それぞれ太陽系の惑星・準惑星をイメージした色 ダイヤル模様です。
スーパームーンの日などには、限定品として秒針に金メッキを施したモデルなども販売されますが
通常品も、スオッチ直販店に出向くか、
ムーンスオッチツアーと銘打たれた移動車販売でしか買い求めることができません。
通販なども見受けられますが、100%偽物だということです。
スオッチでは通販はしておらず、店頭の予約販売も受け付けていないようです。
発売当時は、私の住む京都市に直営店はなく、半ばあきらめておりました。
時々、友人に大阪や東京のスオッチ直営店に立ち寄ってもらい、
代理購入を依頼したこともありますが
「ムーンやマーキュリーなどの人気色は売り切れている」 の報告しかありませんでした。
あぁ! 30年前なら ホンモノのオメガスピードマスターも
ホンモノのブライトリング・オールドナビタイマーも
20万円前後で買い求めることが出来たのに!
今は90万円前後らしい。 そんなの買えるか!
ならば せめて ムーンスオッチが欲しい。
知らぬ間にムーンスオッチも2度の値上がりをしてるみたい。
その2度めの値上がりの日が 今年2023年の9月1日。
その日に京都の直販店がオープンするらしい。
徒歩圏内に住んでる弟に偵察に行ってもらうことにしました。
ムーンかマーキュリー(遠目にホンモノのオメガに見える色あい)があれば代理購入してもらおう。
はたして?
プラ製のクォーツ時計に4万円 納得できるヒトが世界中に一杯居た
ムーンもマーキュリーも在庫なしとの報告。
それなら第3希望のネプチューンはどうだ?
ホンモノとは違って青系の筐体だけど、巷でも人気色らしい。
残念ながら、それも売り切れておりました。
太陽、土星、火星、木星 それと地球があるとのこと。
予想外のモデルなので、自分の目で確かめてから決定したいけど、せめて写真は?
と依頼しましたが
店内の写真撮影は禁じられているとのこと。
カウンターの前まで案内されるのにも待ち時間が必要だったらしいし
逡巡している間に、全て売り切れてしまうかもしれない。
第4希望となりますが、「Mission on earth」:地球を選択。
販売価格は2度めの値上がりが適用されて 税込み40,700円でした。
各惑星に準じた色合いの紙箱が用意されます。
Tempareture 15℃
Has tectonic activity (地殻活動がある)
Home to rare elements (希少元素あり)
Has (liquid)water. (水あり)
箱横には、地球が4つの要素で記載されておりました。
赤い手提げ袋はスオッチオメガ購入者を紹介するHPでもおなじみのもの。
3眼式クロノ
ベゼルはタキメーター(1キロポスト通過時にストップウォッチが示す数字が時速となる)
スウォッチグループが持つ、クオーツ式クロノにはデートダイヤルがあるはずですが
本家に備わらない日付窓を付ける野暮はしないということでしょう。
樹脂製風防の中央には「S」の透かし彫りが、うっすら見えます。 これもホンモノと同じ。
またミネラルガラスを使わずに樹脂製風防を採用しているのも
無重力空間でガラスが飛散することを嫌ったホンモノに準じた選択です。
傷を恐れて保護フィルムを貼る手もありますが、
傷が気になる時はピカールなどで補修すれば良いと考えます。
裏蓋にはスオッチお得意の電池蓋。
蓋にはそれぞれの惑星をイメージした図柄がプリントされます。 これは地球。
コインで捻るタイプではなく、くぼみに精密ドライバー等を差し込んでこじるタイプ。
RENATA394が入っておりました。 国産電池ならSR936SW相当品です。
裏蓋は開かない構造のようで、ムーブメントの故障は時計の寿命を意味するようです。
販売時に係員から
「2年保証の間は、新品交換に応じますが、それ以降の故障は修理不可能である」旨
「保証書に加えて、本日お渡しするレシートの提示が求められる」旨を伝えられております。
筐体はバイオセラミックと呼ばれる、非常に軽くて強靭なモノで作られております。
セラミックとトウゴマの種から抽出したヒマシ油を原料としたバイオプラスチックを
2対1の割合で混ぜることで
セラミックの傷への強さと質感を維持しつつ、
セラミックの弱点であった「割れやすさ」を克服した新世代のサステナブル素材なんだとか。
一体成型の長所として、本家のムーンウォッチが持つバンド保持部の微妙なうねりも
上手に再現されております。
とにかく軽い本体ですが、ベルクロ製のバンドは 少々固め。
どのモデルを選んでも、ベルクロベルトには誇らしげに Speedmaster・MOONSWATCH と
インデックスと分針・時針・クロノ針に蓄光塗料が塗られております。
竜頭には OMEGAのΩ と SWATCHのS
少なくともムーンかマーキュリーを選べば、
ホンモノのOMEGAスピードマスターにNATOベルトを通した様に見えるかもしれない。
でもその実は、プラボディ(バイオセラミックとはいえ)にクォーツムーブメント
スオッチのラインナップから探せば1万5千円前後で手に入いる時計と同等品。
それに3倍近い価格を支払う値打ちがあるのかどうか?
でも世界中に「欲しい人」一杯いるみたい。
コンプリートしたい人も一杯いるみたい。
転売価格でも欲しい人がいるみたい。
折しも9月に入ってブランパンとコラボした ブランパンスオッチもデビュー。
あちらは自動巻ムーブメントで全5色展開 税込み60,500円だそうです。
北極海 太平洋 大西洋 インド洋 南極海 をイメージしたダイヤル。
まだ街で嵌めている人を見かけたことはありませんが、
5つで30万円ならぜんぶ頂戴っていう人もいるんだろな〜。 しらんけど
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購入金額
40,700円
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購入日
2023年09月01日
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購入場所
SWATCH ストア京都
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